注目キーワード
  1. ペット
  2. 子育て
  3. 恋愛
  4. 料理
  5. マナー

スチール缶とアルミ缶の違いとは?スチール缶が小さい理由

スチール缶とアルミ缶にはどのような違いがあるのでしょうか?同じ飲み物なのにコーヒーはスチール缶、ジュースはアルミ缶というように分けられていますよね。

ペットボトルは、コーヒーやジュースお茶などどちらも利用されていますが缶はなぜ分かれているのでしょうか?

それは、このような理由があるためです。スチール缶とアルミ缶の違いについて紹介します。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

水垢の効率的な落とし方を知りたい。プラスチック製品の場合は

水垢はお風呂場や台所、洗面所など水を使う場所で発生します。 そのままにしていると、見た目も良くない...

【服のハンドメイド】初心者向け生地の選び方のポイント

ハンドメイドブームで小物や服を手作りする方が増えていますよね。 服を作ろうと思った時には手芸屋さん...

カルキの落とし方とは?クエン酸を使った掃除方法を紹介

いつのまにかついてしまうカルキ汚れ、いったいどのようにして落としたらいいのでしょうか? ゴシゴ...

部屋干ししたら嫌な臭いが…。臭いを消す方法について知りたい

外が雨だったり、花粉が多く飛んでいる時などは、洗濯物を部屋干しする必要があります。 しかし、部屋干...

洗濯物の生乾きから発生する嫌な臭いの原因と対処方法について

夏場になると湿気が多くなり、途端に洗濯物が乾きにくくなって困りますよね。洗濯物の乾きが悪くなると、一...

車のシャンプーの泡立て方!ポイントはバケツに入れる水の力加減

車のシャンプーの泡立て方がわからず、泡がない状態で車を洗っていませんか? 車のシャンプーは洗顔と一...

ミニトマトの葉っぱについた白い線に注意!その正体とは

大切に育てているミニトマトの葉っぱになにやら白い線がある場合、何かの病気にかかってしまったのではない...

洗濯物を短時間で乾燥させるサーキュレーターの使い方について

雨が降っていたり、湿気が多い日には、お家の中に洗濯物を干しますよね。また防犯上の理由から洗濯物は部屋...

スライムの作り方!シェービングフォームでふわふわスライム

スライムは昔からあるおもちゃで、ビローンと伸びる独特の感触がクセになりますよね。 最近ではスライム...

モルタルの玄関は後悔しやすい?モルタルのメリット・デメリット

モルタルの玄関にはどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか? 後悔しない玄関作りには、...

絵を描く仕事の種類と特徴!絵を仕事にしたい人が覚えておくこと

子供の頃から絵を描くのが好きで、将来は絵を仕事したいと思っていた、という方も多いと思います。 しか...

100均で購入ができるライト!自転車用ライトをご紹介

自転車のライトが知らないうちに外れてしまっていたり、購入時にライトがついていない場合もあります。 ...

No Image

クリスマスをハンドメイドで可愛く!簡単手作りオーナメント

クリスマスが近くなるとクリスマスツリーを飾るご家庭も多いと思います。特にお子様が小さいうちなどは、ツ...

韓国で絶対に食べたい話題のグルメ!日本人に人気の韓国グルメ

海外旅行の楽しみは観光だけでなく、美味しいものを食べるというのも重要ですよね。話題になっているグルメ...

リボンの簡単かわいい手作りヘアゴムの作り方!不器用さんもOK

手作りのヘアゴムでリボンをモチーフにしたものは女の子らしくて可愛いですよね。 リボン一つで顔の印象...

スポンサーリンク

スチール缶とアルミ缶の違いは強度

アルミ缶とスチール缶は、何が違うのでしょうか?

素材とその特徴、使い分けの要因についてご紹介します。

アルミ缶

  • アルミ素材でできているので、軽くて薄く柔らかい。
  • 熱伝導率が良い。
  • リサイクルした場合のエネルギー効率に優れている。
  • 原材料がアルミで生産コストが高い。

スチール缶

  • 鉄素材なので、重くて厚く硬い。
  • アルミよりも熱伝導率は劣る。
  • 底が平らなので、雑菌が発生していないか缶の底を叩いて検査をすることができる。
  • 原材料が鉄鉱石で生産コストが安い。

 

アルミ缶とスチール缶を見分ける方法は、缶が空になった状態で、缶の胴体部分を押してみると分かります。アルミ缶は薄くて柔らかいので、握ると簡単にへこみます。
スチール缶は硬いので、握ってもそう簡単にはへこみません。また、重さも全然違います。断然アルミ缶の方が軽いです。

スチール缶とアルミ缶は特性が違います

アルミ缶とスチール缶は、中に入れる飲料の特性により使い分けられています。

アルミ缶は柔らかいので、出来立ての状態で高温であるコーヒーなどの飲料を入れると、冷めたときに缶がへこんでしまうので適していません。それで、コーヒー飲料はスチール缶が多く使われています。
反対に、炭酸飲料は炭酸ガスが発生して内側から押す圧力がかかるので、柔らかいアルミ缶に外から圧力がかかってもへこみづらいので、アルミ缶が多く使われています。
また、アルミ缶はスチール缶よりも熱伝導率が良いので、冷蔵庫に入れると早く冷えます。そのため、冷やして飲むことが好まれる飲料には、アルミ缶が使用されている場合が多いです。
スチール缶は一度温まると冷めづらいので、温めて飲む飲料に適しています。

スチール缶だったものもアルミ缶に変わりつつあります

前述したように、以前はアルミ缶とスチール缶の特性によって中に入れる飲料が決められていました。
アルミ缶では、炭酸飲料のガスによる内側からの圧力が必要で、ガスの発生しない果汁飲料などには使用できませんでした。また、危険な菌が発生する可能性のあるミルク入り飲料は、検査をする関係でスチール缶を使用していました。また、製造直後に熱い飲料は、アルミ缶だと冷えた時に缶がへこんでしまうので、スチール缶を使用していました。
しかし、技術の進歩に伴い、現在では飲料によって使用できる缶の種類は制限されなくなってきました。
炭酸飲料のガスの圧力に頼らなくても、内側からの圧力を保てるような技術が開発されたので、現在では炭酸飲料ではない果汁飲料などにもアルミ缶が使用されています。
また、製造直後に高温の飲料でもアルミ缶が使用できるようになりました。

スチール缶はアルミ缶と違いコスパがかかる

スチール缶は原材料が鉄鉱石で、地球での埋蔵量は多く、市場価格はあまり高くありません。一方、アルミ缶の原料であるアルミニウムは、ボーキサイトを原料として大量の電気を使用して製造されます。
そのため、アルミ缶の製造コストは、スチール缶の製造コストよりも高くなります。
それでは、アルミ缶よりもスチール缶が広く普及しそうに思われますが、実際はアルミ缶の方が増加しています。その理由は、缶の重さにあります。スチール缶はアルミ缶よりも重たいので、輸送などの運搬に要するコストがアルミ缶よりも高くなるのです。ですから、スチール缶は大容量の飲料にも使用されません。容量350mlや500mlの飲料の殆どはアルミ缶で、スチール缶は小さい容量のものが多いです。

スチール缶もアルミ缶もリサイクルをしてエコ活動

最近では、飲料の自動販売機の近くには、ゴミ箱ではなくリサイクルボックスが置かれている場合が多くなってきています。スチール缶、アルミ缶とも原材料から生産するよりもリサイクルをした方が、生産コストをかなり節約することができます。
リサイクルをした場合、スチール缶では、原材料から製造するよりも6割程度のエネルギーを節約することができます。
アルミ缶では、原材料のアルミをボーキサイトから製造するときに大量の電気を使用します。そのため、リサイクルによるエネルギー節約の効率が非常に高く、原材料から製造する場合の3パーセント程度のエネルギーで新しいアルミ缶を製造することができます。
2012年度の時点で、9割程度ものアルミ缶・スチール缶がリサイクルされているという調査結果もあります。
地球の限りある資源を守るために、飲料を飲んだ後のアルミ缶やスチール缶はリサイクルするようにしましょう。
リサイクルの方法は、外出時には自動販売機などの近くに設置されているボックスに入れるのが手軽ですね。自宅の場合はためておいて自治体の回収日に出す方法もありますが、資源回収業者に出す方法もおすすめです。
資源回収業者に出すと、重さに応じてお金やポイントなどのメリットが得られる場合があります。アルミ缶はスチール缶よりも非常に軽いのですが、回収業者での引き取り価格は高く設定されています。
「ちりも積もれば…」で、家計の足しにもなります。環境にも家計にも優しくリサイクルをしましょう!