天井のクロスが少し剥がれかけているような?天井のクロスが浮いてしまったり、剥がれてしまうときにはどんなことが原因なのでしょうか。
よくあるのは、つなぎ目の部分が少し剥がれることですがこのくらいなら自分で直すことができそうですよね。
クロスが汚れていないのであれば、自分で直すのもいいでしょう。直すときの手順や方法を紹介します。
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天井のクロスが剥がれてくる原因とは
新築だった家も済み始めて10年近くなると、クロスの剥がれや汚れなどが目立ってくるようになりますよね。
天井のクロスはあまり目につかない場所なので気づきにくい場所ですが、よく見ると剥がれや浮き、亀裂などを目にするようになります。
我が家も築7年を経過したあたりから、クロスの剥がれなどいろいろと気になる点が出てきたように思います。
クロスの剥がれについては経年劣化によるものが多く、のりの劣化、下地の劣化、クロスの劣化などによって剥がれたり浮いたりすることが多いです。
また、湿気やカビが原因になる場合もありますし、下地のやクロスのカット方法が問題ということもあります。
少し剥がれただけなら自分で直すことも可能ですが、カビや下地については注意が必要です。
カビはクロスで隠してもなくなるわけではありませんから、専門の業者にお願いしたほうがよいでしょう。
下地に問題がある場合も素人のDIYでは解決出来ない場合もありますから、専門の業者と相談するのが良いと思います。
天井のクロスが少し剥がれたときの直し方
天井のクロスの剥がれを見つけた時には、直ぐに対応するのがおすすめです。
少しだけの剥がれであれば、自分で直すことも出来ますし、なにより見た目が残念です。
普段は目にしない場所でも、一度気づいてしまったら、やはり目が行ってしまいますよね。
クロスの剥がれを直すためには、専用の接着剤と圧着ローラーを用意しましょう。
ホームセンターには様々な補修用品が揃っていて、クロスの補修キットなども売られています。
キットには圧着ローラーがセットになってるのものありますよ。
補修方法は簡単です。
- 剥がれたクロスは経過具合によっては縮んでいることもありますから、元の場所に戻せるか確認しましょう。
- 必要であれば慎重に伸ばします。
- クロスの剥がれた壁の方に、接着剤を薄く塗ります。
- 圧着ローラーを使ってしっかりと貼り付けます。
接着剤は時間とともに黄ばむ事がありますから、はみ出した時には、硬く絞った濡れタオルで拭き取ってくださいね。
剥がれが大きい程、作業は大変になりますから、気づいたら直ぐに対処するのがおすすめです。
天井クロスの剥がれた部分を重ねて直す方法
天井のクロスが剥がれてしまった時、剥がれているだけなら接着剤を使って比較的簡単に直す事が出来ます。
しかし、剥がれた上に破けてしまっているときもありますよね。
本来は破けてしまったクロスは、つなぎ目が目立たない場所でカットして剥がし、新しいクロスを貼り付けることになります。
ですが、初めてのクロス補修では難易度が高いですよね。
その様な時には、「重ねて貼る」という方法もあります。
クロスを重ねて張る時に重要なのは、段差をなくすことです。
クロスの浮きなどもそうですが、凹凸は意外と目立つものです。
破れてしまったクロスの段差部分はパテを使って埋めて置きましょう。
一日以上経って、パテが完全に乾いたら紙やすりを使って平らに整えます。
それからクロスを重ねて貼っていきます。
クロスの張り方については、次でご紹介しましょう。
天井のクロスを自分で張り替えるときの手順
天井のクロスを思い切って自分で張り替える時の手順です。
用意するもの
- 養生シートやマスキングテープ
- カッター
- カッターガイド(地ヘラや定規など)
- パテ
- 紙やすり
- メジャー
- はさみ
- 接着剤
- なで刷毛
- 圧着ローラー
- ヘラ
- 雑巾やスポンジ
- 脚立
- コーキング剤
作業手順
- 壁や床など、のりが付きそうな場所は養生します。
- 天井のライトなどの器具は、外せるものは外します。
- 剥がすクロス壁際をカッターガイドを使ってカッターで切ります。
- クロスのつなぎ目の適当な場所にカッターを滑り込ませて、薄く剥がします。
- 4の場所から、薄い紙は残したままクロスを剥がします。
- 浮き上がっている場所があれば、裏紙も剥がします。
- クロスを剥がし終わって、下地に段差がある場所はパテで平らにします。
- しっかりと乾燥させたら、紙やすりをかけて平らに整えます。
- 天井の隅からクロスを貼っていきますが、張り出しは5mm程度まくれるようにしましょう。
- クロスはなで刷毛を使って縦方向に空気を抜きながら貼っていきます。
- クロスは端から剥がれてくるので、端は特に気をつけてしっかりと張るようにします。
- 天井の端まできたら、クロスを長めにカットします。
- ヘラを使って角をしっかりと張り、カッターガイドを使って余ったクロスを切り取ります。
- 同様の手順で天井にクロスを張っていきます。
- 繋ぎ目は圧着ローラーを使ってしっかりとくっつけます。
- はみ出た接着剤は硬く絞った雑巾やスポンジで綺麗に拭き取ります。
- 壁との間に出来た隙間は、コーキングしましょう。
- 取り外した器具類を元に戻して、完成です。
基本的な作業は、少し剥がれてしまった時と変わりませんが、天井全体の張り替えは広範囲なことが問題です。
一人で行なうと壁紙を押さえながら空気を抜いたり、切ったりと2つの作業を同時にこなさなくてはいけません。
支えてくれる人がいれば作業はグッと楽になりますから、2人以上で行なうのがおすすめです。
天井のクロス剥がれを業者に直してもらうときの相場
天井のクロスが剥がれしまった時には、自分で直すのではなく業者にお願いする方法もあります。
特に、カビなど下地に問題がある場合には、専門の業者にお願いするほうがおすすめです。
業者にお願いする時に気になるのは価格ですよね。
業者によってかなり価格差がありますから一概には申し上げられませんが、12畳で約6万~15万円程度かと思います。
クロスには様々なものがあって、量産品の安いものなら1mで700円前後、一般的なクロスでは1平米で950円~1,500円程度が目安です。
クロスにはこの材料費の他に、張替えや下地処理などの作業費、他には養生費や廃材処分費などもかかってきます。
「激安!1平米850円!」などといった広告もありますが、よく見るとそれは材料費だけで、工事費用などが含まれていない場合もありますから注意しましょう。
また、どのランクのクロスを使うのかという点も気になる部分です。
いざ工事が始まってから、いろいろと追加されるということのないように「現地調査」を行って見積もりをもらうと良いでしょう。
複数の会社から見積もりをもらって比較するのがおすすめです。
コストをおさえたいなら、注目するのは材料費です。
安価なクロスや型落ちクロスにすることで、材料費は抑えることが出来ます。
また、下地の処理については、1枚まるごとよりも、必要最小限の部分補修でお願いすることで費用を押さえられる場合があります。
見積もりを出してもらう時に相談してみるのが良いでしょう。
天井のクロスの剥がれは、小さなものであれば比較的簡単に直すことが出来ます。
小さければ小さいほど、自分でも綺麗に直すことができますから、気づいたら早めに対処してくださいね。
カビなど素人では対処しきれない場合には、やはり業者にお願いするのがおすすめです。
上手に使い分けて、住み心地の良い我が家を維持していきましょう。