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ミナミヌマエビが脱皮を失敗してしまう理由と失敗を防ぐ方法

ミナミヌマエビは大きくなるために脱皮をしますが、成長過程以外で脱皮をしたり脱皮に失敗して命を落としてしまうこともあります。
脱皮を失敗してしまうのはなぜなのでしょうか。失敗を防ぐには?
水質に気を付け、ストレスを与えないようにすることがポイントです。
また、ミナミヌマエビはメダカよりもすぐに大きくなるので、混泳させる際には注意が必要です。

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ミナミヌマエビが脱皮に失敗してしまう原因

ミナミヌマエビが脱皮に失敗してしまう原因の一つには、「栄養不足」が考えられます。

脱皮するためには、カルシムなどの栄養素が重要になります

これら栄養分が不足していると、脱皮不全となる可能性が高いと言われます。

また、ミナミヌマエビを数匹飼育している場合には、栄養不足による共食いも脱皮失敗の原因になると考えられています。

ミナミヌマエビは脱皮した後の抜け殻を餌として栄養補給するのですが、他のエビの餌として標的となってしまうからでしょう。

脱皮と言う行為自体や共食いという観点からも、栄養不足は脱皮不全の原因となってしまいます。

水質悪化はミナミヌマエビの脱皮を失敗させるだけでなく、ストレスによる脱皮も促してしまう

ミナミヌマエビが脱皮に失敗する原因には、栄養不足以外に考えられることがあります。
それは「ストレス」です。

水質が食べ残した餌や排出物によって悪化すると、水質が変化することで浸透圧が変わってしまいます。
ミナミヌマエビは体に入り込む水を調整するために、脱皮を行なうことがあるのです。

ミナミヌマエビが脱皮を繰り返すのは、本来「成長のため」

水質の変化が原因で脱皮を繰り返すことは、ミナミヌマエビにとってはストレスとなってしまうでしょう。

その様な環境は、ミナミヌマエビにとって決して好ましいとは言えません。
本来の目的である「成長の為の脱皮」だけが、正しい脱皮ではないでしょうか。

ミナミヌマエビが脱皮に失敗しないミネラル豊富な水質を作るには

ミナミヌマエビの脱皮が失敗しないように改善するなら、飼育環境を変えるのが一番です。

脱皮不全の原因は、栄養不足や水質悪化など、飼育環境が問題だからです。

健康的な脱皮のためには、ミネラル豊富な水が必要

水中や餌からカルシウムやマグネシウムなどを吸収して殻を作っているからです。

特にソイルを使っている場合には、ソイルの軟水化作用に寄ってもミネラル分が不足してしまうので、定期的な補給が必要です。
ミネラル分の補給には、エビ専用のミネラルも売られていますが、ミネラルウォーターなどを使っている方もいます。

また、脱皮を繰り返すためには、たくさんの栄養も必要になります。
餌にもこだわると生存率だけでなく、抱卵率も高くなると言われています。

元気にミナミヌマエビを育てるために、飼育環境を見直すことから始めてみましょう。

脱皮に失敗して命を断ってしまうことも

ミナミヌマエビは脱皮することで成長しますが、脱皮は命がけの行為です。

失敗して命を落としてしまうことも多い

上手に脱皮できないと、尻尾や足に殻が残ってしまったり、頭と触覚に殻が残ってしまったりします。
その結果顔が潰れてしまったり、触覚が折れてしまったりすることもあるのです。

脱皮不全のエビはその後も元気に過ごせるのは少数で、多くは元気がなくなって最終的には命を落としてしまうことが多いです。

また栄養不足が原因で脱皮不全になってしまった時は、他のミナミヌマエビに共食いされることも多いです。
脱皮途中で共食いの標的にされると、お刺身の甘エビのような可哀想な姿になってしまうこともあるのです。

このように、脱皮はミナミヌマエビにとってはリスクの高い行為です。
本来の目的である成長の為の脱皮は、ミナミヌマエビが生きていく上で仕方がありませんが、ストレスによる脱皮は不必要ですよね。
可能な限りミナミヌマエビに合わせた環境を用意してあげるのが、飼育者としての努めではないでしょうか。

ミナミヌマエビを飼育する際の注意点

ミナミヌマエビを飼育する時に、重要になるのはやはり水質です。

ミナミヌマエビは水槽の掃除屋さんとしてメダカなどと一緒に飼育されることが多いですが、メダカに比べると水質には敏感な生き物です。
脱皮不全を回避するためには、水質管理には注意が必要です。

また水草についている農薬は、ミナミヌマエビにとっては劇薬にも等しいです。
「無農薬」と表記されていないものは、必ず農薬を抜いてから水槽に入れてくださいね。
輸入の水草は検疫の関係で農薬を使っているので、注意が必要です。水草の農薬は、ミナミヌマエビが命を落とす原因になります。

ミナミヌマエビの飼育では、水温にも注意が必要

高温は苦手で30℃を超えると動きは鈍くなり、次第に体がピンクっぽく変色してきます。
体の色が変わるのは危険信号ですから、直ぐに対処しましょう。
反対に低温には強く、0℃くらいまで下がると動きは鈍くなりますが生きているので、さほど気にしなくても問題ありません。
水温が上がれば、また活動は活発になります。

ミナミヌマエビは水質や水温などに注意が必要ですが、メダカとの相性は良いとされ、水槽の掃除屋さんとして頑張ってくれます。

ぜひ、飼育環境を整えて元気に育ててあげてくださいね。
活発に動く愛らしい姿で、癒やしてくれますよ。