犬がオムツを嫌がるときには、どのようにして慣れてもらったらいいのでしょうか?
毎回、おやつをあげるわけにもいかないけれど無理やりつけることもできませんよね。そんなときにはこのような方法でオムツに慣れてもらいましょう。
嫌がる理由がわかれば、それを解消してあげたらオムツをつけてくれるかもしれません。オムツに慣れてもらう方法を紹介します。
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犬がオムツを嫌がるときにはまずトレーニングから
犬と一緒に出かける時に、場合によってオムツをさせたい事があります。
しかし、いきなりオムツを付けようとしても、イヤがる事が多いです。暴れたりして、自分で取ろうとしてしまったりします。
今までオムツをした事がなくて、洋服などもあまり着たことがないような犬からしたら、何か良く分からないものを付けられて怖いですし、イヤな思いをする事になりますので、特に正常な行動ですので叱らないであげてください。
ちょっとずつ慣らしていって、怖くないものという認識を与えましょう。
もしも暴れたり噛んだりしてとろうとしている時に怒ってしまえば、余計にオムツは怖いものという認識になってしまいますので気をつけましょう。
犬にオムツを慣れさせるためにやる事
犬がリラックスしている時にやる
必ずリラックスしている時に、優しく声をかけながらオムツをつけましょう。
「えらいね」「かわいいね」など優しく褒めて、付けれたら思いっきり撫でて褒めてあげましょう。
褒められたりする事で犬も喜びます。そしてイヤなオムツも良い事だと認識するように変わってきます。
イヤがったら無理強いをせずに、外してあげて、様子をみて少しずつ付けて慣れさせていきましょう。
また、最初は短時間から始めます。
犬がオムツを嫌がるのを慣れさせるためにおやつをあげる場合
犬がオムツをつけることができたらおやつをあげる場合
もしもおやつをあげる方法でしつけをしようと考えているのならば、方法に注意をしないといけません。
最初のうちは、オムツをつけたらおやつをあげるのでいいかもしれません。
しかし毎回ではなく、おやつをあげる日と、撫でて褒める日と交互にやって、おやつの回数を少なくしていった方がおすすめです。
また、おやつの回数を少なくしていき、少しずつオムツをつける日を増やしてみたり、様子を見ながら時間を増やしてみたりしましょう。
おやつのあげすぎに注意して、量や回数に気をつけましょう。
オムツを付けるときの注意
普通に呼んだり、犬の向いている方から近づいて、撫でて安心させながらオムツをつけるお尻周辺の毛並みを揃えてあげましょう。
いきなり付けてしまうとビックリするので、必ず安心させてからやりましょう。
犬がオムツを嫌がるのはサイズがあっていないせいかも
何度も嫌がる場合は、もしかしたらオムツのサイズが合っていなくて苦しかったり動きにくさを感じている場合があります。
犬のオムツの種類
- 男の子用
- 女の子用
- SSS、SS、S、M、L、LL
また、大まかに犬種や胴まわりキロ数が記載されているものがほとんどですので参考にしましょう。
測る場所は、お腹まわりと、足のつけね周り、お尻から尻尾までの長さです。
性別や体重、サイズなどをしっかりと合ったものを使用する事によって、付けやすくなり、動きが制限されたり締め付けられたりなどがなくなってきます。
●SSS
- お腹まわり
15センチから25センチ - 男の子の体重
1.5キロから3キロ - 女の子の体重
1.5キロから3.5キロ
●SS
- お腹まわり
20センチから30センチ - 男の子の体重
2.5キロから3.5キロ - 女の子の体重
2.5キロから4キロ
●S
- お腹まわり
25センチから40センチ - 男の子の体重
25センチから40センチ - 女の子の体重
3.5キロから5.5キロ
●M
- お腹まわり
35センチから45センチ - 男の子の体重
4.5キロから6.5キロ - 女の子の体重
5キロから8.5キロ
●L
- お腹周り
40センチから55センチ - 男の子の体重
6キロから12キロ - 女の子の体重
8キロから12キロ
●LL
- お腹周り
55センチから85センチ - 男の子も女の子も体重
12キロ以上
犬のオムツを手作りしてみましょう
犬のオムツを手作りする事もできます。
どうしても犬用のオムツが手に入らなくて、急遽必要なら手作りしてみましょう。
手作りオムツに必要なもの
- 人間用おむつ
- カットできるもの
- ガムテープや布テープ
人間用のオムツで尻尾のところに、切込みをバツ印に入れて、尻尾がちゃんと出るようにします。
毛などに付かないようにしっかりとガムテープで止めます。
手作りオムツカバーに必要な物
- 人間用こどもパンツ
- カットできるもの
- 布テープ
同じように尻尾の部分が出るように切って使用します。
オムツカバーはオムツがズレてしまったりする事の予防になります。
もちろん可愛いものが沢山市販されています。
いずれもサイズに気をつけて、動きの妨げにならないようにしましょう。
オムツのズレを嫌がる犬にはコレがおすすめ
どうしてもオムツやサニタリーパンツなどがズレてしまう場合にはサスペンダーも市販されています。
サスペンダーにもサイズが色々ありますし、種類もたくさんあります。
できるだけ擦れてしまわないような柔らかいタイプのものがおすすめです。
オムツは、ドッグランなどマナーオムツが必要な場所もありますし、サニタリーパンツが必要な時、おじいちゃんおばあちゃんになった犬、病気や怪我など、必要になる事がありますので、ズレずに動きやすく快適に過ごせるように工夫してあげましょう。
また、服も着せている寒がりな小型犬な場合は、服の内側などにマジックテープをつけて、服とオムツが固定できるようにする事も可能になります。
オムツの注意点
オムツが擦れてしまったり、蒸れてしまったりしないように、できるだけ毛は短い方がいいです。
もちろんマメに取り替える事は大切です。オムツを長時間付けっぱなしにしないように気をつけましょう。また、何もつけない時間も大切です。