いつもそれなりに掃除をしているつもりでも、長年同じ部屋で生活をしていると、カビ臭いニオイが出てしまうことはよくあることです。
その原因の場所は、さまざまですので、一概に「ココ」とはすぐに断定はできません。
しかし、きちんと家の中をしっかりチェックすることで、原因の場所を特定することは可能ですので、カビ臭い部屋で過ごさなくても済むための対策をしっかり取りましょう。
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部屋がカビ臭いニオイになる原因は
毎日の掃除場所は同じでしょう。
トイレ、お風呂、掃除機、洗濯などは毎日しなければならない部分ですね。
なので、それ以外の箇所でカビが繁殖しやすい原因がきっとあります。
カビ臭いの原因をつきとめ、環境の良い部屋にしましょう。
部屋のカビ臭いの原因となる部分がたくさんあります。
一概にも「ここだ!」と断定はできません。
まず原因として考えられる部分を1つ1つ確かめていきましょう。
- エアコン内
エアコンの掃除していますか。
エアコン内は湿気がたまりカビは常連客のような存在です。 - 窓付近
朝昼の気温差で窓には結露がたまりやすいです。
結露を放置して窓枠やサッシなどにカビが繁殖していませんか。
またカーテンの裏や窓の下の床や壁などにカビがついていないかチェックしましょう。 - 家具と壁の隙間
家具と壁の隙間は風通しがよくないため湿気が溜まりやすいです。
家具は壁に密着させるのではなく10センチほど開けて設置し、また定期的にずらして隙間を掃除することもカビ対策となります。 - 収納場所に物を詰めすぎる
押入れ、タンス、クローゼット、下駄箱などに物がぎっしり詰まっていませんか。
物と物が密着しすぎると湿度や温度が上がってしまいカビが繁殖しやすくなります。
整理して物を減らしましょう。
部屋のカビ臭い場所がわかったら、原因を取り除こう
部屋のカビ臭いの場所が特定できたら、原因となるカビを取り除きましょう。
カビ掃除に絶対的効果のある洗剤と言えば塩素系の洗剤です。
しかし、お風呂場やトイレの便器ではなく部屋の中でカビが繁殖する場所は、家具や壁などの素材がデリケートな部分が多いです。
そのため、安易に塩素系洗剤を使用してしまうと、家具や壁の素材の色落ちや傷みなどの原因となってしまいますので避けることをオススメします。
そこで変わりに効果的となる洗剤が重曹です。
カビは酸性ですのでアルカリ性の重曹で中和し汚れを落としやすくします。
なおかつ重曹はすすぎが必要なく拭き取りだけで掃除を済ますことができ、成分もとても優しいものからつくられていますので、人が主に過ごす部屋の掃除にはとても優秀な洗剤です。
部屋をカビ臭いニオイにさせる原因を発生させないために出来ること
部屋のカビ臭いにおい対策
部屋を換気する
窓を小まめにあけ風の通りをよくします。
風邪が行き届かない部分には扇風機などを置いたり、半日または一日物をずらして風が行き届くような工夫をします。
外の湿度が高い日に換気をすると余計な湿度が部屋に入り込んでしまうので天気に注意してください。
デイリー掃除以外の場所にも注意
カビ臭いの原因となるエアコンや窓枠やサッシ、収納場所の掃除はデイリー掃除にはあまり含まれません。
ですが、かなりカビの原因となる確率が多い場所です。
定期的に掃除をしてカビの繁殖を避けましょう。
除湿機の設置
除湿機を設置して部屋の湿度管理を行いましょう。
その除湿機の掃除も怠ってしまうとカビ臭いの原因となりますので、除湿機の定期的な掃除もお忘れなく行ってください。
カビは、こんなところにも出ますので要注意
カビ臭いの原因となるとこはこんなところにも!
普段使っている布団です。
普段使っているのにも関わらず布団の裏はあまり見ることがありませんよね。
一度自分の布団の裏を確認してみましょう。
布団の裏がカビだらけでショックを受けてしまう人もいるのではないでしょうか。
布団は非常に湿気を吸収しやすいです。
床に直接布団を敷きっぱなしにしておくと1日でも布団の裏にカビが発生します。
毎日の布団の上げ下げが本当に大変で何度もそのままにしてしまったことがあります。
おかげで布団はたった1日でもカビがポツポツと…
そこから繁殖してすぐにカビが広まって布団を処分したことが3~4度ほどあるくらいです。
1度発生してしまったカビは、知らず知らずに繁殖を続け他の場所に接触したり、風力によってさらなる場所へと菌を運んでしまいます。
布団を床に敷いて寝ている人はカビ対策として、すのこを利用しましょう。
折りたたみ式(スタンド式)のすのこや、丸めて収納便利なすのこがありますので、自分にあったアイテムをチェックしてみてください。
部屋のカビ臭さが取れたら、良い香りでいっぱいにしよう
部屋を良い香りにするアイテムは豊富です。
部屋専用の芳香剤、もしくはアロマ、芳香剤入りポプラなど、芳香剤かつインテリアとして活用できるものがたくさんあるので、芳香剤選びも楽しめます。
と言っていますが、この筆者である私はあまり芳香剤の匂いが得意ではありません。
良い匂いなのはわかるのですが、芳香剤の匂いが強すぎると頭が痛くなるのです。
なので匂いを放つ芳香剤ではなくて、木炭や重曹などただ匂いを吸収してくれるものを使用しています。
玄関やトイレ、寝室、リビングなど家の目立たない所に置いています。
しかし、入れ物や飾り方によってはインテリアにもなりおしゃれに見せることもできますよ。