お子様が幼稚園や保育園に通うようになると、園でもいろいろな絵を描くことがあります。
壁に張り出された絵を見て、「他の子よりも下手かも…」そんなことを感じる方もいると思います。
お子様の絵が上達するためには、家でもちょっとしたコツで今よりも上手く描けるかもしれません。
そこで、絵が苦手な子供でも、絵が上手くなる方法をご紹介します。
難しいことはありません。一番はお子さんが絵を楽しいと感じてもらうことが大切です。
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絵が上手な子供と苦手な子供の違い
まず、絵が上手な子供と苦手な子供にはどのような違いがあるのか見ていきましょう。
大きな違いとしては、描く対象物を形でとらえることができているかどうかが絵のうまさを左右します。
絵が上手な子は、描こうと思った物の形をそれぞれ部分ごとに思い出して分けて描くことができます。
一方絵が苦手な子供の場合は描こうと思った物の形を部分的にとらえることができず、漠然と全体のイメージしか浮かぶことができません。
頭に書きたいもののイメージは湧いていても、部分的な物を描くことができないと対象物をどこから描けばいいのかわからないのです。
絵を上達させるためには物の形を部分的にとらえることが大切になってきます。
子供の頃から物の形をとらえることが苦手な子供は、大人になっても物の形をとらえることができずに絵が下手なままという場合が多いです。
子供の絵が苦手な原因は観察力や想像力のなさ
他にも絵が苦手な子供には以下のような特徴があげられます。
まず、絵が苦手な子供は観察力があまりない場合が多いです。
そもそも絵を描くには対象物の形をある程度どういったものなのか理解する必要があります。
普段から鋭い観察力で物を見ている子供の場合、物の形を理解している場合が多いので絵を描くときにも役立ちます。
人物を描く際も、人の体のつくりを理解している方がより上手な絵を描くことができるでしょう。
そして、絵が苦手な子供は想像力があまりない可能性があります。
絵は実物を見ながら描くほかに想像して描くことが多いと思います。
想像して絵を描く場合、想像力に乏しいと漠然としたイメージしか湧かないので絵にするのが難しいことが言えます。
細かなところまで想像することができないので、出来上がる絵もふんわりとした絵になってしまいがちということです。
ですが、やはり一番の理由としては絵が苦手な子は絵を描く機会が少ないことが理由となっている場合が多いです。
絵が上手な子供も、最初から絵が上手というわけではありません。
絵を描く回数が増えるほど徐々に絵を描くのが上手になっていくと思いますので、絵が上手になりたい場合は回数を重ねるのが最も大事であるといえるでしょう。
絵が上手くなる方法はまず基本の線や形を練習
では、子供の絵を上達させるために効果的な練習方法をお伝えしていきます。
まだ絵も描いたことがない子供に好きなものを書いてみるように言っても何を書けばいいのかわからないでしょう。
親が子供にある程度絵を描くための基本を教えてあげることが大切なのです。
まず、基本的なものとして、線を描く練習をしましょう。
線にもいろいろ種類があり、縦線、横線、ぐるぐる線、うずまきなど様々ありますので子供に練習させてみましょう。
次に基本的な形である円、三角、四角の書き方を練習させていきましょう。
この時、完璧な形を目指す必要はありません。
徐々に回数を書いていけば上達するので、まずは図形の書き方に慣れてもらえることを目標にしましょう。
図形の書き方を学んだあとは、それぞれ線や図形を組み合わせて絵を描くことを教えてあげましょう。
簡単な絵であれば線と基本的な図形で大体のものは描くことができるのです。
線や図形を組み合わせて描くことで子供は物の形をイメージして描くことができるようになるのです。
自分で描きたいものの形を絵にすることができればどんどん絵を描くのが楽しくなるでしょう。
絵を描くのが楽しくなれば自分でどんどん絵を描きたくなりますので回数も自然と増えていきます。
絵を描く回数が増えれば自然と絵の描き方もわかって来るので絵が上達していきます。
子供の絵が上手くなる方法は観察力を鍛えること
子供の絵が上手くなるためには観察力を鍛えることが重要になってきます。
物の形をとらえることができるようになると絵が上手になるとお伝えしました。
そのため、物の形をとらえるために観察力を鍛える必要があるのです。
観察力を鍛えるのは子供だけでは難しいので親が誘導してあげるようにしましょう。
例えば、動物や食べ物を見る場合もただ名前を伝えるだけではなく、細部にも目が行くように話しかけてあげましょう。
動物であれば、動物の特徴である部分を言葉で教えてあげると、子供は自然と見て観察するようになります。
子供の絵が上手くなる方法は描くのが楽しいと思えること
自分の子供が絵を上手く描けるようになるためには、多くの回数を描くことが必要になります。
子供が絵を描くことを楽しいと思うようになれば自然と絵を描く回数も多くなり上達させることができるでしょう。
子供が絵を楽しんで絵を描けるようにするためには、大人が子供の描いた絵をけなしたり、ほかの子供たちと比べてはいけません。
また、子供が絵を描きたがっていないのに無理に描こうとさせると子供は嫌がって絵を描きたがらなくなるでしょう。
子供が絵をうまく描けるようになるためには、絵を描くことを好きになってもらうことが一番の近道なのです。