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夕飯のおかずにぴったりな野菜のレシピについて知りたい

夕飯のおかずと言えば、お肉やお魚などの主役を思う浮かべますが、本当に美味しく食べるなら、野菜の存在は欠かせません。
もしお肉かお魚しかない夕飯になったら、見た目も栄養も寂しいものになってしまいます。
そうならないように、野菜をお肉やお魚と一緒に調理したり、一品料理として脇に添えたいものです。
そんな夕飯のおかずとしてぴったりな野菜のレシピや、季節に合わせて食べたい野菜についてもご紹介しますので、是非参考にしてみてください。

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夕飯のおかずに選ぶ野菜は、季節で決めよう

夕飯のおかず作り、つい面倒で、肉や魚に頼りがちという人もいるでしょう。しかし、健康のためには、積極的に野菜を摂取したいですよね。

しかし、野菜ってなんだか高いというイメージはありませんか。野菜を栽培する技術が進化している今、ほとんどの野菜が一年中スーパーなどに置かれています。

野菜には旬がある

やはり旬の野菜は味が違います。勿論、栄養価にも違いがあります。しかも旬の野菜は、値段が安く、手に入りやすいのも特長です。

味がしっかりとしていて、旨味や香りが充実しており、栄養価も高い。なんてったって、値段が安い。そして鮮度も良い。

そんな旬野菜を是非、体内に取り入れちゃいましょう。ぜひ、夕飯のおかずには旬の野菜を使ってみてください。

夕飯は春の野菜を使ったおかずで決まり

あなたは春の野菜を想像するとき、どんな野菜を思い浮かべますか。寒い時期がおわり、やっと植物が元気に育って来る頃、そんな季節の野菜を思い浮かべるとき、山菜のようなちょっと苦味のあるものを想像する人も多いでしょう。

また「新」や「春」とつく野菜が多いのも、春の特長かも知れません。新じゃが、春キャベツなど、春にはそんな野菜が店頭に並びます。

春にしか見られない野菜

多く存在します。

春の野菜って、ちょっと苦いなって思いませんか?

癖が強い野菜も多いですよね。子供にの頃には、そんな癖や苦味が苦手だったのに、美味しく食べられるようになった頃から、大人になったなと自分自身で感じていたものです。その苦味こそが、春を感じる瞬間という人もいるかもしれませんね。

たけのこやふきのとう、菜の花、タラの芽など。
実は、春の野菜が苦いのは、害虫から自分自身を守るためと言われています。
植物性アルカロイドやポリフェノールという成分だとか。

この苦味こそが、冬の間に私達の身体に溜め込んだ老廃物や脂肪を排出してくれるのです。
自然からの贈り物の味と思えば、この苦味や癖も、もっと美味しく感じられるかも知れませんね。

春に人気の野菜の一つに、アスパラガスがあります。軸と穂先にむらが出てしまい茹でるのが難しいと感じている人もいるかも知れませんね。
実は、茹でてしまうと、アスパラの中にあるグルタチオンや葉酸という成分がお湯に流れ出てしまいます。

栄養を、しっかり取るためにも、できれば茹でずに他の方法で食べるのがよいでしょう。そこでオススメなのが、アスパラの蒸し焼きです。

とっても簡単なので作り方を見ていきましょう。

夕飯にピッタリ。アスパラのホイル蒸し焼き

材料
  • アスパラ 1束
  • ピザチーズ 適量
  • 塩、コショウ 適量
作り方
  1. アスパラを5センチの長さに切ります。
  2. アルミホイルの上にアスパラとチーズを乗せて、塩、コショウで味を整えます。
  3. アルミホイルでで包込みましょう。
  4. フライパンにカップ1杯の水を入れて、アルミホイルを中央におきます。
  5. 蓋をして中火で10分。蒸し焼きにすれば、完成です。

簡単な上に栄養を逃さない。特にチーズ好きなお子さんにも大人気の夕飯のおかずになるのではないでしょうか。

野菜が主役の夕飯のおかず、夏に食べたいレシピは

夏には、夏野菜がオススメです。あなたは夏野菜にどんなイメージがありますか。色とりどりの濃い色で、鮮やかな色の野菜が多いというイメージでしょうか。

夏野菜の旬は6月~8月頃

強い日光を浴びて元気に育った野菜、夕飯のおかずに取り入れてみませんか。

色が濃い野菜は、暑い夏でも見た目が良く、食欲をそそりますよね。

夏野菜は、基本的にビタミンが豊富です。また水分が多い夏野菜は、ミネラルやカリウムも豊富。そして、調理せずに食べられる野菜が多いのも魅力でしょう。

緑黄色野菜として人気の高い、かぼちゃ、ピーマン、トマトなんかも夏野菜料理には欠かせません。

夏は暑さのせいで、食欲がなくなることもあります。ですから、ご飯が弾むおかずで、ぜひ夏の暑さを乗り切ってしまいましょう。

オススメの夏野菜を使った夕飯のおかずを3つご紹介します。

かぼちゃと牛肉の炒めもの

  1. かぼちゃは種とワタを覗いて、皮付つきのまま1センチ程度の厚さで食べやすい大きさに切ります。
  2. にんにく1片を半分に切って潰しておきます。
  3. 牛の切り落とし肉に、塩コショウをします。
  4. フライパンに油を入れ、ニンニクを炒め、色がついたら、牛肉をほぐし炒めます。かぼちゃを加え更に炒めます。醤油とバターで味をととのえたら完成です。

ついついご飯が進んじゃう。ピーマンと豚肉炒め

  1. 切り落としの豚肉に、酒と片栗粉を絡めて揉む込みます。
  2. ピーマンは細切りにします。あれば、玉ねぎも細切りに。
  3. 醤油とみりん、砂糖を混ぜあわせましょう。
  4. サラダ油を熱したフライパンで豚肉を炒めます。
  5. 豚肉の色が変わったら、ピーマン(玉ねぎがあれば一緒に)も加えて炒めましょう。
  6. 野菜は炒めすぎないのがポイント。シャキッとした感が残るくらいで3を投入してください。
  7. 水分が少なくなって、全体に絡んだら完成です。

鶏肉のトマト煮

  1. 一口大に切った鶏もも肉に塩コショウをふっておきます。バターで鶏肉を炒めます。
  2. 肉を取り出し、次に斜め切りしたナスと、薄切りした玉ねぎを炒めます。
  3. そこに、鶏肉を再び戻し、ワインビネガーと切ったトマト、ニンニクを加えて強火で炒めます。
  4. トマトケチャップとコンソメを水で溶いたスープをたっぷり加え、煮ます。最後にオイスターソースで味を整えて完成です。
ナスは夏野菜ですが、実は緑黄色野菜ではありません。

切ったときに、中身まで色がしっかりと付いているのが、緑黄色野菜なのです。豆知識として覚えておいてもよいかもしれませんね。

収穫の秋なら、夕飯のおかずにこんな野菜を食べよう

「秋ナスは嫁に食わすな」ということわざを聞いたことがあるという人もいるでしょう。あれ、なすって夏野菜?秋野菜?と疑問におもっているあなた。

実はナスはどちらも旬です。

梅雨明けにナスの株を大きく切り戻すことで、夏の暑さでも、株を維持させることができるのです。

切り戻す前のナスは夏が旬のナスです。一方、秋になるナスは、切り戻したあとのナスなので、身は小ぶりですが、夏よりも皮が柔らかく、味もさらに美味しくなっています。

他には、とうもろこしやしそ、人参、ごぼう、玉ねぎ、じゃがいも、さつまいもなどが秋に旬を迎える野菜です。特に秋には根菜類が旬を迎えます。

また、したけや松茸はこの秋に旬を迎えます。

ちなみにかぼちゃは夏が収穫のピークを迎えますが、貯蔵し甘くなって来るのが、秋から冬にかけてです。ぜひ、秋にもかぼちゃを食べましょう。

秋野菜にもたくさんの栄養素が詰まっています。しかし、長時間水に晒したり、茹でたりすると、栄養素が出ていってしまいます。蒸すなどの調理方法がオススメです。

そこでオススメなのが、簡単な蒸し料理の夕飯のおかずです。

ご飯がすすむ、秋の野菜と鶏肉の蒸し煮

材料
  • 鶏もも肉 1枚
  • さつまいも 1本
  • れんこん 1節
  • 人参 1/2本
  • しいたけ 5個
  • 醤油 大さじ1/2
  • 酒 大さじ1
  • バター 適量
作り方
  1. すべての材料を食べやすい大きさに切っておきます。
  2. 鍋に入れて、醤油、酒、バター だし汁大さじ3杯を加え、中火で蒸し煮をします。
  3. 6分~8分程度蒸せば完成です。

 

 

冬に食べたい野菜を使った夕飯におすすめな簡単おかず

冬って野菜が高いというイメージはありませんか。
しかし、旬の野菜であれば大丈夫。

冬野菜といえば、白菜や大根、カブ、ごぼう、ネギなどが旬を迎えます。
冬の野菜は、寒い地域で収穫されるので、体を温める効果が期待できます。寒い季節には是非、夕飯時に鍋で食べたいという人も多いでしょう。
スープにするのもオススメです。

簡単でオススメなおかず鍋とスープの作り方をご紹介しましょう。

インスタ映え間違いなし。白菜のミルフィーユ鍋

  1. 一枚ずつ白菜を剥がして、洗います。水はしっかりと切って起きましょう。
  2. 豚バラの薄切りを白菜の上にのせ、その上に白菜、また豚バラというように交互に重ねていきます。
  3. ある程度重なったところで、5センチ程度の間隔でカット。
  4. なべの縁から、添わせるように敷き詰めていき、なべの中央までしっかりとカットしたものを敷き詰めましょう。
  5. 和風だし、醤油、塩、水を加えて15分程度煮込めば完成です。

和風だしと醤油と塩をコンソメに変えても美味しいですよ。

白菜とベーコンのシチュー

  1. 白菜を一口大に切ります。
  2. 玉ねぎは繊維に沿って薄切り、ベーコンも食べやすい大きさにカットシましょう。
  3. 鍋に油を入れ、べーコンを炒め、次に玉ねぎを炒めます。
  4. 玉ねぎが柔らかくなったら、白菜の葉元を炒め、次に葉先の緑の部分を炒めましょう。
  5. なべに水とコンソメを加え、煮込み、柔らかくなったら牛乳と市販のクリームシチューのルーを加えます。
  6. 軽く塩コショウをして完成です。
どの野菜がどの季節に旬なのか、わからないときは、値段を見るとわかることがあります。

スーパーには、年中同じ野菜が並びますが、ぜひ旬の野菜を夕飯のおかずとして取り入れて、本来持つ野菜の美味しさを存分に堪能して見てはいかがでしょうか。