ふと天井を見上げると壁紙が剥がれている!剥がれるなんてなぜ?と思うのではないでしょうか。
天井は人が触ることもないですし、剥がれる覚えがないため不思議に感じてしまうのです。
では、天井の壁紙が剥がれるのはなぜなのでしょうか。その原因とは?
壁紙が剥がれた時は、すぐにでも補修が必要です。
自分で対処することもできますが、もし心配な場合は専門業者に頼むと一番安心でしょう。
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天井の壁紙が剥がれるのはなぜか
人が触ることのない天井の壁紙が剥がれることはあるのか?と疑問を感じる方も多いかと思います。
考えられる「剥がれ」の原因
長年住みつづけた住宅では湿気が発生し、壁紙が縮むという現象が起きます。
気がつくと壁紙の継ぎ目継ぎ目に隙間ができ、剥がれてくるということがあります。
日本は1年を通して四季があり、どの地域においても家の中には湿気が発生してしまいます。
また過剰に加湿をしてしまうことが原因で、壁紙が剥がれてしまうこともあります。
その他の原因として、家の雨漏りが原因になることや住宅を建てる時の断熱施工が足りない場合による結露が、主な要因となっていることが考えられます。
天井の壁紙の剥がれは早めの補修が必要!まずは下地をチェック
天井の壁紙の剥がれてきたら、まずは剥がれた部分の下地がどんな状態のになっているかをチェックしましょう。
壁紙に傷がついている、穴があいているなどの状態であれば早めの補修が必要
見た目もよくありませんし、そのまま放置をしていまうとさらに湿気やカビの原因となり、今の状態よりもさらに悪化させてしまう危険も伴います。
特に剥がれた部分にホコリが溜まっていくと、さらに被害が大きくなります。
被害の範囲が大きくなってしまうと、壁紙全体を張り替えなければならないと言ったこともありますので、最小限に防げるのであれば被害が少ないうちに補修を行うことをおすすめします。
天井の壁紙の剥がれを自分で補修する方法もありますので、次の記事を参考にしてみてください。
天井の壁紙の剥がれを自分で補修するには
被害の少ない天井の壁紙の剥がれを、自分で補修するにはどんな方法が良いのか、簡単にできる方法はあるのでしょうか。
ホームセンターに行くと壁紙の補修材などを目にすることがあり、その種類もたくさんあります。
自宅の壁紙がどんなものかを確認しておき、購入することをおすすめします。
壁紙の補修で用意するもの
- 壁紙専用の接着剤
- ローラー
- 刷毛
- 雑巾
- 壁の隙間を埋める専用の目地処理剤
※あると便利です。
壁紙の補修方法
- 天井に付着している、ホコリやゴミを掃除機などで取り除きます。
- 雑巾で綺麗に拭きます。
- 壁紙専用の接着剤をローラーを使って、まんべんなく塗っていきましょう。
- 天井の壁紙と壁紙の繋ぎ目の隙間部分に目地処理剤を使用して終了です。
被害の少ない壁紙の剥がれなら、このように簡単に自分でも補修することができます。
しかし、自分では自信がないという場合には、無理をせずに専門の業者の方に補修をしてもらうことをおすすめします。
剥がれた部分だけを切り取って壁紙を貼り直す方法も
壁紙を補修するなら剥がれた部分だけ直したい方におすすめの方法です。
部分的に切り取って壁紙を貼り直す方法を紹介します。
剥がれた部分の壁紙の修復方法
- 壁紙の剥がれた部分から、5センチほど大きめにカッターの先を使い、四角く壁紙を切り取ります。※5センチほど大きめの壁紙を用意しておきましょう。
- 壁紙を切り取った部分にハケを使って壁紙専用のりを塗っていきます。
- 壁紙の不要な部分を切り取りとり、壁紙と壁紙の繋ぎ目をローラーを使ってならしていきます。
- 壁紙についてしまったのりをきれいな雑巾で拭き取り終了です。
壁紙専用のりを塗る時には、空気を逃しながらのりを平らにまんべんなく塗るのがポイントになりますので、注意をするように塗っていきましょう。
壁紙の剥がれを予防するには
最後になりますが壁紙の剥がれを予防するには、やはり湿気を最小限に抑えることが、壁紙を剥がさない大きなポイントになります。
湿気がひどくなるとカビも発生しますので、上手に除湿していくことが大切です。
洗濯物などを室内で干す場合にも、窓を少し開けるなどの換気をしたり、除湿機などを使用するなどの対策を行って行きましょう。
窓の結露がひどい場合には、乾いた雑巾でこまめに拭いたり、窓に貼るタイプの除湿シートなどを使用するのも良いでしょう。
ホームセンターには除湿対策グッズがたくさん販売されていますので、ご自宅に合った商品を選ぶようにしましょう。
また、ストーブを使用する地域の方は、壁紙ぴったりにストーブを設置してしまうとストーブの熱によって、壁紙が剥がれることがあります。
ストーブは壁紙から最低でも、数十センチ離した場所に設置するようにしましょう。
壁紙の繋ぎ目になる部分に、少しでも隙間が見られる場合には、注意が必要です。
こうしたことを踏まえ、壁紙の剥がれを予防しさまざまな湿気の対策方法を参考にしていただけたら幸いです。