チューリップは球根は掘り上げが必要?そのまま球根を植えっぱなしにしていても、花を咲かせる場合もありますよね。
しかしチューリップを毎年、庭にきれいに咲かせている園芸上級者の方々のほとんどが、球根の掘り上げを行なっています。
ではなぜ球根は掘り上げた方が良いのか?その理由と掘り上げ方法、注意点についてもご紹介いたします。
翌年も庭に色鮮やかなチューリップを咲かせてくださいね。
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チューリップの球根、掘り上げ時期ついて
春は庭先に色鮮やかなチューリップを咲かせているお家が目につく季節でもあります。
黄色、ピンク、白、赤どの色も春らしい鮮やかな色で魅力的ですよね。
自分の家もあのような可愛いチューリップを咲かせたいと憧れをもったりもするでしょう。
ホームセンターなどでチューリップの球根がよく売られていますはその扱い方がよくわからず手を出せない人もいるでしょう。
私もそのうちの1人です。
球根を植えることはわかるが、植えっぱなしで良いのか否か。
このように園芸初心者はチューリップを綺麗に咲かせるためのノウハウがあまりないので気になる方もいるのではないでしょうか。
そのような方のためにチューリップの球根の扱い方について紹介します。
チューリップの花を咲かせるためには
チューリップの球根を植えるのですが植えっぱなしにしても花がさくこともあります。
しかし、日本は湿気が多く、蒸し暑い夏にそのままにしておくと球根が腐ってしまう可能性も大きいのです。
翌年も綺麗な花を咲かせるためには掘り上げを行う事をオススメします。
チューリップの掘り上げ時期
チューリップが花を咲かせた後に黄色く枯れてくると球根の掘り上げの時期です。
秋まで風通しの良い涼しい場所に保管してください。
チューリップの球根を掘り上げる前に、やっておかなくてはいけないこと
1度チューリップの花を咲かせた球根は適切な扱いをすれば翌年も同じ球根で花を咲かすことができます。
しかし、粗末に扱ってしまうと花を咲かせない可能性もあるますので適切な扱いをして球根を掘り上げたいところです。
チューリップの球根は翌年も無事に花を咲かせるために掘り上げる前に栄養を行き渡らせることが大切です。
掘り上げ前の球根にやっておくこと
- チューリップの季節を楽しんだら花が枯れる前に花を摘みます。(5月下旬~)
- 葉を全て残し花の下で茎を切ります。
- 1週間に1回水やりをしますが、その際に液体肥料も一緒に与え球根に栄養を送ります。
この工程をやることで球根に栄養がいきわたり翌年に綺麗な花をまた咲かせチューリップの季節を楽しませてくれるのです。
チューリップの球根の掘り上げ方法と注意点
チューリップの掘り上げ方法
- 球根に栄養を送るために葉を残し花を摘みますが、葉が黄色く枯れてきたら球根を掘り上げます。
- 球根のすぐ植えの茎を切り、一つ一つ丁寧に掘り上げていきます。
- 土を落とし水洗いをします。
- ネットに入れて風通しの良い日陰に吊るし乾燥させます。
- 乾燥したら茎の根を切り球根だけにします。
※ネットに入れる際に品種や、色別に分けると植える時のアレンジできそうで便利です。
チューリップの注意点
- あまりに小さいサイズの球根は翌年花を咲かすことができませんので破棄します。
- 球根を傷つけないよう球根の周りを広めに掘って掘り上げを行いましょう。
- 球根をしっかり乾かさないと腐敗の原因です。
チューリップの球根を掘り上げた後の保存方法
掘り上げが完了したチューリップの球根ですが、保存方法にも注意が必要です。
- チューリップの花を咲かすのは栄養がいきわたっている丸々太った大きいサイズの球根だけ
- 球根を落としたりなど傷つけてしまった場合にも花をさかせないことがある
掘り上げの際に上記の事に注意し、しっかりと乾燥させたら秋の植え付けの時期までネットに入れ、風通しの良い日陰で保存しておきます。
風通しが良くない、日当たりの良い場所にある場合は、蒸れて腐敗したり、干からびてしまうなどして球根は全滅してしまう可能性もありますので保存方法に注意してください。
掘り上げたチューリップの球根の植え付け方
秋になると、春の終わりに掘り上げたチューリップの球根の植え付けが始まります。
植え付ける際に球根に消毒をすることで腐敗の予防になります。
ホームセンターなどで専用の消毒液を購入することができます。
(消毒方法は購入した消毒液の説明書をよく読んでください)
市販の球根の場合にはこの作業は必要ありません。
植え付け方法
- 前年使用した土ではなく新しい土を用意します。
- 庭植え→球根2つ分、鉢植え→球根頭が地表から2cm程度にくるように深さを調節。
- 植え付けた球根に乾燥しないよう水やりをしっかり行う。
鉢植えの場合は気温が高すぎると発芽しないので日陰に移動させる。 - 地域にもよりますが温かい地域では2月頃になると発芽しますので追肥と定期的な水やりを続けます。
- やがてつぼみがつき花を咲かせます。
チューリップは球根に栄養を与え、植え付けまでで無事に保管することができると比較的扱いが楽な花です。
チューリップの花を無事に咲かせてその季節を満喫しましょう。
そして翌年も満喫できるよう球根の掘り上げ、保存、植え付けとしっかり行うと毎年の楽しみはできますね。