セルフで行う髪の染め方にはポイントがあります。
美容室で髪を染めるのが一番ですが、費用を抑えるならセルフで染めるしかありませんが、そのまま何も考えずに染めてしまうと、ムラができ失敗してしまいます。
では、どのような染め方をすればいいのでしょうか。手順とは?
セルフでも綺麗に染めるポイント、注意点など詳しくご紹介します。
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髪の染め方のコツ、セルフの場合はブロッキングが決め手
髪の毛の根元が黒くなってくると「カラー」を考えますよね。
基本的には美容室で染めた方が失敗も少なくキレイに染まりますからそちらの方が良いのですが、金銭的に厳しい場合やお子さんの子育てで時間を作るのが難しい場合等は、「セルフ」で染めることを考える方も多いと思います。
ただ、セルフで染めることが初めての場合は、失敗しないか不安に思うことも少なくありません。
セルフで失敗せずに髪の毛を染めるポイントはいくつかありますが、その中のひとつに「ブロッキング」があります。
ブロッキングとは髪の毛を何段階かに分けることなのですが、この工程をしっかりと行うことで失敗を少なくキレイに染めることができるのです。
ブロッキングをする方法としては、100均等で売られている髪留めやゴム等があれば行うことができます。
基本的には、前髪、耳より前側、余った髪の毛を上下に分けます。
またブロッキングは毛量に応じて分けることも大切です。
細かく分けすぎるとカラー剤を塗るときに苦労することになりますし、大雑把に分けてしまうとムラができてしまう原因にもなりますので、注意して下さいね。
セルフで行う髪の染め方、塗る量の調節も大切
髪の毛をセルフで染める際には、使用するカラー剤の量にもポイントがあります。
一般的に髪の毛にはカラー剤の色が入りやすい箇所と入り難い箇所があります。
髪の毛をキレイに染めたい場合には、この箇所をしっかりとおさえカラー剤の塗る量を上手く配分することが大切です。
実際にカラー剤の入りやすい場所と入り難い場所をご紹介します。
まずはじめに色が入りやすい箇所。
カラー剤の色が入りやすいのは「髪の根元」です。
頭頂部やこめかみ等の地肌に近い部分がカラー剤の色が入りやすい箇所となります。
一方で色が入り難い箇所は主に「毛先」です。
基本的に根元から最も遠い箇所がカラー剤の色が入り難い箇所となります。
また、襟足等も色が入り難いため注意が必要です。
セルフで髪の毛をキレイに染めたい場合には、この色の入りやすい箇所と入り難い箇所を覚えて、カラー剤の使う量をうまく配分するようにしましょう。
色の入りやすい箇所は「少なめ」に、色の入り難い箇所は「多め」にがポイントです。
セルフの染め方を左右する、一番最初に塗り始める箇所
これまでは髪の毛をセルフで染める場合のポイントをいくつかご紹介してきましたが、実際に染めるとなるとどこからカラー剤を塗っていけば良いのか悩みますよね。
基本的には、最もカラー剤の色が入り難い箇所である、「襟足」や「毛先」から塗り始めていきます。
また、もみあげは髪の量がさほど多くないため、襟足や毛先など髪の毛の量が多い箇所を塗り終えてから塗っていくようにしましょう。
あとは、後方上部、顔の両サイドや頭頂部、前髪の順番で塗っていき、最後に塗り残していない箇所がないか全体をよく確認しましょう。
セルフで髪の毛を染める場合には、一番最初に塗り始める箇所がどこかなどの「塗る順番」によってキレイに仕上げられるか大きく左右しますので、しっかりと覚えておくことが大切です。
セルフで髪を染める時の注意点
髪の毛をセルフで染める場合には様々な注意点があります。
中でも特に注意しなければいけないのが「肌との相性」です。
カラー剤に同封されている説明書にも記載されている通り、カラー剤は人によってかぶれ等の「肌荒れ」の原因となる場合があるのです。
そのため基本的にはカラー剤を使う前に必ず「パッチテスト」を行う必要があります。
パッチテストとはカラー剤によって肌荒れを起こさないか実際にカラー剤を指定されている箇所に少量のせて確認することです。
もし、パッチテストを行って肌がかゆくなったり、かぶれたりする等の肌荒れを起こす場合には、カラー剤の成分が肌に合わないということになります。
セルフでの髪染めは控えるようにしましょう。
一方で、パッチテストで肌荒れ等の問題が起きなかった場合でも、髪の毛を染める際には「保護クリーム」等で肌を十分に配慮した状態で行う必要があります。
保護クリームは、肌をカラー剤の刺激から守るのはもちろんのこと、カラー剤の色素沈着も防ぐ役割があります。
また、使用する保護クリームは基本的に「水をはじく」ものであれば、どんなクリームでも問題ありません。
肌に塗っても大丈夫なハンドクリーム(ニベア等)でも代用できますので、そちらも用意しておくと良いでしょう。
セルフで染めた髪をきれいに保つには
髪の毛を染めた後はカラー剤によって髪の毛が激しく傷んでしまいます。
傷むのをなるべく防ぎ、長くキレイな状態を維持する上では「ケア」が非常に重要なポイントとなります。
実際に行うケアとしては以下のようなことがあります。
- コンディショナーで髪を潤す
髪の毛の表面は、キューティクルというウロコ状のものが複数枚重なっており、このキューティクルが傷つくと髪が傷む仕組みとなっています。
そのため、髪を傷ませないためには、キューティクルを良い状態で保つ必要があります。そこで重要となるのがコンディショナーです。
コンディショナーはキューティクルを守り、髪の毛の乾燥等を防ぐ役割があります。
髪を染めた後はキューティクルが激しく傷ついていますので、コンディショナーでしっかりと保護してあげることが大切です。 - ドライヤーの使い方を見直す
ドライヤー等の熱は髪を傷めるほか、カラー剤の色落ちの原因にもなります。
そのため、ドライヤーで髪を乾かす際にはタオル等で髪を覆った上から熱風をあてたり、少し離して乾かすようにしたりなどの配慮が大切です。
髪の毛は毎日のちょっとしたケアがキレイに保つ上でのポイントとなります。
せっかくキレイに染まった髪も傷んでしまっていては魅力が半減してしまいますので、ぜひ毎日のケアを心がけてみて下さい。