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レースの代表的な種類と名前。レースの特徴について

一言でレースと言っても、レースにはさまざまな名前のものがあり、とても種類が多いのが特徴です。
そこで、レースの種類や名前、特徴についてご紹介します。

レースには伝統があり、長い歴史のあるものも多いようです。ハンドメイドに欠かせないレースについて学んでみましょう。

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アイリッシュクロッシェレースはレースの中でも代表的な名前

レースは洋服のワンポイントとしても付いていると、いくつになっても可愛くて嬉しい物ですが、様々な柄があって、その名前に注目したことってあまりありませんね。

1800年代にアイルランドで生まれたアイリッシュクロッシェレース

レース糸をかぎ針で編んで作るというレースです。

かぎ針で作るので機械には作ることができませんが、豪華に見えるので人気を博しアイルランドから世界に広まっていったレースです。

レースの特徴

何と言っても立体感がある事で、植物のモチーフが多く、太い糸でモチーフを作り、その太い糸を芯にしてかぎ針で太い糸を細い糸で編みくるめていく技法が使われていますので、他のレースと比べて立体的なものが作れるというわけです。

花びらが立体的に編まれているだけでも可愛いですが、この技法でストールなどを作るとゴージャスで可愛いものが作れそうですね。

アンティークレースの種類で有名な名前、ボビンレース

ボビンレースというのは、多数の糸をボビンという糸巻きに巻いて、そのボビンに巻かれた糸を織ってつくるレースの事です。
ボビンの数は数本から、物によっては数十本も使うものもあるようです。

沢山の糸をボビンに巻いて作るレース

糸を巻き付けるためのボビンが特徴的で、そのボビンからこの名前が付いたとされています。

かぎ針ではなく、織り台を使って、三種類の織り方を巧みに組み合わせて模様を織っていきますので、高度な技術が必要になります。

また、時代や産地、その様式によって同じボビンレースでも色々な呼び方や種類もあるようです。

アイリッシュクロッシェレースはかぎ針を使って「編む」という技法なのに対して、ボビンレースは編むというより、「織る」という作り方をします。

糸から模様の付いた布を織るというようなイメージの方が適しているかもしれませんね。
16世紀のヨーロッパで発達した技法で、こちらは平面的な仕上がりですがとても繊細で、この技法で作られたものは専用の物で使われることが多いようです。

六角形やひし形のレースの種類、名前はチュールレース

チュールレースとは、チュールと呼ばれるネットのような布に柄を入れたレースの事。

ドレスやベールなどに使用される透け感のあるレース

日本語にすると、「亀甲紗」ともいい、基本的には六角形の網目で構成されている事が多いようです。

ベールをイメージするとわかりやすいのですが、透け感が強いので、何枚か重ねたり、他の生地と重ねて合わせることによって、質感を変えたりして使用されるレースです。

チュールスカートというスカート、子ども用のものですと、細かい網目の生地が何枚も重なってフワンと広がっていて可愛いですよね。

チュールというのは、フランスにある地名

もともとはボビンレースの一種で作るのがとても大変な物でしたが、産業革命によってレース作りの機械化が進んだことで、機械で作られたレースの事をチュールと呼ぶようになったようです。

今は機械での製法により、「ラッセルチュール」というものと「ボビネット」という二種類があります。

現在一般的に流通しているチュールはラッセルチュールで、ボビネットはその機械の数も少なくやはり手間がかかりますので、特定の地方で少量しか生産されていないようです。

ブラウスに使われることが多いバテンレース

1800年代、ドイツのバッテンベルグという所で生まれたバテンレースの最大の特徴は、それまで手作業で作られていたレースが工業的に機械で作れるようになり、気軽に作る事ができるようになったという点です。

機械でテープ状に作られたレースを手で縫い合わせて作られるこのバテンレース

別名をテープレースとも呼ばれ、アメリカに渡った後も人気が出ました。

工場で機械で作られたレースをつなぎ合わせるというのが一般的でしたが、自分で作ったレースをつなぎ合わせるという方法もあり、バテンレースの楽しみ方は色々とあります。

日本では1892年に新潟県の会社でもバテンレースの製作が試みられましたが、原材料の確保など立ちはだかる多くの困難を乗り越えながら、今では新潟県は日本有数のレースの産地になり、ヨーロッパにもレースを輸出するほどになりました。

私たちが良く見るのはブラウスの袖や襟などに付いていたりすることで目にしたことのあるレースかと思います。
特徴は軽くて薄いので、様々な種類を使って簡単にアレンジをする事ができます。

レースの種類はさまざま、レースの一覧

ひと口にレースと言っても、種類はたくさんあります!

テープレースと呼ばれるレースは先ほどご紹介したバテンレースの事で、今では様々な柄や模様の物が100円ショップでも売られています。
ハンドメイドをする時にこのテープレースを使ってアクセントをつけるだけでもとってもかわいくすることができますね。
縫いつけるばかりではなく、アイロンで接着できるものもあるようです。

プリンセスレース

名前だけでも十分可愛いレースは、1800年代の終わりにベルギーで作られた比較的新しいレースです。
こちらもテープレースを使って作ります。

プリンセスレースは、織ったり編んだりして作るのではなく、チュールネットにレースで作られたパーツやバテンレースを縫い付けていくという、手芸要素の強い製法で作られるレースです。
これだと、思い通りのレースを割と簡単に作ることができたので、当時急増していたレースの需要にも応えることができたそうです。

ヴェネツィアンレース

15世紀から16世紀にかけてイタリアのヴェネツィアで発祥したレースで、歴史の教科書に出てくる偉人や高貴な人の首のあたりが派手なレースで飾られているのを思い出していただけると想像しやすいかと思います。
このレースはボビンレースの発展を語る上でも欠かす事のできない存在で、このレースがあったのでボビンレースも発展したともいえるのではないでしょうか。

洋服にプラスするととってもかわいくなるレースですが、その種類はたくさんあり、図柄も作る人によって様々です。
レースを使う時や編む時にはレースの種類や柄もテイストに合わせて選んでみると楽しくなります。