「クエン酸がいい」というフレーズはテレビ番組で聞いたり見かけたりすることがあります。
クエン酸には食用のクエン酸や掃除などに使われるクエン酸があります。
ここでは食用のクエン酸、その使い方にスポットを当ててみましょう。
クエン酸と聞くと酸っぱいイメージがありませんか?柑橘系にも含まれているクエン酸を上手に取り入れましょう。
簡単に出来るクエン酸ドリンクの作り方を紹介します。
またジュースに入れて飲むのもおすすめなクエン酸の取り方です。
クエン酸は料理にも使えます。煮物を作る時にも活躍します。その使い方をご覧ください。
また掃除にも使えると聞いたことはないでしょうか。
ポットなど口に入る物の汚れを落としたい時にも安心して使うことが出来ます。
食用クエン酸の効果も確認して、毎日の生活に役立てましょう。
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食用のクエン酸を手軽に摂る簡単な使い方
クエン酸には食用と掃除用があります。
食用のクエン酸と掃除用のクエン酸の違いは、純度の高さと不純物の有無にあります。
食用のクエン酸は、食べる事を目的として作られているので、純度が高く不純物は含まれていません。
そのため安心して口に入れる事ができます。
掃除用のクエン酸は、汚れを落とす事が目的で作られているので、純度が低く不純物が含まれています。
掃除用のクエン酸を口に入れるのは体に良くないので、食用として使いたい場合は、必ず食用のクエン酸を購入してください。
スーパーやドラッグストアには食用のものも掃除用のものもどちらも売っているので、間違えて購入しないように注意が必要です。
食用のクエン酸は、摂取すると健康や美容に効果が期待されると言われています。
食用のクエン酸を手軽に摂取するためには、飲み物に混ぜて飲むのが一番簡単な方法です。
分量は、ジュース100mlに対して1グラムのクエン酸が目安です。
お酒に入れるとちょっとした酸味が加わり、さっぱりと飲む事ができます。
お酒に入れる場合も、100mlに対して1グラムが目安です。
クエン酸は摂取しすぎると体調を崩してしまう事があるので、1日10グラム~15グラム程度の摂取量にとどめておくようにしましょう。
食用クエン酸は料理でも活躍。その使い方
クエン酸は料理にも使える優れものです。
食用クエン酸には野菜のぬめりを取り、料理の見た目を美しくしてくれる効果があります。
また野菜のえぐ味も取ってくれるので、料理をより一層美味しく仕上げてくれます。
ごぼうなどのえぐ味の強い野菜は、水1リットルに対して小さじ1のクエン酸を加えて30分ほどつけて置いてから料理に使うと良いでしょう。
煮物を作る時にもクエン酸が活躍します。
サツマイモやジャガイモなど、煮崩れが気になる野菜を煮る時にクエン酸をひとつまみ程加えてください。
煮崩れを防ぐだけでなく、色も綺麗になり、食欲をそそります。
クエン酸は酸味が強いので、水に溶かせばレモンやお酢の代わりとして使う事ができます。
水100mlに対して小さじ1のクエン酸を溶かすと、市販のお酢と同じくらいの酸味になると言われています。
から揚げなどの揚げ物にかけたり、ピクルス作りなどにも役立ちます。
食用のクエン酸なら安心して掃除にも使える使い方
コーヒーを飲むときや、カップラーメンを食べるときなど、重宝するのが電気ポットです。
水を入れて沸かしているだけだから、そんなに汚れていないと思っているかもしれませんが、意外と中は汚れています。
ポットのお湯は口に入るものですから、掃除にはあまり薬剤を使いたくないですよね。
食用のクエン酸なら、口に入れても大丈夫なので、安心してポット掃除に使う事ができます。
水垢汚れはアルカリ性の汚れなので、酸性のクエン酸が大活躍します。
3リットルのポットの場合、満水状態にして15グラム~30グラムくらいのクエン酸を入れて、沸騰させます。
そのまま2時間ほど放置して、軽く振ってからお湯を捨てます。
再び水を入れて沸騰させ、お湯を捨てたら完了です。
まだ中に水垢汚れが残っている場合は、スポンジを使って優しくこすり落としましょう。
汚れが柔らかくなっているので、簡単に落とす事ができますよ。
ポットの掃除は1ヵ月に1回を目安に行うと良いでしょう。
食用クエン酸の面白いレシピと注意点
食用のクエン酸を使えば、子供が喜ぶお菓子を作る事ができます。
家でのお菓子作りといえば、クッキーやプリン、ケーキなどが定番でしょう。
食用クエン酸を使えば、家で作るのは難しいと思われる「ラムネ」を作る事ができる
【材料・15個分】
- クエン酸 小さじ1
- コーンスターチ 大さじ2
- 粉砂糖 70グラム
- 柑橘系リキュール 数滴
- 食用色素 適量
- 水 小さじ1
【調理手順】
- ボウルにコーンスターチと粉砂糖を入れて、よく混ぜ合わせます。
- 1の真ん中をくぼませて、くぼみに柑橘系リキュール、食用色素、水を入れて、よく混ぜます。
- 塊がなくなるまで混ぜたら、スプーンを使って丸い形に成型します。
※スプーン2本を使って、ギュッと合わせるようにすると上手にできます。 - 15個丸く成型したら、1日天日干しをして固まったら完成です。
色んな色の食用色素を使って、色とりどりのラムネを作るのも楽しいですよ。
このようにお菓子にも変身する便利なクエン酸ですが、使用の際にはいくつか注意点があります。
塩素系漂白剤をクエン酸に混ぜてしまうと、人体に影響を与える有毒な塩素ガスを発生させます。
危険なので、絶対にやめましょう。
また、掃除をする素材にも注意が必要です。
鉄などの金属にクエン酸を使うと、サビが発生してしまう事があります。
大理石などの石材も、クエン酸を使うとツヤが消えてしまう恐れがあります。
タイルの目地なども、クエン酸を使うと劣化が早まるので避けた方が良いでしょう。
クエン酸は濃度を濃くしすぎると、肌荒れの原因になるので、肌の強い弱いに関わらず掃除の際は手袋を着用するのがおすすめです。
クエン酸の効果と使いたい場面
食用のクエン酸には、身体に良い作用がたくさんあります。
特に疲労回復の効果が高いと言われていて、疲労物質である「乳酸」をエネルギーに変えてくれる効果があります。
肉体労働を頑張っている人や、スポーツを頑張っている人には、食用クエン酸が特におすすめです。
クエン酸には、体に良いとされるビタミン類も豊富に含まれていて、美容を気にする女性にもおすすめです。
健康にも美容にも、どちらにも優れた効果を発揮するのがクエン酸の魅力なのです。