平泳ぎが沈んでしまうというお子さんは多いものです。
まずは沈む原因をみていきましょう。
平泳ぎは水の抵抗を大きく感じますので、手や足の動きや息継ぎのときにどうしても沈んでしまうようです。
沈まないコツをご紹介します。またなかなか前に進まないということもあると思います。平泳ぎの泳ぎ方のコツをみてみましょう。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
-
スキー初心者の子供。スキーを通してウインタースポーツにふれる
スキー初心者! 子供の好奇心を満たすウインタースポーツ。 今は、スキー道具一式揃えなくても、...
-
ダンスにも最適!Tシャツの簡単リメイクで女性らしいシルエット
普通のTシャツを使って、ダンスなどにも似合う女性らしいシルエットのシャツにリメイクしてみませんか? ...
-
簡単ダイエット方法【運動編】家でも気軽に取り組める簡単な運動
運動を取り入れたダイエットをしたいけど、忙しくてなかなか時間を作ることができない人もいますよね。簡単...
-
柔道を子供に習わせる。メリットを考える前に親としてできること
柔道を子供に習わせるメリットを考えてしまいがちですが、何かを通して何を学ぶかが重要であり、そのツール...
-
サッカーのボールサイズは小学生に持たせるなら〇号球がおすすめ
サッカーボールのサイズは年齢によって違います。小学生の場合はどのような大きさのものを用意したらいいの...
-
クロールを速く泳ぐ方法!子供のクロールのスピードを上げる練習
子供がクロールを速く泳ぐには一体どうすれば良いのか、頭を悩ませている親御さんもいますよね。水泳をはじ...
スポンサーリンク
平泳ぎをすると沈む原因と速く泳ぐコツとは
水泳をはじめるとクロールの後にはたいてい平泳ぎを習います。
クロールとは全く違う泳ぎ方なので、躓いてしまうお子さんも多いです。
平泳ぎの悩みの1つ「体が沈む」
平泳ぎを上手に泳ぐためには、キックによる推進力が大きな役割をしめているので、とても重要になります。
足裏で水を押し出している感覚がない場合には、水をしっかり掴めていない可能性があります。
平泳ぎでは足の裏の向きが重要です。
水を効率的に蹴るためには、蹴り出す方向に対して足裏が垂直になっている必要があります。
キックでしっかりと水を蹴ることが出来ていても、手と足のタイミングがずれていると、上手に泳ぐことが出来ません。
平泳ぎでは推進力を得ることの出来る手の動きと、足の動きが別々なので、慣れるまでは「1、2、3」とカウントしながら行うと、タイミングを図りやすいのでおすすめです。
水の抵抗が大きい平泳ぎが沈む原因をみてみよう
平泳ぎは4泳法の中でも水の抵抗を受けやすい泳ぎ方です。
そのため、息継ぎが体の沈む原因の1つとして考えられます。
平泳ぎの息継ぎの時間が長い
平泳ぎで息継ぎする時に体が沈むのは、水面から顔を上げている時間の長さに問題があるかもしれません。
顔が上がっている時間が長くなるほど、腰の位置が下がりやすくなってしまうのです。
ですから、腰の位置が下がる前に、短い時間で息継ぎしてすばやく戻す動作が必要になります。
素早い息継ぎのためには、水中で息をしっかりと吐くことが大切です。
顔を水面から上げた時には、すぐに息を吸うことができ、短い時間で水中へ戻ることが可能になります。
沈む原因の一つとして考えられること
平泳ぎでは足を引きつけてから蹴るまでの時間が長いことも、沈む原因となるので注意しましょう。
また、足を引きつけた時に腰の位置より高くなっていると、体が反った状態となり沈みやすくなります。
平泳ぎが沈む原因が息継ぎの場合の練習の仕方
平泳ぎで体が沈んでしまう原因が「息継ぎ」だった場合、タイミングを意識して練習しましょう。
呼吸のタイミングが合わないと体が沈んでしまうだけではなく、息ができない苦しさを味わうことになります。
平泳ぎの息継ぎは1ストロークに1回行う
口ではなく鼻呼吸を意識しましょう。
目線は真下に向けて、アゴは引きすぎないように気をつけます。重要なのは、手と足のタイミングを合わせることです。
はじめにご紹介したように、カウントしながら手と足を動かしてみましょう。
手で水を掻きはじめて、顔の前で合わせる時に体も一緒に上がります。
このタイミングで顔を上げて息継ぎを行いましょう。
無理に顔を上げるとアゴも上がってしまい、息苦しくなるので、出来るだけリラックスした状態で息継ぎします。
水中では息を吐いて、顔が水面から上がったらすぐに息を吸えるように準備しておくことも大切です。
タイミングが上手くあわない時には、蹴伸びの時に指先が上を向いていることがありますから注意しましょう。
平泳ぎ上達のための泳ぎ方を紹介
平泳ぎを上達させるためには、足の動きがとても重要になります。
平泳ぎのキックは大きな推進力生み出すからです。
出来るだけたくさんの水を捉えて、足の内側で水を外側の後方へ押し出すようなイメージで行いましょう。
キックで1番気をつけなくてはいけないのは、「あおり足」です。
平泳ぎのキックでは、まずは足をしっかりと引きつけてから、足の裏で水を捉えて蹴り出します。
この引き付ける時に、足首が伸びてしまっているのが「あおり足」です。
あおり足では水を上手く捉えることが出来ません。
足を引き付ける時には、膝は軽く曲げて、踵をお尻につけるようにします。
お尻へ近づいたら足首を返して、指先を外側へ向けながら膝を伸ばして水を蹴ります。
最後は両足を真っ直ぐに伸ばして揃えます。この時には足首もしっかり伸ばしましょう。
ポイントは引き付ける時には、力を抜いてゆったり行うことです。
平泳ぎが頑張っても進まない原因とは
平泳ぎが頑張ってもあまり進まない時には、推進力が得られていない証拠です。
まずは足の動きをきちんと確認してみましょう。
先程ご紹介した「あおり足」では水をうまく捉えることが出来ないので、推進力が得られません。
足の裏はしっかりと水を押し出せるように、蹴り出す方向に対して垂直になるようにしましょう。
また、効率よく進むには、体重を移動させることが大切になります。下半身が沈んでいると、前に体重がのりにくくなりあまり進みません。
体が水面に対して水平になるように意識します。
特にキックの後には体のラインが真っ直ぐになるように意識しましょう。
キックの後は足をしっかりと伸ばして揃えることも大切です。
ストロークを焦らずに、まずはしっかりと伸ばします。
体を真っ直ぐにするポイントは、お腹を意識することです。
平泳ぎを上手に泳ぐコツは手と足
平泳ぎは4泳法の中でも水の抵抗が大きく、クロールや背泳ぎとは全く違った動きをするので戸惑うことも多いでしょう。
平泳ぎを上手に泳ぐためには、基本となる足の蹴り方と手の動きのコツを掴むことです。
足で水を蹴る時のコツは、踵をお尻に近づけるように引きつけて、膝を伸ばす時に足首を返して指先を外側へ向けることです。
あおり足に気をつけましょう。
手で水を掻く時のコツは、逆さまのハートを描くことです。
両手で水をかき分けるように動かしましょう。
水をかき分けてから、脇を締めながら両腕を胸の前に持ってきて、顔の前で手を揃える時に、自然と体が上へ上がります。
このタイミングで顔を水面から上げて息継ぎを行います。
しっかりと水を捉えてキックやストロークが出来るようになると、体は沈まなくなります。
タイミング良く手と足を交互にスムーズに動かせるようになるまで練習しましょう。