ご近所の建前のお祝いには、一体どんなものを贈るのが良いのか頭を悩ませている人もいますよね。そもそもお祝いは贈らなくてはならないのでしょうか。
建前や上棟式のお祝いに贈る一般的な品物は?お祝いの相場はどのくらい?
そこで今回は、ご近所の建前や上棟式に贈る品物や金額の相場・マナーについての情報をお伝えします。
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ご近所の建前へのお祝い・上棟祝いは贈るのがマナーです
ご近所さんや友達が上棟する場合は、上棟祝いを送る事がマナーとされています。
基本的にはお酒を送る事が多いです。
例えば日本酒を2本送ったり、ビールのケースをひと箱送ったりすることが好ましいでしょう。
この時祝い事に合う正しいのしをつけるようにしましょう。
お酒を送る事が良いとはお伝えしましたが、必ずしも日本酒ではなくてはならないということはありません。
なぜならみんながみんな日本酒を送っていたら、家の中が日本酒であふれかえってしまうでしょう。
日本酒以外にもビールや缶酎ハイなどでもよいです。
もちろんお酒ではなく、ジュースやゼリーなどでもよいでしょう。
なぜなら家を建てる家庭にはお子さんのいる方も多くいると思いますので、ジュースを送ると喜ばれるでしょう。
火を連想させるような赤いものなどは、マナー違反なので送らないようにしてくださいね。
近所の建前のお祝いに招かれた時の【のし)の書き方と定番の品物
建前の祝いとは棟上げ式や上棟式ともいわれます。
柱、梁、桁、力板が完成して棟木を取り付けて補強する際に、行われる儀式とされています。
建築主とその家族、工事に関係している関係者が参加し、棟梁が中心となって祝い事を行うことを言います。
地域によっては棟上げの上から餅をまいたり、近所に赤飯を配ったりなど地域によってさまざまなやり方があるようですね。
本来は棟梁が、建物が完成するまで何事もないように願うための儀式として行われていたものでした。
もし近所の建前の祝いに招かれたときはお祝いを持って行った方が良いでしょう。
その時の祝い品には先ほどもお伝えしましたが、日本酒やビール、ワインなどのお酒をお渡しするとよいでしょう。
のしについては、紅白花結びの紙にのしに、「祝 上棟」や「祝 棟上げ」という表書きを書きましょう。
近所の建前のお祝いを欠席する時は
建前の祝いの式をあげる意味としては、棟梁が本来は建物が完成するまで何事もないよう願うための儀式とされていましたが、現在では、建主が棟梁や大工などの工事関係者を労うおもてなしの意味が強くなっています。
無事棟上げができたこと、これからも工事の安全を願い、工事を宜しくお願いしますという意味を込めたお祝い事です。
この建前に招かれたのものの、都合が悪くて参加できない場合もあるでしょう。
そういった場合は丁重に出席できない旨をお伝えし、新築祝いの際にお伺いさせていただくことを伝えた方が誠意が伝わるでしょう。
そして、招待されても自分の都合で参加できない場合は、お祝い金をできれば送った方が好ましいです。
もし建前に誘われていない場合であればお祝い金は渡さなくてもよいでしょう。
そして建前に参加してもしなくても、新居が出来上がってお伺いする場合は新築祝いのお祝い金をお渡しするべきでしょう。
建前のお祝いの相場はどのくらい?
建前のお祝いとしてはお酒を送る事が好ましいとお伝えしましたが、お祝い金をお渡しする場合はいったいどのくらいの金額を送ればよいのでしょうか。
建前の祝いの相場は地域の風習によって違いますので正確な金額というのはお伝えできません。
個人の住宅の場合は数千円~一万円程度の金額でよいとされています。
上棟祝いは上棟式にもっていくようにしましょう。
竣工祝いは建物が出来上がった後に行う、竣工式の際に持っていきましょう。
この時、お祝い金は受付にお渡しするか事前にお祝いの品を送るようにするとよいです。
相場としては、身内や取引先相手の場合は一万~3万円ほど包むとよいでしょう。
友人の場合は3万まで出さなくても1、万以上は出す場合が多いようです。
建物の建築を請け負った会社は5万~10万ほど包むのが相場となっているようです。
建前のお祝いに参加する場合はあまりラフな格好をしていくのは避けてください。
あくまで神事ですのでその場に合った格好をすることが大切です。
建前とは具体的にどんなことを言う?
ご近所さんや知り合いが新築を立てる場合、建前という言葉を行くことがあるのではないでしょうか。しかし、実際にはどういったことを指す言葉なのか曖昧な人もいます。
ここでは具体的には建前とは実際にはどういったことを表して言うのかをお伝えしていきます。
とは言っても地域などによって建前の指す意味は様々なようです。
建前とは、木造建物の骨格を作り、棟上げをするまでの工事の事を言います。
日本の木造住宅は、コンクリートの基礎工事を行った後に木材で建物の構造をつくっていきます。
土台、柱、梁、桁、力板といった建物の主要な部分を組み立てていくことを建前というのです。
最後に屋根の一番上の部分になる棟木を上げるまでの一連の作業を建前というので、そこまでの作業が終了した後に建前の祝いの式を行います。
棟上げが終わった後にお祝いすることを建前ともいいますが上棟式とも言います。
この上棟式を行うことを含めて新築工事の大きな節目を迎えるところまでを建前という場合もあるようで地域によって様々なのでしょう。