小学校6年生になると夏休みの宿題として、家で料理を作るという家庭科の課題が出ることがあります。
学校から指定の用紙をもらい、それに絵や写真とコメントを載せる方法や、まとめ方は自分で考えるという場合などがあります。
まとめ方のポイントや、あまり料理の経験がない子でも作りやすいレシピをご紹介します。
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家庭科の宿題の料理をまとめる時の書き方
家庭科の宿題で「料理」が出た時には、それを指定の用紙にまとめることが多いと思います。
作るのは問題なく行えても、「まとめる」作業になると手がとまってしまいますよね。
悩んでいるようなら、以下のポイントを参考にしてみてください。
- この料理を選んだ理由
まとめの書き出しに使えます。
理由は「この料理が好きだから」とか「ママのおすすめ」などでも良いでしょう。
- メニューと使った材料
- 作り方
参考にしたレシピがあれば書き写しましょう。
余裕があるなら、作り方は自分なりに書き換えるのがおすすめです。
作り方で工夫した点などがあれば、それも書き加えましょう。
- 上手に出来たところと難しかったところ
- この料理を作った感想
上手に出来たところや難しかったところは、仕上がり具合でも良いですし、途中の調理工程でも構いません。
それとは別に、料理を作ってみて思うことを感想として書くと良いでしょう。
- 調理をしている最中の写真やイラスト
絵が得意であればイラストで、不得意だったり時間がない場合には写真を使うと良いです。
作り方などで言葉では上手く表現しにくいところも、写真やイラストなら説明しやすくなります。
写真はママが協力してあげると良いでしょう。
家庭科の料理の宿題で包丁を使う時の正しい使い方
家庭科の宿題で「料理」が出たら、包丁を使う事になりますよね。
包丁は間違った使い方をすると、自分の指を切ってしまうことに繋がるのでとても危険です。
必ず正しい包丁の使い方を教えましょう。
包丁は軽く握る持ち方と、人差し指をかける持ち方があります。
子供が初めて使う場合には、一般的な軽く握る持ち方から教えましょう。
親指と人差指、中指で柄の付け根付近をしっかりと力を入れて、残りの2本の指は添える様に握ります。
手のひらと柄の間には気持ち隙間が出来るように持ちましょう。
切るものに刃先をあてて、真っ直ぐに押すように切ります。刃先の方から2/3くらいまでを使って切るようにしましょう。
この時、食材を押さえる方の手も重要です。指を切らないように、猫の手にしてしっかりと食材を押さえましょう。
包丁を使って食材を切る時には、姿勢も大切です。
体は調理台から10cm程度離してまな板に向かいましょう。肩の力は抜いて、両腕を自然な形で前に出して切るようにします。
決して調理台に寄りかかって切ってはいけません。切る食材から目は離さないようにしましょう。
家庭科の宿題にお子様でも作りやすい簡単料理
家庭科の宿題で「料理」が出た時には、子供もどの様な料理にしようかと迷っているかもしれません。
子供におすすめするなら、簡単な料理が良いでしょう。
炒めものなどは、食材切って炒めるだけのことが多いので、比較的簡単です。
特に、卵などの包丁を使わない食材を使ったレシピなら安心です。
また、サンドイッチなども良いでしょう。
レタスは手でちぎる事が出来ますし、ハムもそのまま使うことが出来ます。
包丁はパンの耳を切り落とす時には必要になりますが、それ以外で使わなくても作ることが出来ます。
子供の意欲を掻き立てるなら、子供の好きな料理を選ぶのも良いでしょう。
多少複雑な工程もあるかもしれませんが、6年生であれば大抵のことはやれば出来るものです。
食欲が出る濃厚なみそ味の炒めもの
子供に人気があるメニューで簡単なものなら、やはり炒めものでしょう。
特に味噌味の炒めものは、濃厚で食欲をそそりますよね。
味噌味の炒めものには、豚肉がとっても良く合います。
一緒に炒める野菜は、キャベツや玉ねぎ、ピーマンや人参などのよく常備されている野菜で十分に美味しく出来ます。
また、厚揚げやナスなども向いていますから、お好みに合わせて用意しましょう。
作り方は簡単です。
まずは用意した食材を一口大に切りましょう。
人参などの固く火の通りにくいものは千切りなどにするのがおすすめです。
フライパンに油を引いて、まずは野菜を炒めましょう。火が通ったら、一度お皿に移します。
空のフライパンを火にかけて、次は肉を炒めます。少し火が通って色が変わってきたら、炒めた野菜を加えます。
甘めの味噌味が好きなら、味噌大さじ1、砂糖大さじ1、醤油少々で味付けします。しょっぱい方が好きなら、砂糖をみりんに変えて見ましょう。
味が絡んだら完成です。
このレシピのポイントは、野菜と肉を別々に炒めるところです。
フライパンにたくさんの食材が入っていると、初心者では作業がしにくいですよね。
また、火の通る速度の違う野菜と肉を同時に炒めると、慣れていない場合にはどちらかを炒めすぎてしまうことが多いです。
別々に炒めることで、野菜も肉も丁度よい炒め具合になりますから、美味しく仕上げることが出来ますよ。
お子様も大好きなしょうゆマヨ味のおかず
子供にすすめるなら、子供が大好きなしょうゆマヨ味のおかずも良いでしょう。
「宿題」ですが、自分の好きなメニューならやる気もグッと出ますよね。
出来上がった後に、食べる楽しみもあります。
しょうゆマヨ味の炒めものは、大抵の食材と相性が良いので、子供の好きな具材を選ぶことが出来ます。
また、肉ではなく竹輪を使うと、火の通りなどを気にしなくて良いのでおすすめです。
写真を撮るなら、見た目も考慮して出来るだけカラフルになるように食材を選ぶのがおすすめです。
作り方は、フライパンに油の代わりにマヨネーズを入れ、少し溶け出した頃に食材を入れて炒めます。
火が通ったら、しょうゆで味付けして完成です。
このレシピを美味しく仕上げるポイントは、手早く食材にマヨネーズを絡ませることです。
火が通りにくい食材を使う時には、先に炒めてからマヨネーズを入れても良いでしょう。
マヨネーズのコクとシンプルなお醤油の味付けが、食欲をそそります。
「料理」の宿題の時には、ママは我慢が必要です
宿題が「料理」となると、普段料理しているママは自分が教えてあげられると張り切ってしまうかもしれません。
しかし、学校の宿題である以上、主役は子供だということを忘れないようにしましょう。
口出しが多くなると、子供のやる気は一気に下がってしまいます。
どんな料理にするかを決める主導権は、子供にあります。
どうしても迷っているようなら、子供が好きなメニューの中から比較的簡単なものをいくつか選んで、提案してみると良いでしょう。
いくつかあるメニューの中から、子供が選択出来るようにします。
包丁や火の扱い方など、危険な箇所だけは事前にしっかりと説明して、調理が始まったら出来るだけ手出しせずに見守りましょう。
「料理」は、人間が楽しく生活するために欠かせない食事を作る行為です。
これから大人になって、いつか一人で生活することになるでしょう。
その時のためにも、「料理」の宿題を通して、自分で調理する楽しさを学んで欲しいなと思います。