『ピアノの練習しない』
子どもがピアノレッスンに通っているママの共通するお悩みと言っても、過言ではないでしょう。
練習しないのに、ピアノの稽古はやめないという子どもの気持、なかなか理解できません。
ついつい言ってしまいがちな『練習しないならやめなさい』
これは、NGワードです!
もちろん、私も言ってしまいますが、言われると子供の脳は混乱するそうです。
まだ、10歳にも満たない子どもが、ピアノの上達に必要なのは自宅での練習なんて意識を持つことはできません。
ピアノは楽しい!ピアノ大好き!ピアノを弾きたい!
子供の中からこのような気持を湧き上がらせるためには、親としてどのように導けば良いのでしょうか?
『練習させる』から『練習する』へのシフトチェンジ、してみましょう!
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ピアノの練習しない!でもやめないという子供を持つ親の相談Q&A
Q・小学校低学年の娘がピアノを習っています。特に用事のないときは毎日練習していましたが、ある日練習をしない日が続いたので、「もう辞める?」と聞いてみました。
その質問をしたあとは練習をするのですが、この状況が繰り返されるようになってしまいました。ピアノは辞めさせた方が良いのでしょうか。
A・ピアノの講師をしてますが、ピアノが大好きな子供であっても、練習を一生懸命にする子供はいないのではないでしょうか?自分から進んでする子の方が少ないと思いますね。
特に低学年の間は、親の声かけ次第で練習の仕方が変わってくると思います。
親御さんの声掛けでコツコツ練習をし、発表会で盛大な拍手を浴びて達成感を感じるために、イヤイヤであっても練習しているのでしょう。
練習している間は大きな心で見守ってあげてください。
ピアノの自宅練習しないけど、レッスンはやめないという子への対処法とは
なぜ練習しないのか子供の言い分を聞く
練習をしたくない理由を子供に訪ね、練習をしないとどうなるか、そうなっても良いのかを子供と一緒に考えてみましょう。
子供の意見を聞くことで、親が子供にしてあげられることのヒントを見出すことができます。
この時、子供を攻めるような口調で話をすることのないようにしましょう。
ピアノを続けたいか・辞めたいかを聞く
「本当はピアノを辞めたい」と思いながらも、我慢して続けている事もあります。子供が本当に辞めたいと思っていないのか、もしかしたらピアノが合っていないのではないかなど、子供の心を聞いてみましょう。
辞めたくないのであれば、子供のやる気スイッチが入る言葉を見つけて応援してあげましょう。
「ピアノの練習しなさい」と言わない
練習をしない子供をみていると、だんだんイライラして「練習をしなさい!」と言ってしまいますよね。でも、この言葉の影響でモチベーションを下げてしまう事もあります。
「練習しなさい」ではなく「いつ練習する?」などの言葉に置き換えてみましょう。
ピアノの練習しない子どもにイライラ『練習しないならやめなさい』『やめない』バトルはみんなが通る道
ピアノを習いはじめた頃は、ピアノの鍵盤を押して出る音に喜びを感じる子供が多いです。ですが、弾く音が増えていくたびに、自分の思うようにピアノを弾くことができないことに心が折れてしまう子供もいます。
小さい子供はまだ、自分で動かしたことがない指もあります。それなのに、両手でピアノの鍵盤をたたくなんて、頑張ってもあまりうまくできない事もあるのです。
週に1回のレッスンに向けて子供が全く練習しない姿をみていると「練習しなさい!」「しないならピアノを辞めなさい」という言葉を言ってしまう事もあるでしょう。
でも、そういった言葉は言うべきではないでしょう。
この言葉を聞くたびに、子供にとってピアノが悪者になってしまいます。
子供がピアノを練習しなくなってしまうのは、ピアノを習っている子供であれば誰もが通る道です。
その時期を乗り越えることができれば、子供がピアノの楽しさを知って、自ら練習する日がやってくるようになります。
親はストレスが溜まるかもしれませんが、多少のことには目をつむって寛大な姿勢で見守っていてくださいね。
ついつい言ってしまいがち!ピアノの練習しない子どもに言ってはいけないNGワードって?
それしか練習しないの?
子供が練習をしたあとに「それしが練習しないの?」と、練習時間の短さを指摘する親御さんもいます。
でも、子供にしてみれば、やりたくない練習を頑張ってやったのです。練習をしたのに文句を言われたと感じてしまう事もあります。
なぜピアノの練習できないの?
親がピアノ経験者の場合、子供ができないことにいちいち口出しをしてしまうことがあります。
「なぜできないの?」とは言わず、その言葉を飲み込んでください。そして子供ができるようになった時に「できるようになってよかったね!」と褒めてあげるようにしましょう。
早く練習しないと
「今練習しようとしてた!」という子供の口ごたえが聞こえそうです。子供が練習をしないからと言って、命令口調で子供に指示をするのはやめましょう。
「練習をする?」「お風呂に入る?」と子供に選択肢を与えてあげましょう。
自分が弾きたい曲を一曲用意してあげる
なかなか練習をしない子供へ
「自分が弾いてみたい曲」を与えてあげることをおすすめします。
世の中には色々な音楽が溢れています。ピアノの教本本にのっている曲を練習する気になれないのであれば、子供自らが「弾いてみたい」と思う曲を用意してあげるのです。
練習をしたくない子供には、練習をしたくなる環境を用意してあげることが大切。
自分で弾けるようになりたい曲があれば、その曲を弾く日のことを考えて練習に取り組むようになる事もあります。
練習が好きではない子や、練習するまでになかなかエンジンがかからない子など、色々な子供がいると思います。
自分で弾いてみたいと思う曲が弾けるようになったら、達成感を味わうことでその先もきちんと練習をするようになる事もあります。
自分から「ピアノが弾きたい」と思える環境を作ってあげると良いですね。