粘土での作品づくりはいろいろな物がありますが、人形作りも人気の粘土作品です。
そこで人形作りが手軽にできる粘土の種類、作り方をご紹介します。
紙粘土は100均でも販売されていて、手軽に手に入り、カラーバリエーションも豊富です。また自分で着色が簡単なのも魅力の1つ。
もちろん紙粘土を使う際には注意点もありますので、そちらも紹介します。ぜひ作品作りの参考にして、人形作りを楽しんでくださいね。
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粘土で人形などの作品を作るなら紙粘土がおすすめです
紙粘土がおすすめの理由
粘土は、自由自在に形を変えられるので、想像力を膨らませオリジナルの作品を作るのにはピッタリのアイテムですよね。
子供の頃、自宅や幼稚園などで粘土遊びを経験した人は多いのではないでしょうか。
粘土遊びというと、子供の遊びというイメージですが、最近では子供だけではなく大人も作品作りに粘土を使うというほど、粘土に注目が集まっています。
紙粘土で本物そっくりのリアリティある人形や物を作ったり、それらを動画で紹介することも人気です。
小さな人形などを粘土で作りたいという粘土初心者には、「紙粘土」がおすすめです。
紙粘土は、パルプを主原料とし、水や糊などを混ぜて固形化したもの。
紙粘土の特徴は、形を作って時間をおくと粘土が乾燥して軽くなり、そのまま固まるということです。
紙粘土の種類によって、真っ白になる物やよく伸びて作りやすい物、そして重量が軽い物などがあります。
紙粘土は、100均などで手に入るという手軽さも魅力です。
お店によって、売られている紙粘土の特徴が違うので、好みの紙粘土を見つけるのも楽しいですね。
紙粘土で作る作品の人形は芯をいれると仕上がりに違いがでます
紙粘土で人形を作るなら人間の骨に当たる「芯」を入れて形を固定
紙粘土で本物とそっくりなフィギュアを作ってみたいと思っている人もいるのではないでしょうか。
粘土で作るフィギュアはコレクターもいるほどで、プロとして人気になれば立派な職業にすることもできます。
粘土で人形を形づくる時は、頭でイメージを描き、その形を立体で忠実に再現することがポイントです。
紙粘土は柔らかいため、形を固定するためには芯を入れて作っていきましょう。
芯は、作る物の大きさに応じて針金や細く丸めたティッシュペーパーなどを使います。
芯を入れることで、人間でいうと骨や関節になり、形がしっかりと固定されます。
人形の中心となる芯を入れたら、形や最終的なポーズを少しづつ調整すると良いでしょう。
紙粘土人形の作品づくり、簡単な色付けの方法
先に色を混ぜるか、後から色を付けるか
真っ白な紙粘土は、自由に色付けできるという魅力があります。
粘土に色付けする方法は、最初から粘土と絵の具を混ぜて色付けする方法と、出来上がったものに後から色付けする方法の2通りがあります。
ただ、後から色付けする方法は、細かな部分で他の色と混ざり合ってしまったり、はみ出してしまうこともありますので、簡単な方法は前者の始めから絵の具を混ぜる方法です。
元々、色が付いた紙粘土も売られていますので、最初のうちはこのような物を使って簡単に作り、粘土細工の面白さを感じるのも良いのではないでしょうか。
紙粘土で人形作品を作る時の注意点
乾燥するとヒビ割れが起こる紙粘土
紙粘土は袋から出して形をつくっているときには軽くて柔らかいですが、時間が経つと表面の水分が抜けて乾燥し、粘土にヒビが入ってしまいます。
ヒビが入ってしまった粘土は修復が難しいため、粘土細工においてヒビ割れは避けたいことです。
紙粘土は、丸1日置くと表面が乾燥し固くなるため、色付けなどの作業もしやすくなります。
この段階では、表面だけが乾燥している状態なので、粘土の内部までは固まっていないことがほとんどです。
そのため、この状態で無理に形を変えようと触ってしまうと、粘土が変形してヒビ割れてしまう恐れがあります。
粘土の大きさにもよって、完全に乾燥する時間は変わります。
小さなフィギュアなら1日程度で乾燥することが多いですが、大物となると1週間以上乾燥にかかることもあります。
乾燥までの期間は、落下や他の物がぶつかることを避けるため、安全な場所に置くなどの工夫が大切です。
紙粘土以外にも人形が作れる粘土があります
樹脂粘土や石粉粘土も粘土細工に適した粘土
紙粘土以外にも、色々な種類の粘土があります。
小さい物を作るのに使われる粘土が「樹脂粘土」です。
紙粘土と違い、乾燥してもヒビ割れしにくく、弾力性があるのが特徴です。
また、樹脂粘土は乾燥すると透明感が出るため、独特の質感を出すこともできます。
光沢を出したいフルーツやスイーツのミニチュア作成に使わることも。
また、より細かい細工をするのに適した粘土に「石粉粘土(せきふんねんど)」という物もあります。
見た目は紙粘土にも似ていますが、石を粉砕した粉と薬品で粘土状にしているため、表面を彫刻刀で削ることもしやすいので、よりリアルな粘土細工を作るのには適した粘土と言えるでしょう。
伸びやすい特性があるため、人形の細かい服などの加工もしやすい石粉粘土は、技術をマスターすれば、プロ並の繊細なフィギュアを作ることもできます。
粘土細工は、使う材料によっても作る作品の感じが変わってきます。
作りたいイメージを膨らませ、形にする粘土細工はぜひマスターしたいですね。