服に付いた油汚れは、洗濯しても残ってしまうことがよくあります。濡れている時にはわかりませんが、乾いてからその油ジミの部分だけが色が濃く見えますよね。特に小さなお子様の場合には、食事の時にも食べこぼしが多かったり、マヨネーズをつけてしまったりと、シミになる原因がたくさんあります。
そこで、服に付いた油汚れの落とし方をご紹介します。まずは汚れを付けてしまったら、すぐに対処することが大切。そしてシミになってしまった油汚れには、これからご紹介する方法を試してみましょう。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
-
スポーツサングラスをかけるなら?子供用野球サングラスの選び方
子供が野球をするときにはスポーツサングラスは必要なのでしょうか?子供のことを考えると、サングラスはか...
-
窓掃除を簡単に新聞紙を使ってする方法!ポイントと注意点を紹介
家の窓は気がつくとすぐに汚れてしまうので、掃除をしようと思っても憂鬱になってしまうことがありますよね...
-
ユニットバスの換気扇から聞こえる異音の原因を知って対処しよう
ユニットバスの換気扇から異音が聞こえる場合「もう寿命かな?」と考える人もいると思います。 しか...
-
メガネをかけている子がスポーツする時のゴーグルメガネについて
普段からメガネをかけている子供はスポーツをするときにはゴーグルタイプのメガネをしたほうがいいのでしょ...
-
再婚したい!子連れ再婚で幸せになるために必要なこととポイント
一度離婚を経験した女性の中には、新しく素敵な男性との出会いがあり、その人との再婚を考えている人もいる...
スポンサーリンク
服に付いた油汚れはシミにならないように早めに対処
服についた油汚れが原因のシミを落とす上では様々な方法があります。
最悪の場合はシミ抜きのプロであるクリーニング屋さんにお願いすれば事なきを得るということもあります。
ただどの方法を取るにしても早く対処するに越したことはありません。
場合によってはシミを防ぐことができるかもしれませんから、余計な手間やお金をかけないためにも、ここではまず応急処置の方法についてご紹介します。
シミを防ぐための応急処置の方法
油汚れによるシミ防止の応急処置はペーパーナプキン(ティッシュでも可)と石鹸があれば行うことができます。
飲食店では基本的にこの2つが揃っていることが多いと思いますが石鹸が無い場合には無くても問題ありません。
それでは手順をご紹介します。
- まずは「乾いているペーパーナプキン」で可能な限り油を拭き取りましょう。
上から優しく拭き取るのがポイントです。
汚れを伸ばしてしまうとシミの範囲が広がってしまいますので注意して下さいね。 - 次に石鹸と「濡らしたペーパーナプキン」で油を拭き取ります。
拭き取る際のポイントは前述と同じく上から優しくです。
また石鹸を使う場合は石鹸が残らないように十分に水拭きを行いましょう。 - あとはしっかりと乾燥させます。
これにて応急処置は完了です。シミになっていないか確認しましょう。
服の油汚れには洗濯前にキッチン用洗剤を使って
油汚れが服に付着した場合には洗濯する前にやってべきほしいこと、それは「中性洗剤」を使って手洗いすることです。
そんなに派手な油汚れでない場合は中性洗剤を使って手洗いすることで落とせる場合があるのです。
ちなみに中性洗剤とは「キッチン用洗剤」のことです。
洗い物をする際に用いている洗剤が中性洗剤ですのでそちらを使うようにして下さいね。
中性洗剤を使った手洗いで服の油汚れを落とす方法
はじめに桶などの容器に火傷しない程度のお湯を用意します。
油は冷たくなると固まる性質があるためお湯を使うのが効果的です。
お湯を用意したら油汚れが付着した箇所を洗います。
この時は洗剤はまだ必要ありません。
力加減に注意しながらお湯だけで洗うようにして下さい。
次は洗剤を使って洗います。
油汚れが付着した箇所に洗剤をたらし先端の細いブラシ等で擦ります。
先端の細いブラシは100均等で購入することもできますが身近な歯ブラシ等でも問題ありません。
油汚れが落ちたことを確認したら洗うのを止めてお湯でしっかりと濯ぎます。
洗剤が残らないように注意して下さい。
また、残すは乾燥のみですが気になる方は洗濯機で洗濯した上で、乾燥の工程に入ってもOKです。
固形石鹸を使って油汚れを落とす方法
服に付着した油汚れは「固形石鹸(洗濯用)」を使って手洗いすることでも落とすことができます。
ポイントは1つ。
「石鹸の成分をよく染み込ませながら丁寧に洗うこと」です。
このポイントをおさえることができれば油汚れの付着した服は洗濯機で洗濯するよりも確実に落とすことができるでしょう。
実際の手順は他の方法と殆ど同じです。
お湯を用意したら、油汚れが付着した箇所をお湯洗い→石鹸洗いの順番で洗い、最後にしっかりと濯ぐだけです。
ポイントさえおさえれていれば、たったこれだけでもキレイに落とすことができますので、ぜひ試してみて下さいね。
また、お湯の温度によっては衣類が傷んでしまう原因にもなりますので、熱湯のような熱すぎる温度には注意して下さい。
服の手ごわい油汚れには洗濯前にクレンジングオイルでシミ抜き
色々な方法を試しても、洗濯しても服の油汚れを落とせない…!
そんな場合には女性の皆さんがほぼ毎日欠かさずに使っている「クレンジングオイル」を使うのがオススメです。
メイク落としが油汚れに効果的な理由
それはメイク落としの成分にあります。
メイク落としは化粧品に多く配合されている油分を綺麗に落とす効果があります。
つまり、化粧品の油分と同様の服の油汚れにも、効果的というわけなのです。
油汚れを落とす際に必要なものは?
必要なものは「クレンジングオイル」のほか「ブラシ」と「キッチンタオル」だけです。基本的にはこの3つがあれば進めることができます。
油汚れを落とす方法
- まずはキッチンタオルを敷きその上に服をおきます。
油汚れのある箇所にクレンジングオイルをたらしますので、油汚れのある箇所の真下にキッチンタオルがくるように敷いて下さいね。 - 油汚れがある箇所にクレンジングオイルをたらします。
- ブラシで油汚れを叩きます。
- 入浴時と同じ位の温度のお湯を(40~42度程度)を用意します。
- 用意したお湯の中で服を洗います。
- 普段通りに洗濯から乾燥までを行います。
- 油汚れが落ちているか確認しましょう。
クリーリング屋さんに持って行って、シミ抜きをお願いするようにしましょう。
広範囲なひどい油汚れの洗濯には弱アルカリ性洗剤を選ぶ
油汚れが服に酷く広がっている場合には、油の弱点である「お湯」と「洗剤」を用いて浸け置き洗濯をしながら、汚れを落とす必要があります。
それでは実際の手順やポイントなどをもう少し詳しくみてみましょう。
●必要なもの
- 洗剤
洗剤はアルカリ性のものが必要です。
というのも、油汚れは酸性の性質をもっているため、その性質上からアルカリ性の洗剤が使うのが良いのです。 - お湯
お湯の温度は少し熱いと感じる程度が最も効果的です。
50度程度を目安に用意すると良いでしょう。
ちなみに、油は低温であればあるほど固まるという性質がありますので、くれぐれも「水」では洗わないようにしましょう。 - 漂白剤
漂白剤は主に2種類ありますが、オススメは酸素系です。
酸素系漂白剤は、色柄物でも色落ちの心配なく使うことができますので、無い方はぜひ1つ用意しておいて下さい。
●手順
- はじめにお湯に洗剤を溶かし、浸け置きするための準備を整えます。
- 準備が整ったら手順1の中へ衣類を浸します。
- そのまま60分ほど時間をおきます。
- 浸け置き後は揉み洗いをして汚れを落とします。
- 洗濯機に前洗いをした服を入れます。
- いつも通り洗剤や漂白剤を入れて洗濯をします。
- 洗濯終了後はしっかりと乾燥させましょう。
以上で汚れ落としは完了です。