お盆になるとお坊さんが参られて法要をしてもらうことがありますよね。この時、お坊さんにはどんなお菓子を出せばよいのかわからない人もいるでしょう。
お坊さんに出すお菓子は一体どんなものが良いのでしょうか。出し方のマナーと一緒に確認をして、失礼のないように対応しましょう。
そこで今回は、お盆に参られたお坊さんに出すお菓子や出し方のマナーについてお伝えします。
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お盆にお坊さんに出すお菓子の種類
法事の際の悩み事のひとつであるお坊さんに出すお菓子。
お坊さんに出すだけあって作法を間違えてしまっては失礼ですし、悩んでしまうと思います。
法事となると和菓子のイメージが強いですが洋菓子でもいいのかといった疑問も浮かびますね。
そこでお坊さんに出すお菓子について考えてみました。
まずはお菓子の種類についてです。
基本的にはどんな種類のお菓子をだしても大丈夫です。
お坊さんに出すお茶菓子については決まりなどがなくどのようなものを用意しても問題ないのです。
ただ、一日に何件も回ることもあるお仕事ですし、甘いものが得意ではない可能性も考えられますので、個包装の持ち帰りやすいお菓子を選ぶのが無難といえます。
出されたお菓子もお布施のひとつという捉えられるようなので、基本的に持ち帰られることを考えておきましょう。
お盆の法事でお坊さんにお菓子を出す時の出し方
法事の際にお坊さんにお茶菓子を出すときには、お茶と一緒にお盆や菓子皿に乗せてお菓子を渡すのが一般的です。
お菓子の個数は1~2個が多数派です。
ですが地域や家庭によって決まりがある場合もございますので、親戚や身内の方に事前に確認しておくのが良いでしょう。
そして忘れてはいけないマナーがあります。
お菓子を出すときにはお菓子を『懐紙(かいし)』に乗せて出すことがマナーになります。
懐紙とはよく和菓子の下に敷かれている紙のことです。
見たことのある方も多いのではないでしょうか。
100円ショップなどでも販売されているので事前に用意しておくと良いと思います。
出すお菓子の種類についてはお菓子屋さんでどんなものがいいかと訪ねてみるのもひとつの手です。
お菓子屋さんに買い求めるものですからお菓子屋さんの経験値に頼るのが良いと思います。
お盆に来たお坊さんにお茶やお菓子を出す時のマナー
マナーとしては一番忘れてはならないのが先程も上げた、お菓子の下の『懐紙』です。
これがあるのはすべてをお布施と捉える考え方から、頂いたものは口をつけたならすべて消費する、もしくは持ち帰るという行動をお坊さんは教えとして行わざるをえないからです。
基本的に懐紙を持ち歩かれていることがほとんどですが手元になくなってしまっている場合などもありますし、お坊さん自身が持ち帰ろうとしなかった場合、懐紙に包んで渡す必要があります。
そのために懐紙は用意しておきましょう。
お坊さんにお菓子を出すタイミングはお勤めが終わったあとが良いのではないかと思います。
それについては次の項目で詳しく書いていきますね。
お坊さんにお茶を出す回数について
お坊さんにお茶を出すタイミングは最低二回ほどあります。
それは
- お坊さんがお参りに来られた際
- お坊さんがお勤めを終えられた際
の二回です。
理想的なのは、お坊さんが来られた際にウェルカムドリンクの要領で、お勤めをなさるまでの時間にお茶をお出しします。
お坊さんが家に上がられるとまず一番最初にお仏壇に合掌なさると思います。
そこから家人への挨拶に移りお勤めの準備に入られるはずです。
それから一回目のお茶をお出ししましょう。
お勤めが始まり読経を終えるとそこで二回目のタイミングです。
ここでお茶と一緒にお茶菓子もお出ししましょう
お勤めのあとに着替えをなさったり雑談を挟むこともあると思いますので、そのタイミングを狙うのが良いと思います。
お盆の檀家回りに来たお坊さんの謝礼の相場について
お盆のお布施には決まった金額というものが存在しません。
『お布施はお気持ちで』と言われることも少なくないですし、一方でいくら包めばよいのかと悩むことも多々あると思います。
あくまで目安ではありますが、普段のお盆の場合は、5,000~20,000円ほどが一般的な金額です。
またはじめてのお盆である新盆・初盆でのお布施は、30,000~50,000円前後が渡されることが多いようです。
お布施の他にお車代をお渡しする地域もありますし、お菓子などでもそれを表す地域もあるようなので事前に確認しておきましょう。
お渡しするときは市販の無地の白い封筒でお渡しします。
直接お渡しするのではなく小さなお盆などにお布施を乗せてお渡しするのがマナーです。
お盆がない場合は袱紗の上に乗せてお渡しすると良いでしょう。
表書きは『御布施』で間違いありませんが何も書かずにお渡ししてもマナー違反とはなりません。
裏側には名前や住所を記載しましょう。
夏の暑い盛りにお経を上げに檀家を回るお坊さんの負担は大きいものになるはずです。
冷たいお茶などを用意してねぎらうことで一息ついてもらいましょう。