ジメジメとした季節には、部屋の中の湿度が気になります。お部屋の湿気取りには重曹が効果的、という話を聞いたことがありませんか?
そこで、お部屋の湿気取りに重曹を使う方法や、より効果的な使い方についてご紹介します。
どこに置いても効果が同じというわけではありません。それぞれに効果的な置き方を覚えておきましょう。
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湿気取りとして使う重曹の効果
家の湿気取りとして重曹を使うにはどこに使うのが良い?
梅雨時期で雨が続くと、室内の湿度も高くなり息苦しさを覚えるほどになることもありますよね。
湿気取りはただ置いておくだけで水を取ってくれるので、便利でエコですが、使い終わったら捨てるため、買い替えの手間や捨てる手間がかかってしまいます。
そこで、「重曹」を湿気取りに使うのがおすすめです。
重曹は、掃除に使えることで有名ですが、湿気を吸い取る役割もあるので、湿気取りとして使うことも出来ます。
市販の湿気取りアイテムと比べると、効果としては重曹の方が弱いため、広いリビングに置くよりはトイレや靴箱など、密室状態で使うことで、湿気取りの効果が有効に働きます。
重曹を湿気取りとして使う時の効果的な置き方
狭い空間で除湿効果が期待できる重曹
重曹を湿気取りとして使うためには、重曹を空気に触れさせる必要があります。
空気が重曹の成分に触れることによって、重曹に空気中の水分が吸収され、湿度が低くなります。
重曹を湿気取りとして使うには、特別な物は必要ありません。
自宅にある食器やコップなどに重曹を入れ、湿気を取りたい場所に置いておくだけです。
重曹には、湿気を取るだけではなく、臭いを消す効果もあるので、湿気を取りながら、消臭効果もというダブルの効果も期待出来るメリットもあります。
家の中でも、重曹が効果的に除湿がされる場所としては、クローゼットや靴箱、トイレなどの狭い空間です。
触れる空気が限定されるため、重曹を置いておくことで、その空間の湿度を快適にすることができます。
クローゼットや押入れの湿気取りに効果的な方法
重曹はなるべく空気が触れる状態で置く
湿気が高いということは、言い換えれば、”カビの繁殖の可能性もある”ということです。
カビは、湿度が高く、ホコリなどをエサとして繁殖するため、特に湿度の高い時期には、カビが発生しやすいので、室内でもカビ対策として除湿をすることが大切です。
ホコリも、人の動きが少ないところで溜まる性質があるため、大きな家具の裏側などに空気の動きがないところには溜まりやすく、重点的にこの辺りの湿気を取る必要があります。
重曹で湿気を取るためには、重曹の粉を空気に触れさせることが必要です。
そのため、表面がなるべく広く取れる浅めの容器に重曹を入れて、湿気を取りたい場所にその容器を置いておけば、ある程度の湿気が重曹に吸着し、湿気を取ることが出来ます
重曹の湿気取りは好きな香りを付けるのもOK
重曹は湿気取りだけではなく芳香剤としても使えます
湿気取りとは言え、ただ重曹を容器に入れて置くのはシンプル過ぎてちょっと…という人には、重曹をおしゃれな湿気取りにアレンジしてみるのもおすすめです。
例えば、透明な瓶容器に重曹を入れて、さらに可愛い貝殻やドライフラワーなどで、素敵にアレンジすることも出来ます。
ただ、蓋をして密閉してしまうと、湿気取りの効果は発揮出来ませんので、注意しましょう。
上にガーゼなどの空気が通る布で蓋をしたり、周りの飾り付けをしてもオシャレな湿気取りになります。
さらに、重曹の上から好きな香りのアロマオイルなどを垂らせば、ほんのり香る芳香剤としても活躍します。
お部屋を除湿するいろいろな方法
炭や珪藻土も除湿に効果的
部屋の湿気を取るためには、重曹の他にも様々な物があります。
手軽な湿気取りとして代表的な物が「炭」です。
木炭は、火を起こしてバーベキューに使う方法が一般的ですが、炭の特性上、湿気を取る性質がありますので、ただ炭を置いておくことで、周辺の湿気を取ることが出来ます。
バーベキューするのに、大量に買った炭が余ったらぜひ湿気取りとして使ってみましょう。
炭には、湿気と取る他にも、臭いを取る効果もあります。
また、珪藻土も注目されている素材のひとつです。
珪藻土とは、植物プランクトンの死骸が化石化した”珪藻(けいそう)”が主成分の土で、炭と同じように湿度を調整したり、臭いを消すという効果があります。
珪藻土バスマットが、風呂上がりの水をみるみる吸収するということでエコな素材としても有名ですが、近年では壁紙として珪藻土が成分の物も人気があります。
この吸水効果が湿度を調整してくれるということです。