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窓拭きに新聞紙を使うと傷が付く?傷をつけない新聞紙の使い方

窓拭きをする際に新聞紙を使用すると、手軽にキレイになると評判です。しかし新聞紙を使う際に窓ガラスに傷がつかないか?と心配される方も。特に賃貸物件にお住まいの方だと、気になるところですよね。

そこで窓への傷が気になる方に、おすすめの新聞紙を使った窓拭き方法をご紹介したします。

ほんの僅かな手間で、ガラスへの傷を気にせずに掃除をすることができます。記事を参考にして窓拭きをなさってください。

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新聞紙を使った基本の窓拭き掃除方法

部屋の大掃除後、安堵のため息とともに見上げた空。澄み渡った青空が窓からみえるはずなのに、なんだか空がくすんでいる、なんてことありませんか。それ、空のせいではないかもしれませんよ。

窓を良くみて見ましょう。あなたの部屋から外の景色を映し出してくれるはずの窓ガラス、汚れてはいませんか。

大掃除は部屋の中で完結するものではありません。ついつい忘れがちな窓の掃除。窓ガラスが綺麗になるだけで、部屋がいつもより明るくみえること間違いなしです。

窓拭きといえば、思い浮かぶのが、新聞紙

新聞で窓を拭くと、なぜ、窓が綺麗になるのか?
それは、新聞紙のインクの成分が、油分を分解してくれるからです。

インクには、艶出しの効果もあります。更に、インクによりワックス効果を得ることができ、汚れがつきにくくなるとか。

窓拭きをしたいが故に、わざわざ専用の洗剤を買ってくるというのは面倒なことです。洗剤を買ってこなくて済むだけでなく、読み終わった新聞紙を使って掃除すれば経済的にも良いと言えるでしょう。

一石二鳥と感じたあなたは、早速新聞紙で、窓拭きを試みようとするかも知れませんせん。しかし、ちょっと考えて見てください。

新聞紙は雑巾やスポンジと違い、固い紙

掃除に使おうと丸めてみたら、ガチガチになって、水で濡らしても柔らかくならない。もしかしたら、窓に傷がつくのではないかと心配になってしまうのも無理はないでしょう。

折りたたんだらどうかという話しもありますが、濡らして窓の上を拭いてみても、滑りにくく擦り切れる。

では、どの様にしたら、新聞を使って上手に窓拭きをすることが出来るのでしょうか?

新聞紙を使った窓拭きがは傷が心配?ポイントは丸めずに使う新聞紙

早速新聞紙を使って掃除をしていきましょう。手順は2つ。

1つ目の手順は、新聞紙を濡らして窓を拭く

最初に水で濡らした新聞紙を使うには理由があります。文字に使用されているインクには、油分を落とす効果があるためです。まずは、まどについた油分を綺麗に落としていきましょう。

2つ目の手順は、乾いた新聞紙で拭き上げること

なぜ、乾いた新聞紙をつかわなければならないのでしょうか。それにも理由があります。インクでガラスをコーティングするためです。汚れをつきにくくしてくれます。

しかも、窓を拭いたあとは、そのまま捨てるだけ。雑巾やスポンジを洗う手間も省けます。

新聞紙ってまるで窓の掃除のためにあるのでは、なんて思えてきますね。

しかし、1点気になるのが、新聞紙の硬さ。
布と違い、新聞紙は紙です。硬い紙で掃除をするのですから、窓に傷がついてしまうのでは心配になってしまうのも無理はありませんが、それも工夫次第です。

新聞紙の使い方

  1. まずは新聞紙を畳みます。
  2. その畳んだ新聞紙を大きく曲げて、そのカーブ部分で窓拭きを行えば問題ありません。

角がなくなるので、新聞紙が硬くても、傷になることはないでしょう。

乾いた新聞紙で拭き上げる際も同様、カーブ面を利用して、窓拭きを行ってください。

窓拭きで傷が気になる場合は、まず水洗いをすることもおすすめ

実は、新聞を使って窓拭きをする際に、新聞が硬いこと以外でも、傷がつくことがあります。特に外側の窓に起こりがちです。

新聞紙を使う前に行うこと

外側には、ホコリや細かい砂などがついています。このホコリや細かい砂を取りきらずに、新聞紙で窓拭きをしてしまうと、傷の原因になってしまいます。

まずは水洗いする

ホコリや砂を取り除かずに、新聞紙で掃除してしまうと、傷の心配だけでなく、ホコリを取り切れずに、乾いた後に白くなってしまうことも考えられます。折角掃除をしたのに、掃除をする前より汚いなんてことになりかねません。

ですから、窓拭きをする際は、外側から、そして、水洗いからが基本です。

先に外を掃除しておくと、内側の窓拭きをする際に、拭き残しが分かりやすくなるので、掃除がよりしやすくなりますよ。

窓拭きに新聞紙が適している理由

先程も述べたように、窓拭きに新聞紙が適しているのは、インク成分が油分を分解し、更に艶を与え、ワックスの効果も得られるため、汚れがつきにくくなるというのはお分かり頂いたと思います。

しかし、それだけではありません。

新聞紙の繊維にも別の効果が期待できる

新聞紙に使われている紙は、繊維が粗いため、汚れを絡め取ってくれるという特長もあります。また、布と違い、紙なので、繊維が窓に残りません。

ダブル、いやトリプルパワーが、窓をピカピカにしてくれるというわけです。

そして、新聞が窓拭きに適しているという最大の理由は、古新聞を使うということでエコに繋がり、お財布にも優しいということではないでしょうか。

新聞紙での窓拭きは傷がどうしても心配な方は

しかしながら、やはり新聞紙での窓拭きは不安だという人もいるでしょう。

傷がつくのではないかだけでなく、結局新聞紙がボロボロになって、上手く掃除出来ないのではないか、白い窓枠にインクの色がついてしまうのではないかなど、色々考えるところはあると思います。

やっぱり窓拭きは普通の方法で行いたいという人は、思い切って新聞での掃除はやめて、一般的な方法で窓を綺麗にしたほうが無難かもしれません。

窓拭きに用意するもの

  • バケツ
  • ガラス用洗剤か中性洗剤(食器用洗剤でも構いません)
  • 雑巾またはスポンジ
  • スクイージ

窓拭きのやり方

  1. 窓の下に、新聞紙などを広げておきます。
  2. 窓ガラスに水をかけて、雑巾やスポンジで優しく洗います。水をかける際は、内側は、霧吹きなどを使うと便利です。ホコリや砂がついている場合は、先に刷毛などで、取り除いておきましょう。
  3. 次に、バケツの中の水に洗剤を適量加え、その中に雑巾を入れて絞り、再びガラス全体を洗います。
  4. 次はスクイージーの出番です。左から右へ、そして上から下へ向かって、水分を取り除いていきましょう。
  5. 最後に乾いた雑巾(マイクロファイバーがオススメ)で、窓に残った水分を拭き取ります。これで完了です。
窓ガラスを早く乾かしたいという理由で、晴れている日や日差しの強い日に掃除しようと考える人もいるかもしれませんが、これは、間違いです。

掃除をしている途中で、水が乾いてしまうと筋になってしまうこともあります。窓拭きをするのなら、できれば、くもりの日に行いましょう。

窓拭きにメラミンスポンジは使わない

掃除といえば、メラミンスポンジを思い浮かべる人もいるのではないでしょうか。

メラミンスポンジとは?
水だけで汚れが落ちる便利グッズです。しかし、使って行けない場所がります。

それは、窓も含みます。

メラミンスポンジを窓拭きに使うのは、ご法度なのです。

メラミンスポンジは、メラミン樹脂というとても硬い樹脂を発泡させて作っています。
その発泡させる時に出来る網目により、汚れを削り取っているのです。要するに、とても細かいヤスリと同じと考えて良いでしょう。

研磨により、汚れを落としているので、窓ガラスがコーティングされている場合、傷をつけ兼ねません。メラミンスポンジの使用にはくれぐれも注意が必要になります。

お伝えしたいことは、たった一つ。大掃除の際には、窓掃除をお忘れなくということ

窓が綺麗になると、なぜかよりスッキリした感じがするのは、部屋に入り込む光が明るく差し込むからにほかなりません。外の景色がより、くっきりはっきり見えるでしょう。

あなたの部屋の窓ガラス、汚れて曇ってはいませんか。
なんだかモヤモヤした気分なら、今の曇った窓ガラスの様に、あなたの心も曇っているからかもしれません。汚れを落として窓ガラスを綺麗にすると、気分もきっと爽やかになるはずです。