モラハラをする父親のもとで育った子供は、そのことがトラウマとなって性格や将来に悪影響を与えてしまうこともあります。
では、モラハラの父親にはどのような特徴があるのでしょうか。実際に子供に与える影響は何なのでしょう。
モラハラは子供の将来や性格にも悪影響を与えてしまいます。父親のモラハラが子供に与える影響について知って、早めに対処を行いましょう。
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父親が子供にモラハラ?モラハラの定義とDVとの違い
職場でもパワハラであったり、セクハラが問題になったりしますが、家庭でもモラハラが原因になって、子どもに悪影響を与える事もあります。父親が子どもにモラハラした際、それは子どもにどういった影響を与えるのかお話します。
モラハラとDVの違い
- モラハラ:精神的な暴力、嫌がらせという意味(身体的な暴力は含まない)
- DV:暴力、暴言を含む、身体的な暴力
モラハラとDVの違いは身体的な暴力を含むか含まないという点が上げられます。またモラハラは、相手に性格を否定されるので常に自分に対して自信がなくなってきます。どちらにしろ、モラハラもDVも受けたくないですね。
モラハラの父親は子供悪影響!モラハラの特徴
家庭内でモラハラやDVがあることが問題になっていますが、モラハラとDV、具体的に何が違ってくるのか、上記ではそれぞれの定義についてみてきました。
モラハラをする父親は、子どもに悪影響を与えてしまいます。
モラハラと言われる行動とは
声を上げて、子どもに対して圧力をかける
家族を自分に従わせたい。その為、自分に従う時は機嫌は良いのですが、従わない時は機嫌が悪く、声を上げて圧力をかけてしまう。
子どもにきつく当たり、逃げ道を与えない
子どもに対しても容赦なく言葉で追い込み、子どもの心に傷を付けてしまうと。子供に逃げ道の無いような追い詰め方。
自分ができないことを子供に要求する
自分自身ができないことを子どもに要求し、できないと怒り出す。子どもが「お父さんだってできてないでしょ」というと余計怒るので、子どもは小さくなるしかありません。
父親からのモラハラを受けた・モラハラの家庭で育った子供の特徴
モラハラの父親が子どもに与える影響、またどんなものがモラハラに当たるのか、その特徴について先程は触れてきました。
父親からのモラハラを受けた子供はどのように成長するのか
怒りやすい
親に似てくるといいますか、子供もすぐ怒りやすくなってきます。口調も荒くなってしまいやすいでしょう。
笑わせようとする
どうにかこの状況を改善したい、その発想から冗談を言ったり、笑わせる傾向を持つ子供に育ちます。親からしたら、少し心配になるようです。
優等生になる
自分が優等生になれば良いのだと思い、優等生になろうとします。お母さんを喜ばせようと必死になります。
上記だけがモラハラを受けた子供の特徴ではありませんが、参考にしてみて下さい。
モラハラが子供に与える影響について
モラハラが子供に与える影響についてみていきたいと思います。
人を傷つけても、自分でも気づかない。幼い頃から自分が一方的に傷つく環境で育っている為、自然と同じことを周囲にしてしまいます。その為、友達とトラブルになることもしばしばあります。
怒られたとしても、何が悪いのか理解できず、逆により傷ついてしまい自分に自信が持てなくなってしまいます
否定的な言葉ばかりを受けているため、自分に自信を持つことができなく、その結果引きこもりであったり、摂食障害や精神的な病気を抱えることもあります。何事にも原因があり、結果があります。
父親のモラハラが子供のトラウマになることも
モラハラを受けた環境で育った子供ですが、どんな影響を受けることになるのか、先程は2つの影響について触れてきました。
父親のモラハラは子供にとってトラウマになることもある、そんな点について触れていきたいと思います。
子供心には夫婦仲が悪いと異性に対して感心がなくなったり、結婚に関して興味がなかったり、自分に自信がない、自分に対して消極的であるなど、マイナスな面が目立ってきます。
夫婦喧嘩をしている夢をみてしまったり、何をしても完璧じゃないと満足感が得られなかったり、子供が受ける影響は大きいのだと思います。
家庭の中でモラハラがある場合、子供への影響も考えて離婚も視野に
世の中にはセクハラ、パワハラ、モラハラなど、解決しなくてはいけない問題が沢山あります。その一つが家庭内でのモラハラです。家庭内でそのような問題があるのなら、解決していく必要がありますよね。子供にもマイナスな影響が出ますし、より良い環境で子供を育てる必要も出てくると思います。
上記では家庭内でモラハラが存在すると、子供にどんな影響が出てくのか、具体的にみてきました。同じことを周囲にすることもあれば、自分に自信がない状況が続いたり、異性に興味がない、また心の病気にかかる可能性も指摘してきました。
状況にもよりますが、十分な支援を受けれる環境にあるのであれば、「離婚」を視野に入れても良いと思います。家族でカウンセリングを受けたりすることも可能ですが、状況が好転しないのであれば、離婚して、新しい道を歩むことも可能な選択肢になります。