お子さんの持ち物に記名するために、衣類などにアイロンシールやワッペンを貼ることがありますよね。布に貼ったアイロンシールを、綺麗に剥がす剥がし方を知りたいという人もいるのではないでしょうか。
衣類などの布に貼ったシールはどうやって剥がせばいいの?布以外のシールの剥がし方は?
そこで今回は、布に貼ったアイロンシールやワッペンの剥がし方と、布以外のシールの剥がし方についてお伝えします。
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布のシールの剥がし方・アイロンで貼り付けたお名前シールの剥がし方
子供の入園や入学の持ち物に名前を付けることもあるでしょう。オリジナリティを出すために、ワッペンをつけることもあるかもしれません。
小物だけでなく洋服などにも、アイロンで手軽につけることのできるシールやワッペン。最近では100円ショップで扱っていたり、子供の大好きなキャラクターのモノだけでなく、大人でも気軽に楽しめるようなものもあり、種類も様々です。選ぶ楽しみだけでなく、どこにつけようかと悩むこともまた楽しみでもあるのが、この布に貼れるシールやワッペンではないでしょうか。
しかし、実際アイロンを使ってつけようとチャレンジしてみたものの、上手く接着できなかったり、イメージと違う場所や位置につけてしまった場合、失敗したと悔やむこともあるでしょう。
子供に好きなワッペンをつけてあげたにも関わらず、時が立つと、もう好きじゃないから違うシールやワッペンにしてほしいなんてお願いされるお母さんもいるかもしれません。お下がりの洋服であれば、前に使っていた子の名前がシールでついていることもあります。
剥がせるものなら綺麗に剥がしたい。そう願うあなたに、綺麗な剥がし方をお教えします。
アイロンを使った方法です。アイロンを使って貼ったのに、またアイロンを使ったら益々強力に貼り付いていてしまうのではないかと心配する人もいるかも知れませんが、ご安心下さい。
アイロンで付けるシールやワッペンは再度アイロンで熱すると、綺麗に布から剥がすことができます。
剥がしたいシールやワッペンの上に布を当てて、中温以上で、シールの端からアイロンで熱を加えていきます。アイロンを当てた部分を、温かいうちにゆっくりと剥がしましょう。
ドライヤーの熱でシールを温めても剥がすことはできます。アイロン同様、アイロンで貼り付けるシールやワッペンは再び熱を加えると剥がれやすくなります。剥がしたいシールの上や裏からドライヤーで温風を当てて温めたら、端からそっと剥がしてみましょう。
布のシールの剥がし方・ワッペンを剥がすコツ
布のシールやワッペンの剥がし方はお分かり頂いたと思いますが、名前などのシールに比べ、ワッペンというのは、のりが強くて取れないこともあるでしょう。上手な剥がし方はあるのでしょうか。
ワッペンを上手く剥がすためには、アイロンのスチーム機能を使ってみましょう。じっくり体重をかけ押しあてるようにアイロンをかけていきます。アイロンを滑らせてはいけません。ワッペンの真上からアイロンを乗せてください。滑らせると、のりがずれて益々剥がしにくくなってしまいます。アイロンの先の尖った部分がワッペンの端に来るようにし、体重を乗せてアイロンを押し当てましょう。
剥がした時に、のりが残ってしまった場合は、慌てずにのりを取る方法を試してみましょう。
洋服などに残ってしまったのりの上から、布を当ててアイロンをかけてみましょう。スチーム機能を使うと綺麗に取ることができます。スチーム機能がない場合は、濡れタオルを乗せてアイロンをかけると良いでしょう。
大抵の残ったのりは取り去ることが出来ますが、それでものりが残ることもあるでしょう。このような取りきれなかったのりは、消毒用エタノールを綿棒にしみこませて、のりにつけてこすり取るとよいでしょう。簡単に綺麗にすることができます。
再び綺麗な、何もついていない状態に生まれ変わらせることができるのです。
布のアイロンシールの剥がし方・布の素材に気をつけて作業しよう
布のアイロンシールの剥がし方を実践する前に、気をつけなければならない事があります。それは、汚れです。布のアイロンシールやワッペンを剥がそうとしても、衣類自体に汚れがついたままアイロンをかけてしまっては、後々大変な事になってしまいます。特に気をつけたいのが絵の具の汚れや油汚れです。
ですから、シールを剥がす前に、シッカリと洗濯し汚れを落としておくことが重要です。また、衣類やアイロンシールやワッペンは洗濯後、十分に乾燥させておきましょう。
当て布の素材にも気をつけなければなりません。また、剥がしたい、衣類がアイロン不可であったりポリエステルであることのないよう注意が必要です。シールを剥がしたい衣類自体も当て布もアイロン使用可能であるか、確認してからアイロンを当てましょう。当て布はいらなくなった柄の無い、白い布を選んで下さい。
当て布を洋服の上に置き、アイロンの焦げ跡が当て布につかない程度の中温から高温で、ゆっくりと熱を加えていきます。じっくりと熱を加える事で、のり部分を剥がしやすくして、一気にシールやワッペンを剥がしましょう。
布以外についたシールの剥がし方は?
シールを剥がしたい部分は布だけではない、他にもあるという主婦も多いのではないでしょうか。小さな子供がいる家庭でよくありがちなのが、子供が貼った紙のシールが取れないという悩みです。
子供ってどうしてあんなにもシールが好きなのでしょうか。手紙などや絵にシールを貼ったり、シールで遊ぶのは何も問題がないとしても、ふと気付いた時に、窓や家電、家具、テーブルなどにも子供がシールを貼っていたなんて事もあるかもしれません。慌てて剥がしてしまい綺麗に剥がれず、家具などを傷めてしまったなんて経験はありませんか。
まずは、深呼吸。綺麗に取れるシールの剥がし方をためしてみましょう。
中性洗剤を使った方法です。食器を洗う台所用の中性洗剤をシールにたっぷり含ませて、ラップで上から覆い、20分程度放置します。それからゆっくりと剥がしていきましょう。剥がしたあとは、しっかりと水拭きして下さい。洗剤が残っていると変色の原因になってしまいます。
紙のシールには、他にお酢もお勧めです。しかし、酢は酸性であるため、つけても問題のないガラスなどの窓のシール剥がし適しています。
上手く剥がれないときは、平たい定規などで、優しく傷がつかない程度にこそげ落とすと良いでしょう。
古くなったガムテープの剥がし方は?
なかなか剥がせない物の一つとして、布のシールや紙のシール以外にもガムテープをあげる人もいるでしょう。ガムテープの中には粘着力が強いものもあり、うっかり粘着面が家具などについてしまうと、綺麗に剥がすのは至難の業です。また貼ってから時間が経過したガムテープだと、後処理に苦労することもあるでしょう。
ガムテープは古くなると、紫外線や熱の影響で粘着剤は劣化し、除々に流動化してベトベトになってしまいます。更に進むと、固形化して、最終的には粉状になります。
そんな古いガムテープを剥がした場合、表面の布だけが剥がれて固くなった粘着層だけが残った経験のある人もいるのではないでしょうか。こうなると、溶剤で溶かしとるのは難しくなります。
時が経っていない場合であれば、除光液をガムテープの剥がし跡につけてこすり取ると綺麗になります。
剥がし跡に液をつけたくないという人もいるでしょう。ドライヤーの熱風を当てて粘着面を温め、拭き取ると意外と綺麗に取れます。液が垂れて来るような場所であれば、ドライヤーで温めて取るというのは、オススメの方法です。ガムテープを剥がす際に、ガムテープにドライヤーの熱を当ててながらゆっくり剥がすと、きれいに粘着面を残さず剥がすこともできます。
しかし、剥がし跡の粘着面が固形化してしまった場合は、すでに粘着層になり、簡単には取ることは出来ません。紙やすりを使って削り取るしかないでしょう。木に240番の紙やすりを巻きつけ、対象の素材に当たらないように気をつけながら、表面の粘着層だけをこすります。粘着層が薄くなったら、更に目の細かい400番に変えてさらにこすりましょう。素材が透けて見えてきた段階で、研磨剤を要らない布に塗って、残りの部分を磨いて取り除いたら終了です。水が使える素材であれば、濡らしならが擦ると効果的です。
布や紙のシール、更にはガムテープなどの粘着性の在るものは、剥がした時に跡がのこることもあるでしょう。失敗したと落ち込む前に、慌てずに上記の方法をためしてみると案外きれいに取ることができるかもしれません。
また、剥がす前にどのように剥がしたら良いのかを、調べておくことも大切です。もとの綺麗な状態に戻った時は、やはり嬉しいものです。