100均には色々なタイプのボンドがありますよね。
その中の一つに布用のボンドがありますが、100均のボンドだと強度が不安で…。という方も多いと思います。
せっかく作ったのに、すぐに剥がれてしまうのは悲しいですよね。
強度を上げるためには正しい使い方を知っておきましょう。
100均の布用ボンドの使い方や、作品例などご紹介します。
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布用の100均ボンドは正しい使い方で使用
100均で販売されている布用ボンド、強度はいかがなものなのでしょうか。100均だとボンドが剥がれやすくなったりしないか心配ですが、ボンドの接着力はそもそも、その使い方が問題です。
布用と言っても、布同士を接着するのか、布に皮を接着するのか、それとも布と金属を接着したいのかなど、布と何と接着するかによっても接着力に違いがあります。
接着するものに適したボンドを選ぶことも重要なのです。まずは裏面を見て何の接着に適しているのかを確認しましょう。
そしてボンドだけでなく接着面にも注意をしてください。接着面の汚れがついていたり、水分がついていると接着が弱くなったり、接着できない場合もあります。接着面をキレイにしておくこと、乾燥させておくことも大切です。
またボンドは出したらすぐに接着するのが良いと思いがちですが、少し間をおいてからの方が接着力が強くなります。これは感覚なので使用しながらボンドの一番接着力が高くなるところを見つけてください。
100均の布用ボンドを使って簡単にリメイク
布用ボンドを使って、今あるお家の服を簡単にリメイクすることも出来ます。これは100均のボンドでも可能です。
ボンドを選ぶときには、布用で水にもはがれにくい洗濯が可能なものを選びましょう。
100均に行くと同じ布用でも種類があります。また違う100均に行くことで用途や性能の違うものを購入することが出来ますよ。
洋服を簡単にリメイクする方法はリボンやレース、アップリケなどを布用ボンドで接着する方法です。
襟元やヨークの切り替えに、アクセントになるレースを接着したり、かわいい柄のリボンを使っても良いですね。
また小さなお子さんの洋服なら、お気に入りのキャラクターのアップリケを手作りして、胸元などに貼り付けても、世界に1枚のリメイク服の出来上がりです。
ボンドで接着する前に、どんな物が似合うかまずは仮止めをして出来上がりを想像すると、失敗が少なくなりますよ。
100均の布用ボンドで入園グッズを手作り
幼稚園や保育園の入園準備、時には手作りをしなければいけないことがあります。
ランチョンマットもその一つ、販売されているものでは小さな子供用の机には不釣り合い。机に合ったものを作ってきてくださいと、園側からお願いされることもあります。
お裁縫が苦手なお母さんや、ミシンを持っていない方は困ってしまうのではないでしょうか。
こんな時も100均のボンドが重宝しますよ!
布を指定のサイズになるようにカットしたら、端を三つ折りにしてアイロンをかけておきます。後はその部分に布用のボンドを付けて接着したら出来上がりです。
これなら時間もかからずに、洗い替え用を含め何枚かランチョンマットを簡単に作ることが出来ます。
子供がわかりやすいように、同じマークに切ったポイントをボンドでつけてあげても、名前代わりになってよいのではないでしょうか。
布用ボンドでお子様用カチューシャ
記念写真などで小さなお子さんにかわいいカチューシャを付けている写真を、最近良く見かけるようになりました。
大きなお花がついていて、とっても可愛らしいですよね。
実はこんなカチューシャも布用ボンドを使って、簡単に手作りをすることが出来るんです。
まずは100均で好みのお花と布用ボンドを調達します。その他にはゴムの使用を必要としない伸びの良い太めのレースと、フェルトを用意してください。
お花はがくの部分が硬く、赤ちゃんの頭に当たると傷がついてしまうかもしれないので外しましょう。がくを外すと花びらがばらばらになってしまうので、フェルトを丸く切りボンドで貼り付けます。
次にレースを赤ちゃんの頭のサイズに合わせて、輪にしますが、このときも布用ボンドを使って接着をします。
後は花のフェルト部分とレースを布用ボンドで貼り付けて出来上がりです。
布用ボンドとミシンを使い分けするとさらに完成度がアップ
布用ボンドは手芸をする時に便利に活用が出来ます。
物によってはバッグも作れます。と書かれていますが、重いものをバッグに入れて持ち歩く場合はやはりその強度が心配になりますよね。
そこでミシンとボンドの使い分けをする方法をオススメします。ミシンをかけにくい場所は布用のボンドを使って、強度を必要としてミシンのかけやすい場所はミシンを使用します。
このように使い分けをすることによって、お互いの短所を補うことが出来て完成度もアップします。
しかしボンドを使うときの注意点も存在します。まずボンドがはみ出ると、見た目が悪く完成度が低くなり、逆に仕上がりばかりを気にするとボンドが少なく剥がれてしまうこともあります。
目立たない場所で使用する。またはみ出ないように注意をしながら使用しなければいけません。
その他にもミシンとボンドを両方使用する場合には、ボンドを付けた場所は乾くと固くなってしまうので、その場所をミシンで縫うことは難しくなるので注意をしましょう。
このようなことも頭に入れて、ボンドとミシン両方が活かせる使い方をしてください。
100均の布用ボンドを使用して、手軽に気楽に手芸を楽しみましょう
布用ボンドはお裁縫が苦手な方も、得意な方も使い方次第でとっても便利なことがわかりました。
100均のボンドでも、使用用途や方法をきちんと守ることで、剥がれることなく接着が可能となります。
また私がよく目にする100均の布用ボンドは、とっても小さな入れ物に入っていることが多く、手芸店で販売されている大きさのものと容量を比べた時、グラム単価は殆ど変わりません。
なので安くて接着力が弱いものを売っているわけではないということではなく、良いものを手軽な量で使えるという認識のほうが合っているのではないでしょうか。
ちょっとした洋服のリメイクや、子供の入園準備など布用ボンドは使い方次第で、あらゆる場面で活躍します。気軽に活用して手芸を楽しんでみてください。