ついつい残ってしまう鍋料理。鍋にたっぷりと残った具材は捨ててしまうのはもったいないですよね。しかも、汁には具材から出た美味しい旨味がたっぷりと含まれています。
この鍋の残りを使って、何か別の料理を作れないかなと考える方も多いと思います。
そこで、鍋の残りの保存方法や、残った野菜の冷凍方法、美味しいリメイクアイデアなどをご紹介します。
残った鍋は、翌日にそのまま鍋としても食べることができますが、ちょっと手を加えると飽きずに食べることができます。
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冷蔵庫での鍋の残りの保存方法、傷ませないために
常温で鍋の残りを保存をしてしまうと、せっかく鍋の残りを捨てずに保存しておいたにも関わらず、痛んでしまって結局食べることが出来ずに捨てなければいけなくなるかもしれません。
なぜ鍋の残りを常温で保存してしまうと傷んでしまうことがあるのかというと、一度食べた鍋は直箸で具材をとっているということも多く、残り物の鍋の中には私たちの口の中にあった雑菌が移っています。
常温で鍋の残りを置いておくことによって、その雑菌が繁殖してしまうので傷んでしまって食べれなくなってしまうのです。
そのため、残り物の鍋を食べようと思うのであれば、雑菌が繁殖してしまわないように気をつける必要があるのです。
残り物の鍋に雑菌を繁殖させないためには、一度しっかりと火を通してから冷まし、冷蔵で保存しておくという方法がおすすめです。
一度しっかりと火を通すことによって雑菌を減らし、冷蔵することによって雑菌の繁殖を抑えることが出来るのです。
また、冷蔵庫で鍋の残りを保存しておくときには、鍋のフタやおたまの扱いにも注意が必要です。
鍋のふたは使ったものをそのまま冷蔵庫に入れるのではなく、一度洗ってから冷蔵庫に入れるようにすることによって雑菌の繁殖を抑えることが出来ます。
またおたまは鍋から取り出して洗って、また使うときに鍋に入れるようにしたほうが雑菌の繁殖を抑えることが出来るようになります。
鍋の残りは冷凍できるのか?冷凍での保存方法
実は、鍋の残りというのは冷凍保存しておくことが出来ます。
ですが、冷凍をしてから解凍をして食べると、食材の食感はかなり変わってしまいます。
そのため、鍋の汁を鍋の具材は分けて保存しておくのがおすすめです。
鍋の汁はまた今度鍋をするときの汁として使うのもいいですし、別の料理のダシとして使用するのもいいでしょう。
しかし、長い間いつまでも冷凍保存しておけるわけではないので、早いうちに食べきるようにすることがおすすめです。
多く切りすぎた鍋用野菜の残りの保存方法
鍋をするために食材を買ったにも関わらず、食材を買い過ぎてしまったり切りすぎてしまうということがあります。
そんなときには鍋に無理やりにでも入れてしまおうか、他の料理で何とか使ってしまおうかと悩む人が多いのではないでしょうか。
買いすぎてしまった食材や切りすぎてしまった鍋用の食材は、冷凍保存しておくことが出来ます。
鍋に入れることが出来たり、他の料理で使うことが出来る場合には冷凍させることなく使ってしまってもいいですが、どうしても使い切ることができないという食材があるときには冷凍保存をしてしまいましょう。
例えば、鍋に入れる食材として欠かせない白菜ですが、白菜はざく切りにした状態で冷凍保存のすることが出来る袋などに入れて冷凍保存しておくことが出来ます。
白菜他にもネギやキャベツなども同様に、切った状態で冷凍保存しておくことが出来ます。
また、きのこ類などは石づきを取って、まとまっている状態からばらばらな状態にしてから保存をしておくと、解凍したときに使いやすいです。
鍋の残り汁は旨味が凝縮された美味しいスープ
鍋の残り汁は、鍋に入れた具材などからダシが出ていて、旨味が凝縮された美味しいスープとなっています。
この旨味が凝縮されたスープを堪能することなく捨ててしまっては大変勿体ないです。
鍋の残りの汁は、実はいろいろな料理にリメイク料理として活用することが出来る
例えば、鍋の残り汁とご飯、卵があるだけで簡単にダシの旨味たっぷりのおじやを作ることが出来ます。
また、鍋の残り汁をダシとして活用して、和風鍋だった場合には和風パスタ、洋風鍋だった場合には洋風のパスタを作ったりすることも出来ます。
鍋の残りに片栗粉を入れるとあんかけレシピに
鍋の残りをそのまま別料理にリメイクしたい場合には、鍋の中に水で溶いた片栗粉をいれるだけで簡単にあんかけを作ることが出来ます。
鍋の残り汁にはしっかりと味がついているので、片栗粉を溶かすだけで美味しいあんかけを作ることが出来るのです。
また、鍋に汁だけではなく具材もあれば、あんかけ料理としてご飯や麺にかけて楽しむことが出来ます。