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ポリエステルのアイロン失敗のテカリを目立たなくする方法

ご主人のスーツや子供たちの制服などにアイロンをかけた時に、テカってしまった事やテカリが気になったことはあるでしょう。

それはアイロンのかけ方が問題かもしれません。

ここではポリエステルのテカリや、アイロンのかけ方やポイントについて詳しく紹介します。

ポリエステル素材のテカリは修復することは出来ませんが、目立たなくする方法があります。
気になるテカリやアイロン跡に一度お試しください。

ポリエステルのテカリの原因や予防する方法も併せてご覧ください。

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ポリエステル生地にアイロンをかけたらテカリが出来てしまった時の対処法

ポリエステル生地に対して高温でアイロンがけをしてしまうと、生地が変にテカッて目立ってしまうことがあります。それはアイロンの熱によって、繊維に変化が生じてしまったせい。

繊維が溶けてしまったわけでなければ、このテカりを目立たなくできる場合があります。

用意するもの
  • アイロン
  • アイロン台
  • 当て布
  • メラミンスポンジ
  • ボウル
やり方
  1. テカってしまった部分を、メラミンスポンジで優しく擦る。
  2. ボウルに酢を入れて、酢の2倍量の水を入れて薄める。
  3. 2を当て布に染みこませたらギュッと握って水分を取り、テカっている部分の上に広げる
  4. 140度ぐらいに温めたアイロンを、当て布の上からかける

この方法は完全に回復することは難しいですが、少しは目立たなくすることができます。
メラミンスポンジでの擦り方は、次の項目も参考にしてください。

ポリエステルの衣類のテカリを目立たなくする方法

アイロンによるテカりでなく、摩擦によるテカりの場合は、以下の方法でテカりを軽減することができます。

ブラッシングをする

衣類用のブラシで、ポリエステル服の繊維を優しくブラッシングしましょう。ブラッシングをすることで、ペタンと寝てしまっている繊維を起こして、テカりを目立たなくすることができます。歯ブラシで代用もできます。

メラミンスポンジで擦る

メラミンスポンジとは100均でも購入することができる、研磨タイプのスポンジです。
これを使って繊維を起こすとテカりが直ることがあります。

注意点
強く擦らないこと。
強く擦ってしまうと繊維を傷めてしまうので、注意してくださいね。一方向に優しく擦った後、次に反対の方向に擦ってください。

原理としては、摩擦で平面になってテカりが生じてしまったポリエステル繊維を、メラミンスポンジで研磨して荒れさせるという仕組みです。

スチームアイロンを使う

スチームアイロンで蒸気を当てることで、繊維をふんわりと起こすことができます。スチームアイロンとブラッシングを併用するとさらに効果があります。

蒸気を当てた後は、陰干しをして乾かしてください。

ポリエステルのテカリを防ぐアイロンのかけ方

アイロンは低温~中温にする

他の合成繊維は高温にすることもありますが、ポリエステル繊維の場合はアイロンは低温~中温程度にして使いましょう。

高温にすると?

ポリエステル繊維が溶けてテカりが生じやすくなります。まずは様子を見ながら低温からかけるのがおすすめです。

シワが伸びない場合

少し温度を上げてみてください。また、時間をかけすぎないのもポイントです。

低温でも長い間同じところに当てていると結果的に高温になってしまいますので、ささっと当てるのがポイントです。

アイロン時は当て布を使う

アイロンとポリエステル服の間に一枚布を挟むことで、テカりが生じるのを防ぐことができます。当て布は色うつりすることもあるので白、無地のものがいいでしょう。

綿製のものがおすすめです。専用の当て布もありますが、家にあるハンカチや手ぬぐいなどでも十分です。また裏から当てるという方法もあります。

アイロンなどのポリエステルのテカリの原因

摩擦によるもの

とくに制服やスーツだとよくわかりやすいですが、テカりが起きやすいのは肘、袖口、お尻など、机に触れたり椅子に座ったりして摩擦が起きる部分です。

摩擦が起きたことでポリエステル繊維の表面がツルツルになり、それが光に反射してテカッて見えるのです。

高温でアイロンをかけた覚えがなくても、気づいたらテカッてしまっている時ありますよね。この場合は、日々のブラッシングやスチームアイロン、メラミンスポンジで対策してみてください。

アイロンの高温によるもの

ポリエステル服のアイロンをかける時の適温は、120度~150度の低温~中温です。シワがなかなか伸びないから、手早くやりたいからと高温にしてしまうと、テカりを発生させてしまうので注意しましょう。

劣化によるもの

特に制服やスーツは毎日着用するものなので、他の服に比べると劣化も早いです。スーツであればローテーションできますが、あまり替えることがない制服の場合は普段の服より丁寧なお手入れが必要です。

ポリエステルのテカリを防ぐために出来ること

ブラッシングをする

服を着て出かけた後は豚毛や馬毛の専用ブラシでブラッシングして、ほこりや汚れを落としましょう。また繊維を整えることで、きれいに保つことができます。毛玉もできにくくなります。とくに着用頻度の高い制服やスーツは日々のブラッシングを心がけると良いです。ブラシは1000円前後で手に入れることができます。

ローテーションをして服を休ませる

毎日、頻繁に同じ服を着ていると繊維がもろくなって劣化しやすくなってしまいます。スーツであれば数着用意して、なるべく連続で着ないようにしましょう。

テカりが目立たない色を選ぶ

とくに黒や紺色の服がテカッてしまった時に目立ちやすいので、最初からテカりが目立ちにくい色を選ぶという手もあります。グレーなどの淡色は目立ちにくいので、新しくスーツを購入する時などはこの点も検討しておくといいです。