排水口の掃除をする時、洗剤よりも安心な物を使ってキレイにすることはできないかな?と考えることもありますよね。小さなお子さんがいるご家庭などでは、そのように考えることもあるのではないでしょうか。
排水口の掃除は、重曹とクエン酸を使えばスッキリキレイに落とすことができます。では、一体どのようにして掃除を行えば良いのでしょうか。
そこで今回は、重曹とクエン酸を使って排水口の掃除をする方法と、重曹・クエン酸の特徴についてお伝えします!
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お風呂の排水口掃除は重曹とクエン酸でできる!
お風呂の排水口、気がつくと汚れが溜まってしまいますよね。この汚れを放って置くと、嫌なにおいが排水口からしてきたり、詰まりの原因となります。
そこで定期的なお掃除がおすすめ!排水口用のクリーナーがホームセンターやドラッグストアで販売されていて、手軽に掃除をすることが出来ます。
でも小さなお子さんやペットがいるお家では、クリーナーを使用するのは心配だという方もいらっしゃいますよね。
そんなときに役立つのが重曹とクエン酸!この2つを使用すれば、排水口のしつこい汚れもきれいに落とすことが出来ますよ。
重曹とクエン酸、そして掃除グッズとして割り箸や使い古しの歯ブラシ、手袋、ゴミ袋を用意して排水口の掃除に挑みましょう。
詳しい掃除方法は次にご紹介いたします!
排水口の詰まり掃除にも重曹とクエン酸が活躍!
市販の排水口クリーナーのように、重曹とクエン酸があれば見えている汚れも、排水口の詰まりにも双方に効果があるのをご存知ですか?
排水口の掃除方法
まずはゴム手袋をはいて、排水口の部品を取り外します。次に部品や排水口について髪の毛などの汚れを取り除きゴミ袋に捨てましょう。
ここから重曹の出番です。取り外した部品に重曹をふりかけて、使い古しの歯ブラシで汚れを擦り落としていきます。
そして水で洗い流して部品の汚れ落としは終了です。
次に排水口ですが、こちらにも重曹をカップ1程度ふりかけていきます。そこへクエン酸を溶かしたお湯を注いでください。
このときに泡が発生すると思いますが、無害なので大丈夫です。発泡することで汚れに付着して落としやすくしてくれますので、そのまま放置してください。
後は15分ほどたったら、一気にバケツ一杯程度の水を勢いよく流して終了です。もし、このときに汚れが付着しているようなら、ブラシを使って取り除いてください。汚れが浮き上がっているので、すぐにキレイにすることが出来ますよ。
排水口掃除に大活躍の重曹とクエン酸の特徴は?
排水口が重曹とクエン酸で綺麗になる理由
それは重曹とクエン酸の性質に謎が隠されています。
そもそもどうして洗剤を使って、汚れを落とすことが出来るのか知っていますか?汚れは反対の性質を使用して中和することによって落ちるのです。
重曹は弱アルカリ性なので酸性の汚れと中和して落とすことができ、クエン酸は逆に酸性なのでアルカリ性の汚れと中和します。
2つの洗剤を合わせて使うことが出来るので、どの汚れに対しても効果を発揮するというわけです。
また重曹の特徴としては研磨作用があったり、消臭、吸湿作用があるために、いろいろな掃除にも役立ちます。
次にクエン酸の特徴ですが、重曹と違い水を含みやすい特徴があるので、水溶液にしやすいメリットがありますが、保存するときは密閉容器に入れるなど、その保存方法に気をつける必要があります。
重曹とクエン酸が効果を発揮する汚れって何
上記したように重曹とクエン酸、それぞれ効果を発揮する汚れには違いがあります。重曹は弱アルカリ性ですので、酸性の汚れを落とすことが出来るとお話しました。
では酸性の汚れにはどのようなものがあるのか、重曹を掃除で使用する際には知っておく必要がありますよね。
酸性の汚れは主に油汚れです。台所周りにつく油汚れの他にも、体から出る皮脂汚れも酸性です。そのため掃除にも洗濯にも使用することが出来ます。その他には靴箱や使用後のオムツの消臭にも役立ちますよ。
逆にクエン酸は酸性なので、アルカリ性の汚れに効果があり、水垢や石鹸カス、トイレの尿石などと中和して効果を発揮します。
お風呂場の排水口のように、皮脂汚れと石鹸カスの汚れが混ざりあった場合などは、重曹とクエン酸両方を使うことで、キレイにすることが出来るというのも納得ですよね。
排水口の掃除は重曹とお酢を使ってもできます!
クエン酸は水垢や石鹸カスなど、アルカリ性の汚れに効果があるとお話しましたが、クエン酸はお家で常備していない方も多いのではないでしょうか。
このクエン酸、実は酢で代用が可能なのを知っていましたか。
排水口の掃除をするときも、クエン酸がない場合は酢に変えて重曹をふりかけた後に使用してみてください。同じ効果が期待できますよ。
ちなみにクエン酸や酢を使用するときに、ちょっとした注意やコツがあることも覚えておきましょう。
クエン酸水や酢は、蛇口部分などの金属部分に触れて、そのままにしておくとサビや変色の原因となります。使用後はしっかりと水で流して、成分が残らないようにしてください。
また水垢はクエン酸や酢を使用しても、なかなかキレイに落ちにくく頑固な汚れです。このような場合は気になる汚れ部分にキッチンペーパーを貼り付け、その上からまんべんなくべチャべチャになるまでスプレーをして、乾燥しないようにラップで覆います。
このようにラップパックをすると、汚れにクエン酸水が染み込んで浮いてくるので、落ちやすくなります。
頑固な水垢にはおすすめの掃除方法です。しかし金属部分の掃除方法としては向いていないので、注意をしてくださいね。