離婚をしたいけど、離婚届の証人になってくれる人がいない、いても1人しか証人を頼めなかった…。こんな時は離婚をすることが出来ないのでしょうか。
離婚届の証人に法的な責任はありませんが、結婚ならまだしも、離婚届の証人にはなりたくないという人もいます。証人がいない場合はどうしたらいいの?
そこで今回は、離婚届の証人になってくれる人がいないときの対策についてお伝えします。
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離婚届の証人が2人もいない!2人でないとだめ?
離婚するにもエネルギーが必要になりますよね。まず、離婚届には、証人になってくれる人が必要になりますが、離婚しようにも、その証人がいないと、物事が前に進みません。
では、その離婚届の証人がいない場合ですが、どうしたら良いのでしょうか?
離婚をする時ですが、証人が二人必要になります。その二人の証人がいない時ですが、離婚って成立しないのでしょうか?
協議離婚の場合は、保証人2名の署名・捺印は必要
答えからいうと、保証人2名は確実に必要になります。ただ、その保証人ですが、誰でも構いません。
あなたは「親類や友人ではなくてはだめですよね?」と思われるかもしれませんが、誰も構いません。
特に深く考える必要はありません。「この人どうかな?」と頼める人に署名と捺印をお願いしてみましょう。
離婚届の証人がいない時は代筆しても大丈夫?
離婚届には、二人の証人が絶対必要であり、その二人の証人ですが、特に親類や友人に限らず、誰でも良いことを上記では学んできました。
次に、離婚届の証人がいない時ですが、代筆は認められるのか認められないのかについてみていきたいと思います。
ずばり、代筆は認められません。というのも、離婚届の証人の欄ですが、第三者本人が直接書かなくてはいけないという決まりがあるからです。
仮に、あなたの友人や親類に書いてほしいとお願いして、直に書けないのであなたが代筆して、後で訴えられたとします。そうすると、負けるのはあなたになってしまいます。
法律で、刑法159条の「他人の署名を使用して文章を偽造した」というものがあり、罪に問われてしまう可能性が出てきてしまいます。
その為、離婚届の証人欄ですが、代筆ではなく、第三者本人に直接書いてもらいましょう。
離婚届の証人がいない時はどうしたらいい?
離婚届の証人ですが、代筆では駄目、裁判で訴えられたら、刑法159条により、罪に問われてしまうことを先程は学んできました。
次に、その離婚届の証人ですが、どうしても見つからない時はどうしたら良いのでしょうか。
まず、どうして離婚届の証人になりたくないか、恐らくその背後に働いている理由ですが、「人が離婚する時の証人になりたくない」からだと思います。
実際は、証人になるからといって、特に責任を負うことはありません。その為、離婚届の証人には、もっと気楽にサインをしても良いと思います。
ただ、それでも誰も見つからない場合もあります、その場合ですが、弁護士に依頼することも可能ですし、代行の利用も可能にはなります。その際に、ある程度の料金は発生しますが、「どうしよう、証人になってくれる人がいない、離婚することができない」と焦ることもありませんし、悩むこともなくなります。
証人がいなくても、それでもまだ道は開かれていきます。
離婚届の証人がいない時は「離婚届証人代行サービス」という手も
離婚届の証人になってくれる人がいない時は、弁護士であったり、代行に頼むことができるので、それでも離婚をできる境遇にはあることを上記ではみてきました。
ここでは、その代行してくれる、「離婚届証人代行サービス」についてより詳細にみていきたいと思います。
この代行サービスですが、上記でも少し触れてきた通り、離婚するにも、二人の証人がどうしても見つからない時に利用できるサービスになります。
気になる料金ですが、一人、約5000円から7000円が相場なようです。
二人分となると、この倍の料金を用意することになりますが、経済的に余裕があるのでしたら、離婚届に証人になる人がいない場合であっても、このサービスを利用して、離婚の手続きをすることが可能になります。
離婚するということで、色んなエネルギーが必要な時期だとは思います。そんな時に、証人がいないという境遇に陥ったとしても、代行サービスで離婚のステップを踏めます。証人がいないという問題もこれで解決され、不安も一つ減ってきますね。
離婚届に証人が必要なのはどうして?
離婚したくても、証人になってくれる人が二人見つからない。そんな時は、離婚届証人代行サービスを利用することで、離婚のステップを踏めることを上記では学んできました。
最後に、離婚届に証人が必要なのは、どうしてなのか、その理由を解明していきたいと思います。
離婚届に証人が必要な理由は、第三者によって作られた嘘の書類ではないことを証明するために、離婚届の証人が必要になります。また、離婚の為の覚悟を認識する為、感情のままでもなく、勢いで離婚することが無い様にするため、証人が必要になってきます。良く決めた上での離婚であることの証明になります。
上記の理由からわかる通り、離婚届に証人が必要にもそれなりの理由があります。離婚を決断する際には、十分話し合ってからにしましょう。