犬の里親について、実際に里親については色々なトラブルが実際に起きています。ワンちゃんを里親に出す時、今後のことを考えるためにも、実際にどんなトラブルがあるのかを知っておくことも大切です。
実際におきやすいトラブルには一体どんなものがあるのでしょうか。里親になるためにはどんな条件があるのでしょう。
そこで今回は、犬を里親で実際に起きやすいトラブルと、里親制度についてお伝えします。
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犬の里親トラブル・元飼い主からの連絡が多い
子供が犬アレルギーを持っていたり、引越しに伴いペットが飼えなくなるなど、何かしらの事情により犬を飼うことが難しくなった場合に「里親」を探すことがあると思います。
しかし、この里親には様々なトラブルが起こる可能性があります。
犬や猫などの里親トラブルで最も多いのが「元飼い主からの連絡」です。
譲渡契約を結び犬を引き取った後に、元飼い主さんが「犬は元気なのか?」などの状況を聞くために連絡をします。
譲渡後も犬の近況を定期的に知らせるという内容で譲渡契約を結んでいるのであれば問題ありませんが、そういった内容がない場合には干渉することは避けましょう。
元飼い主さんからすると、今まで可愛がった犬が心配で仕方無いのかもしれません。
ですが、執拗に細かく状況を聞く連絡が来ると、里親さんは信用されていないんじゃないかと不快に感じる場合もあるでしょう。
そのため、里親に出したのならば、遠くから見守り幸せな生活をしていることを信じてあげることが大切です。
もし、それができないのであれば最後まで責任を持って育てましょう。
犬の里親トラブル・里親詐欺には注意を
犬の里親トラブルのひとつで「里親詐欺」というものがあります。
里親トラブル!里親詐欺とは?
里親詐欺とは、引き取った犬などの動物を大切に育てる気もないのに、里親になると騙して動物を引き取り、引き取った動物を虐待したり、転売、遺棄などの行為をすることです。
この里親詐欺は、主にネットを利用して多発しています。
スマートフォンなどインターネットを使い里親を募集することは、里親を早く見つけることができ、携帯で気軽にやりとりができるなどのメリットがありますが、赤の他人に動物を引き渡すため虐待等に繋がってしまう危険もあります。
そのため、そうした詐欺から動物を守るためにも、里親に出す際には相手の身分や飼育環境などを事前に確認する必要があります。
ネットを利用して里親を探すということは、気軽に里親を探せる反面、それ相応の危険が伴うということを充分に理解した上で利用しなければいけません。
犬の里親の条件は厳しい!トラブルにならないために
上記でもご紹介したように、里親詐欺から動物を守りトラブルを避ける上でも、里親になる条件はとても厳しくなっています。
トラブルを避ける点から、里親さんの環境が以下の点に当てはまる場合には、里親候補としてオススメできません。
- 単身者、高齢者、学生、未婚のカップル
- 子供がいる
- 固定電話がない
- フリーメールでの問い合わせ
- 自宅がアパートやマンションなどの賃貸
- 留守時間が長くなる
- 動物の飼育経験なし
また、上記に当てはまらない場合であっても、里親候補として考えるのであれば、合わせて以下の点も確認することは可能か確認するようにしましょう。
- 里親さんの収入がわかるもの
- 里親さん自身と勤務先の連絡先
- 顔写真付き身分証明書のコピー
- 予防接種や不妊手術の証明書
- 定期的な近況報告
- 自宅訪問
里親を決める際には、里親さんになる人の連絡先等を知っておかなければいけません。
また、犬や猫を飼う上では定期的な予防接種と不妊手術が必要となります。
それらを受けさせることができるのか?なども合わせて確認するようにしましょう。
譲渡後のトラブルを避ける上でも、譲渡契約の内容を里親さんにしっかりと理解してもらった上で、譲渡をすることが大切です。
犬の里親になる前に!トライアル制度について
犬の里親になる前に、実際に犬と暮らして里親になれるかを見極めることができる「トライアル制度」という制度があります。
トライアル制度を取り入れている団体は多く、トライアル期間は1週間から長くて1ヶ月程度となることが多いです。
また、トライアル期間に掛かる費用は全て自分持ちとなり、犬を迎えるにあたり飼育環境を整える必要があります。
トライアル期間では、「飼い主や家族との相性」や「先住犬との相性」「犬の健康状態」や「犬を飼うにあたっての費用」などを確認します。
里親となり引き取った後の様々なトラブルを避ける上でも、このトライアル制度は非常に重要なものです。
いくら犬を引き取り大切に育てたいと思っていても、先住犬や家族との相性が悪ければ犬にとっても大きなストレスを抱えることになり、決して良い環境とは言えません。
そのため、このトライアル制度を利用し、犬を家族として迎え入れることができるのかをしっかりと見極めることが大切です。
犬の里親を動物病院で探すことについて
犬の里親を探すにしても、どんな飼育環境で育てられるのか飼い主さんとしては心配でたまりませんよね。
そんな心配を解消する上でも、動物病院を通して里親を探すことをオススメします。
犬の里親を動物病院を通して探すことで、飼育状態をしっかりとチェックしてもらえる場合があります。
また、里親探しを動物病院にお願いする場合、予防接種や不妊手術を済ませておく必要があります。
里親探しには事前準備が大切で、そうした事前準備をしっかりとしておくことで里親が見つかりやすくなります。
一方で、動物病院で里親探しをしていない場合であっても、動物病院に里親探しの張り紙を貼って貰えないか、知人で探している人はいないかなどを聞いておくようにしましょう。
動物病院に来院する人はペットを飼っている人が殆どのため、もしかすると張り紙を見て里親を考えてくれる人が居るかもしれません。