お子さんが幼稚園に通っている場合、ほとんど幼稚園にはPTAがありますね。
PTAの役員の中には会計という役割もあります。
会計というのでお金を扱うことになるのでしょうか。仕事の内容を確認してみましょう。
幼稚園によって大きな違いはあるようです。先輩ママの体験談も紹介します。
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幼稚園のPTAは忙しい。会計も忙しい
幼稚園のPTA役員の役割とは、どんなものなのでしょうか。ちょっと時間があるからと、安易にPTA役員を引き受けた人もいるかもしれません。
PTA役員は忙しいという話をよく聞きますが、実際はどうなのでしょうか。
忙しそうというだからという理由で、何処の幼稚園でもPTA役員に立候補する人は少ないでしょう。実際、PTA役員は本当に大変です。大変な上に報酬はありません。ある意味、究極の奉仕と言っても過言ではないでしょう。
その活動は、主に幼稚園行事の手伝いが多くなります。他にも、PTA運営による行事や一般PTAに向けての広報を発行したり、親睦会を開催する事もあります。
行事の補助は、各クラスの選抜された役員等でこなす事になります。一人一役として全保護者が何かの係につき、作業を分担している幼稚園もあります。しかし、その取りまとめは最終的にPTA役員の仕事です。人数の多い幼稚園だったり、やる気のない一般のPTAをまとめていくのは非常に骨の折れる仕事です。
事実、PTA役員は、行事の準備だけでなく、打ち合わせも多く、幼稚園にしばしば行かなければなりません。それだけでは無く、自宅でも、打ち合わせの連絡や幼稚園からの問い合わせ、書類の発行など、やることも多いのが現状です。
ですから、家族の協力、そして奉仕する精神、そしてその忙しさを無難に熟すことができる気力と体力を備えていなければ出来ないのがPTA役員なのです。
行事のたびに、PTA会費は動きます。幼稚園で何か購入したなどという連絡が来ることもあるでしょう。PTA会費の入出金も多くなれば、帳簿の管理もこまめに行わなければなりません。
会計だからといって、会計の仕事だけをしていれば良いという訳ではないのです。役員として打ち合わせに参加し、一般PTAを取りまとめるというのは、PTA役員としてはどの役職についたとしても同じでしょう。
幼稚園のPTAの会計監査の仕事はこんな仕事
幼稚園のPTA役員の役職のうち、お金に関わる役職として、会計と会計監査があります。実際に、会計監査しか無い幼稚園もありますが、そのような場合は、幼稚園のPTA会費は幼稚園側の経理担当者が管理してくれている事もあるでしょう。
会計は会計規則に法って会計事務を行います。一方、会計監査は、PTAを代表して予算が適切に使われたかどうかを調査するのが仕事です。一般PTA会員への報告をするのが会計監査の仕事となります。
ですから、出来れば簿記などの知識を持っているにこしたことはありません。会計監査は思っているよりも大変な仕事です。幼稚園によっては、素人では無理というところもあると聞きます。
ある程度の簿記の知識があるだけで良いのであれば、経理の仕事や会社で金銭管理を任されていた経験のある保護者の方でも良いでしょう。もし、あなたが会計監査を引き受けるのであれば、そのような簿記の知識が必要かどうかをPTA役員側に確認するべきです。勿論、会計監査になるにあたり、全く知識が不要なPTAもあります。
年末に収支を決済し、資料を作成。そして、保護者会などでの報告が会計監査の主な仕事となります。
ですから、会計と違い、会計監査であれば、打ち合わせや会議の出席は少ないPTAもあるでしょう。自宅で資料を作成することが必要となりますが、仕事を持っている保護者でも引き受けやすいのがこの会計監査ではないでしょうか。
幼稚園のPTAで会計になった先輩ママの話
実際に、幼稚園のPTAで会計や会計監査になった先輩ママの中には、簿記の知識が無いので困ったという人もいるようです。
勿論、前もってその知識が必要であることが、会計や会計監査になる条件というPTA役員規定がある場合もあるでしょう。
しかし、そのような知識が無くても、ある程度、過去の資料を元に考えれば分かる事もあります。前会計や、前会計監査役員からしっかりと引き継ぎをすれば、それほど難しいものではない場合もあるのです。
どうしても役員がいない、役員になってくれる人が見つからないという中で、あなたは役員を引き受けたのですから、それだけでありがたい存在なはずです。
わからない時は、素直にわからない、前の役員に聞く、分かる人に相談するという方法をとっても良いでしょう。頭を抱えて一人で悩む必要はありません。
勿論、簿記の知識があるにこしたことはないでしょう。全く知識が無いのであれば、これを機会に少し簿記を勉強してみるというのも良いのではないでしょうか。
PTAの会計の仕事の内容は幼稚園によっても違う
PTAの会計の仕事内容は、幼稚園によっても違いますが、主な部分は似ていると思います。
会計の主な仕事は、PTA会費の運用に関わる入出金を管理することです。
PTA会費は、幼稚園からPTA役員口座に振り込まれます。転入してきた園児がいたら、会費は追加になります。在園するこれからの月を計算し、振り込んでもらいます。退園する園児には、不在になる月分の会費を返却します。PTAで使用する物やイベントで使う物があった際には、領収書をもらい、立て替えて支払った人にお金を返却します。都度、帳簿を記入することも大切です。
教職員に冠婚葬祭があれば、PTA会費が使用されることもあります。。
お別れ会、進級会などの会を運営するためのお金を、クラスの係に説明し年度中に配布するという仕事もあるでしょう。
一番大変なのは、年度末の収支報告書かもしれません。お金の扱いに慣れていない場合や、帳簿を付けたことがなければ、なかなか緊張するものです。
会計に一番大切な事は、ミス無く管理するということです。それさえ出来れば、慣れていない報告書なども、なんとか乗り切ることができるでしょう。
PTAの会計で赤字を出さないために
PTAの会計で収支があるものと言えば、お祭りやバザーなどが上げられるのでは無いでしょうか。
PTAでは、これを活動の収入源と期待して、イベントが運営されることもあるでしょう。しかし、このようなイベントに関しては利益の予想が立てづらいのが現状です。なぜなら、天候に左右されるようなイベントの場合、最悪、中止になる可能性も考えられます。
よって、利益がでるイベントに関しては、収入と経費は個別に把握するのが賢明でしょう。
イベントの経費は、出来れば、前年度繰越金の3割程度に抑えるのがベストです。再び次の年に同じイベントが中止になったとしても、3年に一度位は、開催されると考えた方が無難です。それが赤字を出さないための対策とも言えます。
万が一、イベントが中止になって経費だけが出てしまった場合でも、前年度の繰越金でなんとかやりきることができるはずです。
幼稚園のPTAの会計や会計監査の仕事は、慣れていないと大変なこともあります。しかし、それだけやりがいのある仕事でもあります。みんなお祭りや行事、イベントを幼稚園で楽しむことができるのも、PTA役員が頑張ってくれているからかもしれません。
役員がある幼稚園だから、PTA会費がある幼稚園だからできることもあります。負担は大きいかも知れませんが、会計になったのであればこそ、このPTA役員という仕事を楽しんでみてはいかがでしょうか。