かわいくコロコロとしたフェルトボールは石鹸水や洗剤を使って、自分で作ることができます。
ハンドメイドの材料としても人気のフェルトボールは、どのようにして作るのでしょうか?
作り方はいろいろな方法がありますが、簡単な作り方なら小さなお子様でも簡単に作ることができますよ。
フェルトボールの基本的な作り方から、作ったフェルトボールを使ったアクセサリーの作り方をご紹介します。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
-
ニットをリメイクしてカーディガンにする方法と暖か小物の作り方
あまり着なくなったニットや、外出先で脱ぎ着が出来ないニットなどを思い切ってカーディガンにリメイクして...
-
黒ずみ【ひじ・ひざ】手軽に解消できる!簡単ケアと予防法を紹介
ひじやひざには古い角質が溜まりやすく、気がつくと年齢とともに黒ずみになってしまうことがあります。そん...
-
自転車のタイヤに空気入れすぎNG!適切な空気圧で入れすぎ防止
自転車のタイヤに空気を入れている時、ついつい空気入れすぎ状態になってしまうこともありますよね。タイヤ...
-
No Image
-
クリスマスが近くなるとクリスマスツリーを飾るご家庭も多いと思います。特にお子様が小さいうちなどは、ツ...
-
足の臭いを消す対策について知りたい!子供の足臭いを無くすには
子供は大人よりも体臭が少なくて、臭いものだなんて思っていない人も多いと思いますが、子供は意外にも小さ...
-
窓掃除に便利な道具!高所でも安全に掃除ができるお役立ちグッズ
大掃除など定期的に窓掃除を行っている方が多いと思いますが、戸建てに住んでいらっしゃる方は、2階の窓掃...
-
重曹洗顔で毛穴もスッキリ!正しいやり方と注意点やおすすめ頻度
重曹を洗顔に使うだけで気になる毛穴の汚れが落とせるのを知っていますか? いつも掃除に使っている重曹...
-
エアコンの室外機が動かない原因とは?点検方法や掃除方法も解説
エアコンの効きが悪いな…。と室外機を見ると動かなくなっていた!というケースはよくあります。 エ...
-
口角を上げる意識を!でも、意識だけじゃ上がらない口角について
口角を上げる意識はしていても、それをキープするのって難しいんですよね。 また、単純に口角を上げ...
スポンサーリンク
石鹸水や洗剤を使って作る基本的なフェルトボールの作り方
フェルトボールとは羊毛を使って作るふわふわした丸いもの、なのですがこれをもとに可愛い動物のミニチュアを作ったり、モチーフをキーホルダーやアクセサリーにアレンジすることで簡単にハンドメイドの作品を作ることが出来ると話題の素材です。
フェルトボールは羊毛と石鹸水があれば簡単に作ることが出来、作り方もとても簡単なためちょっと手芸をやってみたいけれど細かすぎる作業はハードルが高いと感じる方でも気軽にはじめていただけると思います。
作るときに必要なものは
- フェルト用の羊毛
- お湯(40度程度、お風呂の温度くらい)
- 洗剤(専用のものまたは食器洗い洗剤・シャンプー・石鹸水など)
- お湯を入れる容器
この4つだけ!
作り方もごくごく単純で、羊毛を丸める→表面を軽く整える→石鹸水をかける→手のひらで転がす→石鹸水を洗い流す→乾燥させる→完成!
とても簡単ですね。
それだけの作業でアレンジ自由なフェルトボールを作ることが出来ます。
早速試してみましょう。
ガシャポンのケースを使ったフェルトボールの作り方!石鹸水でもOK
フェルトボール作りは丸める際にガシャポンのケースを使うと更にきれいに丸めることが出来ます。
羊毛を手で丸めて石鹸水をつけたら、それをガシャポンのケースに入れてひたすら振って振って…と繰り返すと中の羊毛はどんどん丸まっていってくれると思います。
手で丸めるよりも簡単にきれいな球体を同じ大きさで作ることが出来るので、たくさんのフェルトボールを使う作品を作りたいときにはおすすめです。
球体はたくさん作ると鍋敷きなどのパーツになるので、均等に揃うようフェルトボールを作れるこの方法が最適です。
球体のフェルトボールはニードルでも加工できるので、ちょっとした耳をつけてみたりすれば、ねこやうさぎなどに変身させてお部屋のアクセントに飾ってみたりしてもいいかもしれません。
簡単に作ることが出来るため、発想次第でいろいろなものにアレンジしていけますね。
フェルトボールの作り方で石鹸水が必要な理由
フェルトボール作りではなぜ石鹸水を使うのでしょうか?
そうすることで羊毛が絡み合ってくれるために使うのですが、石鹸水で絡み合わせるのには羊毛の構造に理由があります。
羊毛は外側は水を弾きますが、内部は水分を吸収しやすい構造をしています。
羊毛は内側が親水性の皮質細胞でできており、外側が魚の鱗に似た表皮に覆われています。
毛事態はケラチン(角質)と呼ばれる疎水性のタンパク質で構成されているため、外側は水を弾き内側は水を吸収するのですね。
そして毛の表面にある鱗のような表皮をくっつけあうことで引っかかりが生まれ、そうしてまとめた羊毛に熱や水分、圧力や摩擦などを加えて『縮絨』と呼ばれる現象を起こして形を作ることで製品ができます。
『縮絨』というのはくっつけあい引っかかりを作りまとめる際に、もともとあった羊毛がまとまったことにより小さくなることを指します。
お湯で石鹸水を作ることは羊毛をゆるくすることにつながり、さらに石鹸で滑らせることで絡み合いをより強くします。
石鹸が洗い流され温度が下がると羊毛が縮み、繊維が縮んでしっかりと形が作られるのです。
ニードルを使ったフェルトボールの作り方
ニードルと呼ばれるフェルト手芸用の針を使って羊毛をまとめることでさらにフェルト手芸の幅は広がります。
ニードルを使ってフェルトボールを作ると表面の毛羽立ちが少なくなるだけでなく、細かい作業も簡単にできるようになるため模様をつけるなどの作業も行いやすくなります。
ニードルでフェルトボールを作る際は石鹸水でフェルトボールを作るときとは少し手順が異なります。
簡単に紹介すると以下のような形になります。
- 羊毛をきつめにまとめて中の芯となる球体を作ります。
- 針でまんべんなく突き刺し小さい球体を作ったら、周囲に羊毛をしっかりと巻き付けます。
- 巻き付けた羊毛を芯の球体に向かって刺していきます。
- 好みの大きさになるまでひたすらに刺し続けます。
- 最後に表面を浅めに刺して表面を滑らかにしたら完成です。
ひたすら刺し続けますので無心になって作業に没頭できます。
手作りのフェルトボールをアクセサリーに
フェルトボールは色々なアクセサリーにアレンジ可能です。
ただ穴を開けるだけでもヘアゴムとして使えますし、ただ接着するだけでも可愛いヘアピンになります。
平らに形を整えて作るとコースタなども簡単にできて、発想次第でなんにでもアレンジを加えられます。
フェルトボールでたくさんアクセサリーを作ったらそれを収納する場所もほしいですね。
そうした場合はフェルトボールで作る『トピアリー』というインテリアグッズをアクセサリー収納用にアレンジしてみてはいかがでしょう。
トピアリーとはフェルトボールを木のような形にして、刈り込まれた常緑樹のようなインテリアにするものです。
もこもこしたカラフルな木のようになるので、そこに少しピンを足せばアクセサリーをクリスマスツリーのデコレーションのように飾って収納できます。
トピアリーの足元を小物入れにすると、さらに収納力は上がりますね。
活かし方次第で何にでも形を変えられるフェルトボールは、ハンドメイドでは万能に役立つパーツになるはずです。
うまく味方につけてハンドメイドを楽しみましょう。