旦那が子供を差別していると感じてしまうと、なぜこんな差別をするのか、どうして平等に接してくれないのかと悩んでしまうでしょう。
旦那が子供を差別する場合、妻として母親としてどう対処すべきでしょうか。そもそもなぜ子供を差別するのか、その原因とは?
妻として母として、今あなたができることはあります。子供の気持ちに寄り添ってあげましょう。
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旦那が子供を差別、妻として母親としてどう対処すべきか
「旦那が子供を差別している」そんな時、妻として母親としてどう対処すべきか考えてみましょう。
人間誰しも友達や、会社の同僚などに対して「好き」や「嫌い」などの感情を持っています。
それは、残念ながら家族間でも発生してしまいます。ただそれで怖いのは「無意識に出てしまう」という事です。
ですので、旦那さんが「子供を差別しているな」と感じたら、子供がいないところでそれをきちんと言いましょう。
「え?そうだった?」と、自覚がなかったために驚く旦那さんもいるでしょう。
あなたが言うことで、次からは意識を改めてくれるはずです。
中には「こっちの子の方が可愛いんだから、差別するのは当たり前だろ」などという、わかっていて差別をする旦那さんもいます。
これは絶対に子供には聞かせられない言葉です。
それをすると、「可愛がられない子供がどんなに傷つくか」、「可愛がっている方にも悪影響が出る可能性もある」という事を伝え、「心では思っていても、決して表面に出さないで欲しい」ということも伝えましょう。
旦那が子供を差別するのはなぜなのか
旦那が子供を差別するのはなぜなのでしょうか。
- 自分に似ているから
自分が大好きな人は、自分に似ている子供を自分の分身だと思って可愛がる時があります。ただ自分に似ているからといっても、別の人格であることは変わりありません。 - 出来が良いから
成績が良かったり、スポーツが秀でているなど、優秀で出来のよい子供が可愛がられることはよくあります。
「ご褒美」と称して優秀な方にだけおもちゃを買ってあげたり、美味しいものを食べさせることで、優秀ではない方が頑張ると思い込んでやっている場合もあります。 - お兄ちゃん(お姉ちゃん)だから、または末っ子だから
家で商売をしているなど、家業を継がせようとしている場合に長男を特に贔屓することがあります。
また、旦那さんが女の子には甘いタイプだと、お姉ちゃんだけには優しいという事もあります。
他にも、男女関係なく一番下の子をいつまでも子供扱いして、甘やかすこともよくあるケースです。
子供を差別する旦那、自身の過去が影響しているかも
「子供を差別する旦那」それは自身の過去が影響しているかも知れません。
旦那さんの親が優秀な子だけを贔屓していたというのであれば、それを当たり前だとして子育てするパターンがあります。
旦那さんの意志だと思っていても、育った家庭が大きく影響することもあります。
もしそうなら、あなたから「それをしすぎると、出来ない子がいじけてしまう」などと伝えてあげましょう。
例えば、オリンピックでは1番になった人には金メダルが与えられます。そういった事を家でもしようとするのも一つの教育法かも知れません。
しかし、露骨にご褒美や態度に差が出てしまうと、「どうせ頑張ったって、優秀な方ばかり可愛がられるに決まっている」と思い込み、ますます頑張らなくなってしまいます。
ですので、「100点以外認めない」ではなく、点数を少しでも取れたのなら「頑張ったね」とねぎらいの声をかけてあげましょう。
本当にテストで好成績を収めて欲しいのであれば、言うべきことは「勉強しろ」ではありません。一緒に勉強をして、子供にわからないことがあれば根気よく教える事です。
また、勉強の中には親でもわからないことがあると思います。
そんな時は素直に「自分もわからないから、一緒に調べよう」といって、勉強する姿勢を見せれば、子供も勉強が好きになり、成績も良くなるはずです。
兄弟差別を受けた子供に生じる影響とは
兄弟差別を受けた子供に生じる影響とは、どのようなものなのでしょうか?
それは、贔屓された子にも、されなかった子にも生じます。
能力を正しく評価されていれば、あまり問題ありませんが、ただ「可愛いから」などという理由で大した成果もあげていないのに褒められて育つと、社会に出た時に、ちょっとしたことでも褒められなければ、それを不満に思い、仕事や恋愛でも上手くいかなくなってしまいます。
また、これの逆のパターンで勉強などで好成績を収めて来たのに可愛がられなかった子供は、大人になっても、自己評価が低く、美人だったり仕事が出来ても「自分はみんなより下の人間だから」と卑屈な人間になってしまう可能性があります。
子供はいつかは親元から離れなくてはいけません。
その時に、褒められすぎて、能力もないのに「自分は誰よりも偉い」などと誤った評価をする人間になってしまうと、周囲の人から敬遠され、孤立してしまいます。
また、容姿をけなされすぎて、充分可愛らしい顔をしているのに気にしすぎる人になってしまう可能性だってあるのです。
旦那が変わらなくても母親として子供に精一杯の愛情を伝えてあげよう
「子供を差別しないで」と何度もお願いしても、一向に改善しないことが残念ながらあります。
そのように、旦那が変わらなくても母親として子供に精一杯の愛情を伝えてあげましょう。
同じ兄弟でも、頭の良さや足の速さなど、能力の差が出てしまいます。
また、能力の差だけではなく、「お兄ちゃんだから」、「下の子だから」などの理不尽な理由で差別される事もあります。
そういった時は、母親が差別されている方の兄弟をしっかりフォローして、良いところを褒めてあげましょう。
どんな子供でも褒めるべきところは必ずあるはずです。
「絵が上手」や「お友達に優しい」、「ご飯を美味しそうに食べる」、「ゲームをしている時の集中力がすごい」など、どんな事でも構いません。
「でもゲームって、役に立たないでしょ」なんて思う方もいるかと思いますがそんな事はありません。
ゲームに携わる仕事に就く事が出来るかも知れませんし、今はゲームのプロプレイヤーもいます。大人から見て「くだらない」と思っても、将来に役立つことが必ずあります。