幼稚園の面談の日程表をもらった時、自分の子供の順番がいちばん最後だったら「もしかしたらうちの子は何か問題があるのかも。」と思ってしまうかもしれませんね。
では、幼稚園の面談の順番は一体どうやって決められているのでしょうか。面談の目的・内容と一緒に確認してみましょう。
そこで今回は、幼稚園の面談の順番の決め方や面談の目的についてお伝えします。
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幼稚園の面談の順番が最後になる時の理由アイキャッチ画像を設定
幼稚園の面談は、ほとんどの幼稚園で実施されています。
初めてのお子さんの場合、幼稚園の面談では先生から何を聞かれたり言われるのか不安に感じるお母さんも多いのではないでしょうか。
日々忙しい中で、時間をとって面談に行くことは、意味があるの?と思う人がいるかもしれませんが、幼稚園の面談には大切な意味があります。
普通は、幼稚園に入園して半年ほどで個人面談が行われることが多いですが、この面談では、担任の先生から子どもが毎日幼稚園でどのように過ごしているのかを聞いたり、また親から家での子どもの様子を報告することにより、先生と保護者で情報を共有し、日々の保育に役立てるという狙いがあるのです。
幼稚園の面談の順番はあまり気にする必要はありません
幼稚園からは、あらかじめ保護者が来れそうな希望の日時を聞いたうえで、面談の順番が決まります。
そのため、もし自分の順番が最後だからといって我が子に何か問題があると考えるのは考え過ぎで、単なる偶然ということが多いのです。
稀に、話しておきたいことがあって面談の順番を最後にするというケースもありますが、ほとんどの場合は気にしなくて良いでしょう。
幼稚園の個人面談の順番が来たら話すことについて
幼稚園で子どもを毎日見てくれている先生との面談では、親が知らない子どもの普段の様子を知ることができる貴重な機会です。
先生からの報告を聞くばかりではなく、普段から気になっていることや、質問などがあれば、面談の機会に先生に直接聞くことが出来ると良いですね。
できれば、スムーズに質問出来るように、面談の前にノートなどにまとめて聞くと当日になって慌てることなく先生に質問できます。
私の場合は、幼稚園の初めての面談は入園から2ヶ月後で割と早く、入園してちょうど慣れ始めた頃でした。
面談で先生に聞くために用意していた質問は、「幼稚園でお友達と仲良く遊んでいるか」「どのような遊びをしているか」「性格上、気が強いところがあるが、園生活でトラブルはないか」などでした。
まず、担任の先生から入園してから現在までの子どもの様子を聞きましたが、その話の中で子どもが問題なく園に馴染んでいることなどを報告して頂いたので、用意した質問はするまでもなく、詳しい話を聞くことができました。
面談のトータル時間は予定通り15分で終わり、あっという間に終了しました。
丁寧に説明してもらい、子どもがどのように普段幼稚園で過ごしているのかが分かり、満足のいく面談になりました。
幼稚園の面談で話が全て終わらずに次の人の順番が来た時は
幼稚園での面談では、1組あたり10分~15分程度の面談時間が割り当てられています。
子どもの様子が普段から心配だったり、不安要素が多い親にとっては、この面談時間内では質問しきれないということも多いと思います。
しかし、思いつくままに質問してしまっては、面談時間が大幅にずれ込み、次以降の人に迷惑をかけてしまうことになります。
もし、質問したいことが多すぎて面談時間内に終わりそうもない時には、後日改めて話す機会をお願いするという方法もあります。
園側としても、面談では保護者の子どもに対する不安要素を取り除いたり、連携をとるという目的もありますので、園生活に関わる質問であれば先生も聞いてくれるでしょう。
連絡帳を使ったり、子どもを迎えに行く時などに先生に相談するなどして、普段からコミュニケーションを取るという方法もおすすめです。
幼稚園の面談で先生が感じている事
幼稚園の面談で、先生から言われたことを夫に報告すると、「そんな良いところだけじゃなくて、悪いところは言われなかったの?」と言われたことがありました。
よく考えると、先生から言われたことは、子どもの良いところや頑張っているところを褒めるということばかりで、ひとつも悪いところは言われませんでした。
周りの友達にも聞いたところ、やっぱり同じように面談では悪いところは言われたことがないと答える友達ばかり。
親の立場からしてみると、子どもが幼稚園で友達に乱暴したり、意地悪したりしていないかなど、「悪いことをしていないか」ということは気になるものです。
しかし、先生の立場になって考えてみると、もしそのような子どもだったとして親に正直に言ったところで、親が家に帰って子どもを怒る可能性や、「うちの子に限ってそんなことするはずがありません!」など逆ギレする可能性もあるなら、良いところを見つけて褒めるということが最善の策です。
幼稚園の先生は、子どもの心理や行動を理解してくれる教育者です。
本当に先生すら手が付けられない子どもであれば、きちんとした話があるはず。
それがないということは、特に問題がないと考えて良いでしょう。
幼稚園の面談で先生が聞きたいこと
面談で、親が幼稚園での子どもの様子を知りたいように、幼稚園の先生は、子どもが家でどのように過ごしているかを知りたいと思っています。
特に、1日の生活リズムは一人ひとり違うので、朝グズりぎみの子や、昼間眠たくなってしまう子に対しては、家での起床時間や寝る時間、食事の時間などを知ることによって、園生活に役立てることができるのです。
そのため、面談の前に、子どもの生活リズムをわかりやすくまとめておくと、先生から聞かれた時にスムーズに答えることが出来ます。
特に聞かれやすいのは、起床時間、睡眠時間、食事時間、食事の内容、排泄の状況などが多いです。
また、得意なことや、苦手なこと、家でどんな遊びをしているかなども聞かれることがあります。
事前に準備して、スムーズで満足のいく面談が出来ると良いですね。
幼稚園の面談をスムーズに進めるポイントとは
幼稚園の面談では、前述のとおり1組に対しての時間が限られています。
平均15分という限られた時間を有効活用し、スムーズに先生と情報交換するためには、いくつか大切なポイントがあります。
まずは、幼稚園での子どもの様子を親に知ってもらうために、先生からの話がありますが、この間は「聞き上手になり、相槌を打ちながら素直に話を耳を傾ける」ことがひとつめのポイントです。
親からの質問は、この間はせず、先生が何を伝えようとしているのかを聞きましょう。
幼稚園の先生としても、この面談には、子供の様子を親にしっかり伝えるために事前準備をしっかりして臨んでいます。
先生の話をしっかり聞くことで、こちらが準備していた質問の内容の答えと一致することも多いのです。
2つめのポイントは、「相手が答えやすい上手な質問をする」ということです。
これは幼稚園の面談に限らず言えることですが、例えば「うちの子は友達と遊んでいますか」と質問したら、答えとしてはイエスかノーしかありませんよね。
そこで質問の仕方を自分が求めている答えになるように変えます。
「うちの子は、公園に行っても他の子とあまり遊ばないんですが、幼稚園ではどうですか?」という質問に変えると、「幼稚園でも始めのうちは1人遊びをしていましたが、最近では仲の良いお友達と一緒に遊ぶことも増えてきましたよ」など、先生としてもより具体的な答えをしてくれる可能性が高まります。
質問の答えが2択しかないような直接的な質問ではなく、家での様子を混ぜながら、質問をグレーの状態にすると、先生から聞きたい答えをもらえるはずです。