ボンドが服などの布に付いてしまうとなかなか取れません。そんなボンドを取る時には、どのようにすると良いのでしょうか。
そこで、布に付いたボンドの取り方をご紹介します。
まずは身近にあるもので対処してみましょう。そして時間が経つとさらに落としにくくなってしまいます。気付いた時には早めに対処するのがおすすめです。
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布に付いたボンドに除光液を使った取り方
ボンドは様々なものを強力に接着できるので、子供の工作から大人のDIYまで、いろいろな場面で活躍してくれるとても便利なアイテムです。
しかし、強力な接着力ゆえの悩みもあります。
それは服やエプロンなどについてしまった時です。
子供が工作でボンドを使ったときには、ありがちな悩みですよね。
すぐに教えてくれれば良いのですが、ほとんどは固まってからの事後報告だったり、洗濯でやっと気づく事も多いことでしょう。
布についたボンドは厄介です。
力任せに剥がそうとすると、強力な接着力のために布の方が負けて破れてしまうこともあります。
布に付いたボンドは除光液を使って取ろう
そこで試して欲しいのが除光液です。
除光液を固まったボンドに塗ると、アセトンという成分の頑張りによって、ボンドを柔らかくしてくれますよ。
柔らかくなるまで繰り返し塗って、ボンドに染み込ませてください。
柔らかくなれば、取り除く事も可能になりますよね。
もし、ボンド剥がしの為に除光液を購入するなら、アセトンだけの方が強力です。
ただし、その分刺激も強くなりますから取扱には注意が必要になります。
アセトンはホームセンターなどで手に入れることが出来ますよ。
除光液もアセトンも強い刺激臭がしますから、使うときには必ず換気を行なうようにしましょう。
布に付いたボンドの取り方、アイロンの熱を利用
ボンドが布につくと厄介なのは、固まってしまうことです。
柔らかくなれば、取り除くことも可能になりますよ。
しかし、「除光液が手元に無い!」という方もいらっしゃいますよね。
普段マニキュアをしない方だったり、男性の場合には、わざわざ購入しても次の使いみちに困ってしまいます。
その様な方は、温め柔らかくする取り方を試してみてください。
使うのはアイロンです。
固まったボンドの部分を不要な布(ガーゼやハンカチなど)で覆い、アイロンを当てます。
熱が伝わって柔らかくなったら、手で取り除きましょう。
熱の伝わりが悪い場合には、アイロン台にアルミホイルを敷いて試してみてください。
アルミホイルは熱を通しやすいので、温めやすくなります。
ちなみに、普段のアイロンの時にも効果的ですよ。
アイロンを使うときには、やけどや焦がすことの無いよう、十分注意しながら行ってくださいね。
自宅の処理でなかなか取れないボンドはプロにおまかせ
布にボンドがついてしまって除光液やアイロンを使った取り方を試してみたけど、なかなか取れないということもあります。
頑固すぎるボンドの場合には、自分での処理は諦めた方が良いでしょう。
特に大切にしている服の場合には、無理して自分で剥がすのはおすすめできません。
自分でダメな時には、プロを頼るのが一番です。
クリーニング店に持って言って相談してみましょう。
クリーニング店はお店によって得意な技術が違います。
もし断られても、他の店舗へ相談してみると良いでしょう。
大切な服なら、できるだけ目立たず綺麗にしたいと思いますよね。
自分で強引に処理するよりも、プロはずっと綺麗に仕上げてくれるはずです。
木工用ボンドが布に付いたら固まる前に早めに対処
布にボンドがついてしまった時、一番良い取り方は、固まる前に対処することです。
ボンドは固まってしまうととても厄介ですが、固まる前なら処理も楽にできます。
特に木工用ボンドの場合には、固まる前なら素人でも比較的綺麗に取り除くことが出来ますよ。
木工用ボンドをつけてしまったときは、まず濡らした布で拭き取ります。
ボンドを広げないように注意しましょう。
それからお湯に5分ほどつけて柔らかくし、石鹸をつけて歯ブラシで優しく洗い落とします。
力をいれてゴシゴシすると、生地が痛むので気をつけましょう。
ボンドが取れたら水ですすぎ、普段どおりにお洗濯します。
お湯の温度は40℃が目安です。
洋服によっては30℃で表示されていますから、確認してから作業しましょう。
ボンドが残っていると、シミになってしまいますからしっかりと落とすことがポイントです。
手に付いたボンドの取り方
ボンドは布だけでなく、手についたときもやっかいですよね。
石鹸を使って手を洗っても、なかなか取れないということも多いです。
手にボンドがついたときには、まずはお湯につけて揉みあらいするのがおすすめです。
木工用ボンドの場合には、お湯と石鹸でほぼ取れるはずです。
しかし、瞬間接着剤などの場合には、お湯でも取れない場合があるかもしれません。
その様なときには、布と同じように除光液を使ってみましょう。
瞬間接着剤を使う時には、事前に専用の剥離剤を準備しておくのもおすすめです。
指同士がくっついてしまったという時でも、剥離剤があれば焦ること無く対処できますね。
ボンドはとても便利ですが、予定外の場所へついたときには処理が大変ですよね。
ボンドを誤ってつけてしまったときには、固まる前にできるだけ早く対処するのがおすすめです。