小さなお子さんがいるご家庭では、子供が色々な場所にシールを貼ってしまうことに頭を悩ませることもあります。貼ってしまったシールの剥がし方について知りたい人もいるのではないでしょうか。
子供が貼ったシールは、ハンドクリームを使用すると綺麗に剥がれることがあります。実際の手順を知って、シールを綺麗に剥がしましょう。
ここでは、ハンドクリームを使ってシールを剥がす方法やコツ・注意点についてお伝えします。ハンドクリームはご家庭にあることも多いですから、便利に活用してシールを綺麗に剥がしましょう。
また、シールのベタベタが残った時の対処法やハンドクリーム以外のもので剥がす方法についてもお伝えします。是非参考にしてみてください。
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ハンドクリームを使ったシールの具体的な剥がし方
壁に貼ったシールを上手に剥がしたいときはハンドクリームを使うのがおすすめです。ハンドクリームの油分を使って滑りを良くし、シールをきれいに剥がすことができます。
ハンドクリームを使ってシールを剥がす方法
- ハンドクリームは市販のもので十分です。ハンドクリームをシールに塗り込んでください。ハンドクリームの油分がシールに染み込むように塗り込みます。
- ハンドクリームを塗り込んだら、シールの上からラップをかぶせてください。ラップをかぶせることでシールの粘着剤にハンドクリームが浸透しやすくなり、ハンドクリームが乾きにくくなるという効果もあります。30分くらいを目安に、そのまま放置してください。
- 30分ほどたったら、シールを剥がしていきます。シールの端から少しずつ剥がしてください。剥がしにくい場合は、剥がれた部分に更にハンドクリームを塗り込んでください。シールの端から剥がしていきますが、端がめくれない場合はカードや定規などを使って端をめくってから、めくれたところをつまんでゆっくりと剥がしてください。
- シールのベタベタ部分が残った場合は、ベタベタした部分にハンドクリームを塗り込み、擦って取り除きます。壁紙などシールが貼ってある部分の素材によってはハンドクリームの油分がシミになってしまうことがありますので、気をつけてください。
- シールがきれいに剥がれたら、最後に拭き取ってください。
ハンドクリームを使ったシールの剥がし方のコツ
ハンドクリームを使ってシールを剥がす場合は、ちょっとしたコツがあります。一度できれいに剥がすことができるよう、コツをおさえておいてくださいね。
ハンドクリームをシールに塗り込むコツ
ハンドクリームを塗ってすぐに剥がそうとしても、きれいに剥がすことができません。ハンドクリームの油分がシールの粘着部分に馴染むように、しばらく時間を置くことがポイントです。
ハンドクリームが馴染みやすいように、シールの表面にビニール加工がされている場合は、先にビニールを剥がしておくと良いでしょう。シールが頑丈に貼りいて簡単には剥がせないような場合は、シールに切り込みをいれておくと良いです。
拭き取りのコツ
シールがきれいに剥がれたら、最後に拭き取ります。この時、水を多めに含ませた方が落としやすくなります。乾いた布やティッシュを使うよりも、ウェットティッシュや布に水を含ませてから、水拭きをした方がきれいになります。シールの粘着部分が少し残ってしまっても水分と混ざることで落ちやすくなります。
ハンドクリームを使ったシールの剥がし方の注意点
シールを貼ってある壁などの材質によってはハンドクリームが使えなかったり、トラブルになってしまうことがあります。
例えば、シールを貼っていたところが木材の場合は、ハンドクリームを使うことで、油によるシミが出来てしまう可能性があります。油を使うことができない材質の場合はハンドクリームを使わないようにしてください。
また、シールを貼ってから長期間が経っている場合はハンドクリームの効果がうまく出ない場合もあります。シールの粘着剤が劣化して堅くなっている場合は、ハンドクリームの油分が浸透しにくくなっています。
ハンドクリームの種類によってもあまり効果が出ないこともあります。ハンドクリームは油分が多めのもの、又は染み込みやすいように水っぽいタイプのものを使うようにしてください。
シールのベタベタが残ってしまった時の剥がし方
シールは剥がすことができたものの、粘着剤のベタベタだけ残ってしまうこともありますよね。このベタベタはそのままにしておくと、空気中のゴミやホコリがくっついて黒ずんできてしまいます。ベタベタもきれいに取り除くようにしましょう。
ベタベタは消しゴムを使うと簡単に取り除くことができます。消しゴムで根気よく擦ってください。少しずつですが、ベタベタが取れていきます。
手軽な方法としてはガムテープを使うこともできます。ガムテープの粘着面にベタベタをくっつけるようにします。ガムテープをベタベタした部分に貼り付けたら、上からしっかりとおさえ、ゆっくりと剥がしてみてください。ガムテープの粘着面にベタベタがくっついて取れていきます。
歯ブラシを使う方法もあります。使い古しの歯ブラシと歯磨き粉を用意してください。歯磨き粉には研磨剤が含まれているので、ベタベタを擦って落とすことができます。歯ブラシを使うと傷を残さずにきれいに取り除くことができます。
シールの剥がし方にはこんな方法も
ハンドクリームを使う以外でも、シールを剥がす方法があります。
- 中性洗剤
食器洗い用の中性洗剤を水で薄めたら、キッチンペーパーなどに含ませてシールの上から染み込ませてください。ラップをしてしばらく放置したら、端からゆっくりと剥がしていきます。
中性洗剤の他にお酢を使っても剥がすことができます。小さなお子さんやペットがいるご家庭なら中性洗剤よりもお酢を使った方が安心できますよね。 - ドライヤー
水を使うことができない材質の場合はドライヤーを使う方法がおすすめです。シールの粘着部分に熱を加えてゆるめてから、剥がしていきます。シールの上からドライヤーの温風をあてて、粘着剤がゆるんできたら丁寧に剥がしてください。剥がしにくいときは、ドライヤーの熱を当てて粘着部分をゆるめては剥がすことを繰り返してください。ドライヤーを近づけすぎると粘着剤が溶けすぎて剥がしにくくなります。 - シール剥がし液
どうしてもシールをきれいに剥がすことができない場合は、市販のシール剥がし液を使うと良いです。ただし、シールが貼ってある材質によっては使えないことがありますので注意が必要です。シールの剥がし液を使うと、なかなか剥がすことができないシールでも簡単に剥がすことができます。
シールを剥がすにはハンドクリームやお酢など、身近にあるもので簡単に剥がすことができます。ハンドクリームは残ったベタベタも取り除くことができますので、おすすめです。ぜひ試してみてくださいね。