ワッペンをアイロンの熱で接着しても剥がれるんですよね。
アイロンの熱を利用して、ワッペンの裏についている接着剤を溶かし、布にくっつけるという仕組みですが、洗濯をしたり、使っていると剥がれてきてしまうんですよね。
今回は、アイロンで接着したワッペンが剥がれてしまった時の対処法をいくつかご紹介いたします。
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ワッペンをアイロンでくっつけても剥がれる!
お子さんの持ち物の名前つけなどで新学期前に活躍するワッペンはしっかりとアイロンをしても、ふとした拍子に剥がれてしまうことがあります。
名前が書いてあるものが剥がれてしまったりすると困ってしまうので、こうしたことは防ぎたいですよね。
くっつけても剥がれてしまう、という悲劇をなくすためにはまず裏からアイロンを試してみましょう。
ワッペンは説明書には表からしっかりとアイロンがけをすることしか明記されていないこともあります。
説明書通りにやったのに剥がれてしまった、という場合は表からと裏からのしっかりとしたアイロンがけを試してみてください。
両面からしっかり熱を加えるとのりがしっかりと生地に浸透します。
しっかり浸透させるために両側から熱を加えましょう。
そして熱を加えたら冷めるまで触らず、そっとしておきます。
あたたかいうちはのりも柔らかくなっていますので、冷えるまでは外れやすいです。
しっかりとあたためて、そして冷やす。
これを覚えておきましょう。
ワッペンをアイロンで接着したけど剥がれた時の対処法
剥がれたワッペンを付け直す手段としてはワッペンの接着にも使える手芸用の接着剤を使ってみましょう。
手芸用の接着剤にはおおまかに3つの種類があります。
それぞれ特徴があるので、どんなものを使うか特徴を知って選んでみてください。
ワッペン復活に役立つ手芸用接着剤の種類
- シートタイプ
アイロンの熱でくっつく両面接着シートです。
ワッペンやアップリケの自作をするときに使用されることが多いですが、ワッペンを復活させることもできます。
業務用の大きなものから小さなものまでいろいろな種類があるので復活させたいワッペンの大きさに合わせて使います。
カットもできるのでいろいろな使い方ができるのがメリットです。 - パウダータイプ
粉末状になっているアイロン接着剤です。
これはピンポイントで使えるので、ちょっとだけ剥がれてしまった部分や、洋服の虫食いなどにも使用できます。 - ボンドタイプ
ボンドのように塗り広げ、決めた範囲を接着できるものです。
アイロンが必要なもの、そうでないものもあります。
一番手軽で使い勝手のいい接着剤と言えるでしょう。
それぞれ使用用途が違うので、大きなワッペンならシートタイプ、ちょっとしたものならパウダーやボンドタイプなどを選ぶといいでしょう。
ワッペンをアイロンで接着しても剥がれるので縫い付けてしまう
ワッペンを接着剤で貼り付けなおして一安心…ですがこれもまた、月日が経ち接着剤が摩耗してきたら剥がれてしまう可能性が高いです。
何度も取れるたび接着剤で補習するのは手間がかかります。
大人が使うものならそんな心配はないかもしれませんが、お子さんが幼稚園で使うものなどならおそらく高確率で剥がれてしまうことが予想されますね。
そういった場合は透明なミシン糸を使っての縫い付けをしてみてはいかがでしょうか。
昨今の手芸屋さんでは大きなところであれば、技術の進歩により目立たないように作られた透明のミシン糸は売っています。
周りを縫っても糸が全く目立たず、ワッペンやワッペンを付けたもののデザインを全く邪魔しません。
お子さんが気になって糸を触ってしまう、ということも目立たないため少なくなります。
こうしたものを使ってみるのもおすすめですよ。
ワッペンをアイロンで付けたけど剥がれるので剥がしてしまいたい時には
何度補修しても剥がれるワッペンもありますね。
もう面倒くさいから剥がしてしまおう…というときに仕える剥がし方も覚えておいてください。
アイロンワッペンの剥がし方
剥がしたいワッペンを再度アイロンでしっかりあたためます。
動かしてみてください。
基本的にはこの方法で簡単にとれてくれます。
ワッペンを貼り付けるときと同じく熱を加えることでのりをやわらかくして取り外しているのですね。
このやり方をした場合、布に少しのりが残ってしまうことがあります。
そんなときは慌てず再度あて布をしてあたためてください。
あたためたのりを綿棒などでこすると、簡単にのりが取れてくれるはずです。
それでも取れない場合は消毒用エタノールなどでのりを取ってみましょう。
比較的綺麗にワッペンが取り外せる方法ですので、お試しください。
ワッペンの接着はアイロンに任せられない!強力ボンドでしっかり接着
ワッペンの接着と戦って幾年月のお母さま方には超強力ボンドに頼るのもおすすめです。
そのおすすめのボンドというのがコニシボンドという企業さんが発売している、ウルトラ多用途SUクリアというボンドです。
その中でもプレミアムソフトというタイプのものは接着した状態でも柔らかいので、動くときに着るお洋服などにも使えるのです。
ライフジャケットなどにも使われるほど強力なボンドでポリプロピレンなどの材質に接着ができる優れものです。
このボンド、使い方も簡単で接着したいものの片面にこれを塗り重しで押さえるだけ。
なのですが、重しにしたものにこの接着剤が付いてしまうと、その重しごと接着してしまうくらい強力なのでテフロンシートなどをつかってしっかりと保護をした上で重しを乗せましょう。
アウトドアで使っても剥がれてこないとの報告もあるくらいなので効果は期待できると思いますよ。
ワッペンの剥がれない取り付け方と取り外し方、おすすめのボンドについてご紹介しました。
この記事の方法で世のお母さまたちの剥がれるワッペンとの戦いが収束しますように…。