春の花の代表といえば、スーッとのびた茎と可愛らしい花や色が特徴的なチューリップ。育て方も比較的簡単なので、花壇やプランターでもよくみかけます。
チューリップといえば球根での栽培ですが、花が咲き終わったチューリップはそのままですと弱っていきますので土から掘り上げましょう。
今回はチューリップの球根の掘り上げ時期について紹介します。
掘り上げ時期の他に、掘り上げ方、掘り上げた後の保存方法もご覧ください。
チューリップの球根は保存方法によって球根の寿命にも関係します。
保存していたチューリップの球根の植え方や、良い球根の選び方も紹介します。
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チューリップの球根の掘り上げ時期と掘り上げ方について
十分に可愛らしい花を咲かせてくれたチューリップをじっと眺めていませんか?写真も取ったし、近所の方からも「美しいチューリップが咲いたね」と褒められました。
次のステップですが、翌年にも花を咲かせて貰う為に、葉っぱはそのままにして、花の下の部分で切って行きます。
この作業をすることにより、球根に次の年にもお花を咲かせる事が出来るエネルギーが残されて行きます。そして、1週間に一度、水やりをして、様子を見ます。
チューリップの球根は、小さい物は捨てて、丁度良いサイズの物だけに絞る
次のステップとして、葉っぱが枯れて来た頃を狙って、球根の上の部分だけを残していきます。潔く、球根の上の部分、茎の部分を切って、球根だけの状態にします。
小さすぎるものは捨てて、丁度よいサイズの物だけを残します。色で分けて保存すると、来年植える時にも、色分けする事が出来て便利です。
掘り上げ時期や保存によって延びるチューリップの球根の寿命
チューリップが思う存分咲いてくれたら、次の作業は掘り上げ作業になります。チューリップは、保存の仕方が良好だと、4年花を咲かせてくれる様です。ですので、この掘り上げの作業、怠らない様に気をつけましょう。
「風通しの良い所」が鍵になる
掘り上げの時期として適切なのは、6月頃になります。その後、上記で説明している、球根の上の部分を切る取る作業をして、球根だけの状態にします。
その後は、ネットなどに球根を入れて、「乾燥させる」事に重点を置いて下さい。よく「風通しの良い所に置いて下さい」と言われると思います。それはどうしてかというと、球根を乾燥させる必要があるからです。
湿っている場所ではなく、「ここだったら、球根の乾燥が効くな」と思われる場所を意識して選んで、置いて行きましょう。
チューリップの球根に傷をつけないようにする
来年も綺麗なチューリップのお花を咲かせて欲しかったら、気をつける事は、球根に傷などをつけない様に注意して保存する事だと思います。運ぶ時など、注意しましょう。
チューリップの良い球根選びや色々な種類と特徴
出来るだけ元気なチューリップの花を見たいし、健康なチューリップの球根を選びたい。では、ずばり、出来るだけ重さがある物、傷などがない物、皮が萎れて無いものを選びましょう。
保存している球根の中でも、重さ、傷、つやで選んでいく
保存している物全てが、良質なチューリップの球根では無いと思います。きちんと保存していたつもりでも、傷がついてしまったり、十分な栄養が行かなくて、皮につやが無い物も出てきます。
良い球根は、重さが割とあり、傷もなく、つやも良い物になります。植える際はこの3点を基準にして、選んで植えて行きましょう。また、その際は、新しい土を使用して下さいね。
チューリップは色も沢山あります。
テレビなどで既に知っているかも知れませんが、基本的な赤に加えて、可愛らしいピンク、大人っぽい紫など、色も様々です。また、咲き方も、バラの様な、八重咲きもあります。ガーデニングを楽しみたい方は、違った種類のチューリップを選んでみても、楽しみが一つ増えると思います。
チューリップの球根の掘り上げ時期は重要?植えたままで良い場合とは
チューリップですが、一般的には、毎年新しい球根を買って、新しいお花を見るのが通常の考えになります。
原種のチューリップなら、あなたが気にしている掘り上げの作業などをしなくても、次の年には、また美しいお花を咲かせてくれます。育てる側からして見たら、手間要らずのチューリップになりますね。
ただ、それ以外のチューリップにも同じ球根で次の年も花を咲かせて欲しいと思ったら、掘り上げ作業をした方が、翌年確実に咲くという保証をつけることになると思います。
掘り上げ作業という手間を掛けずに、翌年にもうまい具合に花を咲かせてくれるチューリップは中々無い様です。絶対無いとは言い切れませんが、確実に翌年に同じ球根で花を咲かせて欲しいと願うなら、掘り上げ作業をした方が確率が高くなります。
手元にあるチューリップが原種で無ければ、掘り上げ作業という手間を掛けて、翌年の為に備えましょう。
チューリップの種まきについて
ガーデニングに凝っている方は「種」から育てる事を想像していると思います。
否定的な事を書くようで申し訳ありませんが、あまりお勧め出来る方法ではありません。というのも、種からチューリップの美しい花を見るには、時間がかかるからです。
チューリップを種から育てるには5年程の時を見込んだ方が良い
あなたはチューリップの花を見るのに、種から育てるとして、どの位の時を見込んでいますか?恐らく5年と聞いたら、「長すぎる」と感じていると思います。
この長い時間、絶対に育てるのが不可能だとは言いません。ただ、5年という歳月をチューリップの花を見るだけに費やするよりは、球根を購入した方が、あなたの時間も無駄にしないと思います。
種から育てて、5年という歳月を待つか、それとも球根から育てるか。
恐らく、球根から育てた方が、あなたの楽しみも増えると思います。種から育て上げることを、全くお勧めしないとは言いません。ですが、種よりは球根の方が楽しめると思います。
チューリップを同じ球根で翌年も咲かせたい方は、手間にはなると思いますが、掘り上げという作業をして行きましょう。この作業をする事により、球根が翌年も花を咲かせるエネルギーを溜める事が出来ます。ちょっとしたコツになりますね。翌年も美しいチューリップを見る事が出来ますように。