フラメンコのカスタネットはどのような使い方をしたらいいのでしょうか?なかなか上達しないというときには、丁寧にゆっくり練習をしてみてください。
靴音にカスタネットの音色が加わることで、さらに奥深いものになるフラメンコですが、カスタネットに集中すると踊りに集中できなくなってしまいがちです。
カスタネットの使い方や基本を押さえ、毎日練習することで上達に繋がるでしょう。
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フラメンコのカスタネットの特徴
幼稚園の頃や小学生の頃には使ったことがあるあの楽器は、実はカスタネットではなく、別の楽器なのです。
フラメンコの時に使用する楽器が本物のカスタネットと呼ばれる楽器です。
フラメンコにとってカスタネットはなくてはならない楽器です。フラメンコの時に使用するカスタネットは両手に一つずつ付けて演奏します。左右に付けて初めて一組になります。
カスタネットにはオスと呼ばれる面と、メスと呼ばれる面があり、切り込みが深いものか、切り込みの本数が多い物がメスで、もう一つの面をオスと呼びます。メスは紐の穴と穴の間に切り込みがあるので見てみて下さい。
また、メスの方が高い音が出て、付ける手は右手(利き手が左の方は左手に)、オスは低い音が出て、付ける手は左手になります(利き手が左手の方は右手に付けて下さい)。
フラメンコのカスタネットの使い方について
カスタネットは小さなころ使っていたものと違い、別の付け方があります。手で挟むように持ち手の平と指を使って音を鳴らします。
まず、紐は親指に通しますが、紐はこの時カスタネットを中心に両方が同じくらいの長さになるように緩ませます。そこに親指を通すのですが、紐の下から親指を入れて上側の紐にもそのまま指を通します。両方の紐の輪が親指に通ったら、緩んでいる紐を締めて出来上がりです。
あまり紐がきついと音がなりません。カスタネットが開くように締めると音が鳴りやすいです。
また、カスタネットと片手に付けたまま反対の手のカスタネットの紐を締めるのは少し難しいので、他に仲間の方がいる場合が付けてもらった方が良いです。
使い方をマスターしましょう!フラメンコのカスタネット
カスタネットの鳴らし方には5つのバリエーションがあり、打つ指を変えることで音の鳴り具合が変わります。
また、フラメンコでよく使われるのがカレティージャという演奏法です。カレティージャを上手く演奏するためには、親指以外の指までを全部引っかけるようにカスタネットを打つ、手首は動かさないように気をつける、一つ一つの指できちんと音を出してから次の指に移っていくようにすることや、カスタネットの中心を打って音を鳴らすことが大事です。
また、中心を打つことできちんと音が出るようになるので、早く打つことを気にするのではなく、音をきちんと出すために打つ場所を意識した練習が必要になります。
何度も練習して、良い音が出る場所を探してみてください。きちんとした場所に当たればキレのある音が出せるようになり、バリエーションも増やしていくことができます。
フラメンコでカスタネットを持ちながら踊る時は姿勢にも気を付けなければなりません。
通常踊りだけですと目がそこまでいかない手の方も、カスタネットを持つことで一気に注目されます。良い姿勢で、手先まで神経を行きわたらせて踊らなくてはなりません。
お腹や背骨も力を入れて緩ませないようにし、骨盤を立たせて真っすぐに立つようにしましょう。
使い方はあっているのに…フラメンコのカスタネットは自分に合ったものを選びましょう
カスタネットは自分に合っていないものを使うと、音が鳴りずらかったりします。
カスタネットにはサイズがありますので、購入する前に確認してから購入しましょう。サイズは4号~8号まであり、手の平の長さによって選ぶようにします。親指の付け根から小指の付け根までの長さを測り、サイズ表を基にサイズを選んでください。
また、カスタネットには素材も色々なものがありますので、初心者の方は初心者向けのカスタネットを選ぶのがお勧めです。ほとんどのカスタネットは樹脂でできていてますが、木製のものもあります。木製の物は樹脂製のものと比べて音がやさしい音になるのが特徴です。
フラメンコカスタネットの練習方法
カスタネットは、初めは音が鳴らなくて苦戦します。どうしたら音がでるのか、手の動きが思うように動かないなど、色々疑問が出てくるので先生に質問したり指導してもらうのが重要になってきます。また、少しの時間でも毎日練習した方がカスタネットの持ち方なども馴染んできて上達に近づきます。上達を目指すなら、毎日カスタネットに触れることです。
また、教室によっては、指の分離エクササイズを行っている教室があります。このエクササイズを行うことでカスタネットの指の動きを良くすることができます。一度先生に尋ねてみると良いですね。
カスタネットは癖が付くとなかなか取れないものですので、きちんとした扱い方を学び悪い癖を付けないように綺麗な打ち方を身に着けてくださいね。