注目キーワード
  1. ペット
  2. 子育て
  3. 恋愛
  4. 料理
  5. マナー

【カニの赤ちゃんの育て方】実際に育てる場合の注意点について

アサリを購入した時に一緒にカニの赤ちゃんが入っているということもあるようですが、そのまま育てることができるのか気になりますよね。

もしカニの赤ちゃんを育てる場合、海水を用意しなければいけないのでしょうか?エサはどんなものを与えればよいのでしょうか?

今回はカニの赤ちゃんの育て方と注意点について説明します。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

金魚についたイカリムシを駆除する方法!原因と症状・対策を解説

金魚に紐のような物が付着しておたら、それはイカリムシの可能性があります。イカリムシがついてしまうと、...

金魚の繁殖期はいつ?繁殖シーズンと産卵に適した年齢・繁殖行動

金魚の繁殖に挑戦してみようと考えている人の中には、金魚の繁殖期が一体いつなのか分からない人もいるので...

ハムスターには砂浴びとトイレを分けてあげるのがベスト

ハムスターは砂浴びが大好き。砂浴びはいわば人間でいうお風呂のような役割を持っているのですが、トイレに...

ハムスターとうさぎの相性とは?同居させる場合の注意点を解説

ハムスターとうさぎ、どちらもペットとして人気の動物ですが、両方とも飼いたいと思う人も多ようです。 ...

ハムスターグッズ。100均の巣箱のおすすめなタイプと選び方

ハムスターには安心して暮らすことができる巣箱が必要です。 巣箱には色々な形や素材の物があります...

柴犬が洋服を嫌がる理由や慣れさせるためのコツと注意点

柴犬が洋服を嫌がるのはよくある普通のことです。柴犬以外でもはじめて洋服を着せようとして嫌がる犬は多い...

猫の気になる臭い!消臭スプレーを手作りする方法をご紹介します

猫のニオイを消臭したい! 猫ちゃんにも人間にも無害で安全な消臭スプレーを手作りしたい! ニオ...

セキセイインコの飼い方!ひなから育てるときに必要なポイント

セキセイインコの飼い方について、ひなから迎えて育てたいという人も多いのではないでしょうか。しかし、ひ...

メダカの水槽に入れる水草の適量を見分ける方法と枯れる時の対策

メダカの水槽に水草を入れて飼育することは、メダカにとってもメリットがあります。ですが、水草の量が多す...

犬の里親で起きるトラブル!考えられるトラブルと里親制度とは

犬の里親について、実際に里親については色々なトラブルが実際に起きています。ワンちゃんを里親に出す時、...

犬のオムツに赤ちゃん用を代用するポイントと履かせる注意点とは

犬用のオムツに人間の赤ちゃん用のオムツを代用するという方法があります。 犬用のオムツに人間の赤...

猫の首根っこを掴んでも痛くない理由と大人しくなる納得のワケ

親猫が子猫と移動するときに、子猫の首根っこをくわえて歩く姿は見かけますね。 痛くないの?と心配...

猫は出産で何匹産むのか事前準備や兆候と赤ちゃん猫の育て方とは

猫は出産で何匹の赤ちゃん猫を産むことができるのかご存知でしょうか? 猫が出産したときは基本的に...

柴犬のドッグラントラブルの原因や防ぐために飼い主ができること

柴犬はドッグランでのトラブルが多い犬として知られています。賢くて、飼い主への忠誠心も強い柴犬ですが、...

猫が縄張りを追い出された!縄張りを追い出される理由と猫の生活

猫は縄張りを持って生活をしています。それまでは母猫と一緒に生活をしていた子猫でも、成長するとともに縄...

スポンサーリンク

買ったアサリの中にカニの赤ちゃんが入ってた場合の育て方とは

小さな小さなカニの赤ちゃん。可愛らしくてそのまま捨ててしまうのはなんだか可哀想ですが、そもそもカニを自宅で育てることは可能なのでしょうか?

赤ちゃんの状態では、見た目だけでカニの種類を判別することも難しいため、そもそも海で育ったのか川で育ったのかすらわかりませんよね。購入したアサリと一緒に入っていたのであれば、まぁ海水に入れたほうがいいのだろうなということくらいは判断できますが、そもそもただ水道水に塩を溶かしただけの塩水と、海水は全く違うものです。

アサリやハマグリに隠れる習性があるのは、カクレガニの仲間で、「ピンノ」と呼ばれるカニの一種です。わかりやすく「アサリピンノ」と呼ばれることもあります。二枚貝と共に生活し、主に海中のプランクトンなどを食べて育ちます。

自宅でカニを育てようとするのならば、人工海水か天然海水が必要となりますし、空気を取り込むためのエアレーションも設置しなくてはなりません。

海水で育つ生物を飼育するのは、淡水と比べてもかなり難しく、それなりの設備と費用がかかりますので、素人にはなかなか厳しいかもしれませんね。

海のカニと川のカニの赤ちゃんとでは育て方は違います

同じ「カニ」という名前がついていても、種類によっては育つのに適した環境が全く違います。ここでは、海のカニと川のカニの赤ちゃんの飼育方法を見ていきましょう。

海のカニの赤ちゃんの育て方

海のカニを買うにはまず、水槽内の水質を海と同様にする必要があります。海の近くに済んでいるのであれば海水を汲んでくることも出来ますが、それが難しいようであれば、人工海水を利用します。人工海水はペットショップや海水魚を扱っているお店で購入することが出来ます。
水槽内には他にも、ろ過装置やエアレーションを設置し、いつでも海中と同じ環境になるように整備します。海のカニは複数で共存出来ない場合が多いので、数匹いる場合は1匹ずつ水槽を分けたほうが良いでしょう。水換えは2ヶ月に1回ほどで、1/3程度ずつ交換します。水温は室温でかまいません。

川のカニの赤ちゃんの育て方

川のカニは性格が臆病なため、飼育するのはなかなか難しいと言われています。
なるべく川の中に近い環境を作るためには、まずは水槽の底に砂利を敷き詰めます。さらに大きな石などでカニが隠れる場所を作り、川と同じように陸の部分も作ってあげましょう。
水道水を使う場合は、カルキ抜きが必要です。

【カニの赤ちゃんの育て方】エサについて

人間の赤ちゃんであれば、生まれてしばらくは母乳やミルクで育ちますが、カニの赤ちゃんは主にプランクトンなどを食べて育ちます。カニを自宅で育てる際には、このようなエサを用意しましょう。

海のカニと川のカニの赤ちゃんんに共通して与えていいのは、こんなエサ

  • 煮干し
  • 鰹節
  • しらす
  • じゃこ
  • アサリなどの貝類

川のカニに与える際には、塩抜きをしてから与えましょう。市販のカニ用のエサも販売されています。この他にも川のカニには、ご飯やお麩・キャベツなどを与えても大丈夫です。もちろんミミズもOKですが、ちょっと気持ち悪いですよね。
海のカニには、海藻を与えても良いでしょう。

カニによっては好きな物の好みもあるので、毎日同じ物を与えず、エサが偏らないようにします。ただし、市販のカニ用のエサであれば、様々な種類のエサが混ざっているので、毎日同じものを与えても問題ありません。

カニはとても少食なので、一度にたくさんエサあげすぎると、食べ残しで水の中が汚れてしまうので、食べ残しがある場合は丸一日経った時点で片付けましょう。

実は臆病?カニの特徴や性格とは

元々は海中にいたカニが、やがて陸に上がり徐々に生息域を広げた結果として、現在では世界中の海や淡水域に生息しています。そのためか、淡水カニと呼ばれるカニは、その名の通り普段は淡水で生活していますが、繁殖期のみ海に下ることも少なくありません。
カニの中には、海水と淡水のどちらでも生息することができるという、適応能力の高いカニも存在します。

物語などに登場するカニは、ハサミを持ったその姿からか、勝ち気で好戦的な生物だと思われる方も多いかもしれませんが、実はその大半が非常に臆病な性格をしています。カニは何か別の生き物が近づくと、影に隠れたりして様子を伺います。

そんなカニの性質を知ったうえで、なるべく安心して暮らせるように、過ごしやすい環境を作ってあげることが大切です。水槽内のレイアウトをする際には、自然の石や岩・流木などで身を隠す場所を作ってあげると良いでしょう。

サワガニの育て方での注意点について

自宅でサワガニを育てるにには、いくつかの注意点があります。

サワガニは水槽やプランターなどで育てることが出来ますが、その中に池と陸地の部分を両方作る必要があるので、なるべく底が広めの容器を使うことが望ましいです。1つの容器にたくさんで飼うと、お互いにストレスがかかって上手く共存することが出来ないので、数は少なめにするか、可能であれば1つにつき1匹で飼育しましょう。同じ容器で数匹飼うのであれば、それぞれ同じくらいのサイズ感にします。

容器の底の方には砂利などを斜めに敷いて、陸地の部分には石や岩・流木などを置きます。水の深さはだいたい2~3センチほどあれば大丈夫ですが、夏場などは水がすぐに蒸発したり、必要以上に水温が高くなってしまうことがあるので、少し深めに調節しましょう。水道水を使う場合は、水を1日寝かせてカルキ抜きをします。