髪の毛を自宅でセルフで染める場合は、美容室の仕上がりとはいかないまでも近づけるようなポイントやコツがあります。
まずは必要なものから紹介していきます。
髪の毛の伸びた上達もチェックしておきましょう。全体に塗るのか、伸びたところだけ塗るのかなどの塗り方があります。
白髪染めとカラーリングの違いとはなんでしょう。
またカラー剤を乳化させるといいそうです。詳しくご紹介します。
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髪染めをセルフでする前の準備と全体のバランス
美容室に髪を染めに行けないときは、自宅でセルフカラーという手があります。
最近では市販のカラー剤のバリエーションも増えてきて、好きな色を手軽に選ぶことが出来るようになっています。
セルフカラーでもきれいに染められるように、事前の準備は大切です。
事前の準備と一言で言っても、具体的に何を準備したらという疑問もありますね。
用意するもの
- カラー剤
- ハケ
- 手袋
- ケープ(なければゴミ袋で代用可能)
- 鏡
- 時計
- くし
- ラップ
- ヘアクリップ
- 新聞紙
- 脱ぎやすい前開きの服
- カラーの放置時間を過ごすための、飲み物や本など
手順
- 事前に床が汚れないように、新聞紙を敷いておきます。
- 服が汚れないように、ケープをします。
- カラー剤から保護するために、顔の生え際にクリームを塗っておきます。
- カラー剤が手につかないように、手袋をはきます。
ここまで事前の準備をしたら、実際に髪を染めていきましょう。伸びてきた根元だけ色が違っていないかなど、全体のバランスを見ながら染めていきます。
セルフで髪染めする時にあると便利なグッズの紹介
自宅でセルフで髪を染めるからこそ、あると便利だと思うグッズを紹介していきます。
あるとないとでは大違いなので、是非参考にしてみて下さい。カラー剤は絶対に必要なので、ここではあえて紹介に入れないでおきます。
- ハケ
髪にカラー剤を塗るときに、ハケがあると手を汚さずに均一に塗ることが出来ます。 - 手袋
素手だとカラー剤が直接ついてしまうことがあり、汚れや体質のよっては肌のかゆみを引き起こすこともあります。 - ケープ(なければゴミ袋で代用可能)
カラー剤が垂れても、ケープをしていると直接服が汚れずに済みます。 - 鏡
染める前の髪の色など状態の確認や、カラー剤が全体に塗れているかを確認するために必須です。 - 時計
カラー剤は一定の放置時間が必要ですが、放置時間を超えてしまうと髪のダメージの原因になります。
カラー剤を塗ってから、どのくらい経過しているのかを確認する必要があります。 - くし
カラー剤を髪全体に馴染ませるときに使います。 - ラップ
カラー剤を塗ってから頭に巻くと、地肌の体温を閉じ込めることが出来て、きれいに染まります。 - ヘアクリップ
ブロッキングしながらカラー剤を塗った方が、ムラなく塗ることが出来、塗り忘れを防ぐことも出来ます。 - 新聞紙
床にカラー剤がついてしまうと、意外と落ちないことが多いです。もし垂れても、新聞紙の上ならそのまま捨てることが出来ますね。 - 汚れても大丈夫な脱ぎやすい前開きの服
新しい服に、万が一カラー剤がついたらショックですよね。
汚れてしまうことを想定して、脱ぎやすい前開きの服に着替えておきましょう。 - 油性クリーム
顔の生え際をカラー剤から保護します。特に肌の弱い人は欠かせません。
セルフで髪を染めるときの白髪染め・おしゃれ染めの違い
市販されているセルフカラーの種類について
市販されているカラー剤には、大きく分けると二種類があります。
白髪を染めるための白髪染めと、カラーを楽しむためのおしゃれ染めです。
違いを知り、自分に適しているカラー剤を使うことで、よりきれいにセルフ染めすることが出来ますよ。
セルフの白髪染め
白髪染めの特徴は「染色力」の強さです。
白髪は黒い髪と違って、メラニン色素がほとんどない状態になっています。
色素のない髪に黒や茶色の色を入れるので、そのための染料が多く含まれています。
そして白髪染めで染めた色は、長持ちする傾向にあります。数カ月は色が持つので、頻繁に染める手間もありません。
色素のない髪に色を与え、長持ちする白髪染めですが、だからこそ失敗してしまったときに色を戻すことは非常に難しいです。
新たに染め直しても、色がなかなか入りません。数ヶ月して、色が抜けるまで待つ必要があります。
セルフのおしゃれ染め
一方おしゃれ染めの特徴は「脱色力」の強さです。
色素のある髪を違う色に変えるためには、脱色して色を入れることになります。
白髪染めに比べると色が褪せるのが早く、あまり長持ちしないことが多いです。その分、頻繁にいろいろな色を楽しむことも出来ます。
セルフで髪を染める時のポイントとは
セルフだからって、髪の色にムラが出来たり、思い通りにならないのは嫌ですよね。
そうならないために、まずは髪の状態を確認しましょう。
伸びた部分だけ色が違うのか、全体的に色に違いがないのかによっても塗り方が変わってきます。
地毛が伸びて色が違う場合、根元から毛先に向かって塗っていきましょう。
全体的に色の違いがない場合は、根元を後回しにします。
地肌の体温が伝わりやすい根元は、他の部分に比べると色が染まりやすいので、時間差で塗ることで色ムラを抑えることが出来ます。
反対に襟足、もみあげ、髪の毛先は温度が低く、染まりにくい部分となります。
体温だけでなく、室温も大切なポイントです。
室温が低いと染まりにくくなるので、20~30度の間に設定しておきましょう。
放置時間も、髪質によって調整しましょう。
髪が細く柔らかい人は、比較的カラーが入りやすいです。
表記されている時間より5分前後、放置時間を短くしましょう。
反対に髪が太く硬い人は、表記時間より5分前後長くおいておきましょう。
それ以上長くすると、髪のダメージにつながるので5分前後を目安にしましょう。
セルフで髪染めした後は、カラー剤を乳化させる事
乳化とは、本来混ざり合うことのないものが混ざる現象のことを言います。
例えばドレッシングを想像して下さい。
普段は二層に分離していますが、激しく振ると混ざり合いますよね。これを乳化と言います。
セルフの時もカラー剤を乳化する必要がある
- 地肌についたカラー剤をしっかり落とすため
- カラー剤を、再度ムラなく均一に馴染ませるため
この二つの目的があります。
地肌についたカラー剤をいきなりシャンプーしても、実はきれいに落とせていないことが多いのです。
地肌に残ったままだと、皮膚の炎症にもつながります。
一度カラー剤に軽くお湯を馴染ませるようにマッサージすると、非常にきれいに洗い流すことが出来ます。
38~40度のお湯が理想的な温度です。
カラー剤を洗い流した後は、トリートメントなどで髪を保護することも忘れないで下さい。
セルフ染めした色を長持ちさせたい
せっかくこのように頑張ってきれいに染めても、すぐに色落ちしてしまうと悲しいですよね。
セルフ染めした色でも、長持ちさせるポイントがあります。この一手間を加える事で完全なセルフ染めと言えるでしょう。
髪からラップを外して放置
カラー剤を放置するときに、ラップを頭に巻くと、地肌の体温を髪全体に伝えることが出来て、きれいな仕上がりになると紹介しました。
そのラップを外した後、すぐに洗い流すのではなく、さらに5分くらい放置します。
ラップを外すと先ほど温めた温度がだんだん下がり、このときに色を髪に浸透させていくのです。
表記時間よりも少し早めにラップを取り、冷ます時間を加えてみて下さい。
髪を洗い流す時に乳化させる
先ほど説明したように、カラー剤とお湯を馴染ませるようにします。
乳化する時間は2~3分と短めで大丈夫です。カラー剤をきれいに洗い流すだけでなく、長持ちさせてくれる効果もあるのです。