真っ白な学校指定の上靴が、お家に持って変える頃にはしっかりと汚れが付着。黒く汚れが目立つようになりますよね。
そんな上靴を真っ白になるまで、ブラシでこすり洗いをするのは大変!時には腕がだるくなってしまうことも。
そこでそんな面倒な上靴洗いを、簡単にきれいにする洗い方をご紹介いたします。洗い方の他にもすすぎや干し方の注意点についても紹介をしていますので、ぜひ上靴の洗濯に役立ててください。
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上靴の簡単な洗い方【下準備編】
私も上靴洗いが面倒に感じている母親の一人です。
完全に汚れを落とすことは難しいですし、干しているうちに臭いも気になってくることも。
ここでは洗い方だけではなく、すすぎや干し方についても紹介していくので、気持ちよく上靴を洗える方法を覚えておいてくださいね。
まずは上靴を洗う前の下準備から始めましょう。
上靴は室内でしか履いていませんが、毎日のように履いているので結構頑固に汚れがついているものです。
いきなり洗い始めても、靴全体に汚れが広がってしまうこともあるので、最初にホコリなどを取り除くようにしましょう。
上靴表面に付着しているホコリなどの汚れは、シューズブラシでササッと落とせます。
結構苦戦するのが靴底です。
溝の間には、粘土やらクレヨンやら細かな汚れがギュッと圧縮して詰まっています。
ブラシで擦ってもなかなか落ちませんので、爪楊枝など先端の細いものを使って根気よく取り除きましょう。
手間に感じるかもしれませんが、始めてみると無心で集中するお母さん続出です。
上靴の汚れが簡単に落ちる洗い方
少しでも面倒な工程があると、それだけで洗う気力が奪われます。なので、家庭にあるいつもの洗剤で上靴が洗えたらいいですよね。
ここでは、普段使用している洗濯洗剤を使った簡単な上靴の洗い方を紹介していきます。
- 洗濯洗剤と酸素系漂白剤を2:1の割合で容器に入れます。
(上靴が入るサイズならバケツでも桶でもOKです。) - 洗剤と漂白剤を入れた容器に、勢いよくお湯を入れ撹拌させます。
水よりもお湯の方が汚れが落ちやすいです。 - あとは表面の汚れを落とした上靴を静かに入れます。
- まず1時間ほど浸け置きします。
時間はおきたいですが、あまり長時間過ぎると洗剤の効果がなくなるので最初は1時間ほどで様子を見ましょう。 - つけ置きでかなり汚れが浮き上がっているので、あとは汚れの残っている部分をシューズブラシで擦って下さい。
- 汚れを洗い流したら、あとは靴の水分を乾燥させて下さい。
上靴の汚れがひどい場合の洗い方
洗濯洗剤と漂白剤でつけ置きしても落ちないひどい汚れには、プラスアルファの洗い方をしていきましょう。
ひどい汚れを落とすことは出来ますが、洗い方は簡単なので安心して下さいね。
プラスするものというのが、これまた普段から使用している食器用洗剤です。
上靴を洗うのに食器用洗剤とはピンと来ない方も多いですよね。
そもそも食器用洗剤は、油汚れを落とすことに優れています。
つまり脂汚れです。この脂汚れを効率的に落とすためには、食器用洗剤がもってこいなのです。シューズブラシに食器用洗剤を馴染ませ、あとは汚れの気になる部分をこすればみるみる汚れが落ちてくるはずです。
上靴を洗ったらすすぎや干し方にも注意を
せっかく洗った上靴も、すすぎや干し方によっては変色や臭いを発生させてしまうことがあります。
例えば使用する洗剤ですが、洗剤の成分がアルカリ性だと変色を起こすことがあります。
というのも、アルカリ性の洗剤が上靴に残ったまま天日干しすると、アルカリ性の成分と日光が反応して黄ばみを生み出してしまいます。
乾燥してから気付くケースがほとんどなので、上靴に黄ばみが定着した状態になっています。
これでは洗った上靴が、逆に汚く見えてしまい残念です。
もしアルカリ性の洗剤を使用するなら、干しても変色しないように完全に洗剤を洗い流すようにして下さい。
また、乾かし方が不十分だと臭いの原因になります。
洗濯物特有のあの生乾きの臭いが上靴にも発生してしまいます。
上靴の汚れの原因と汚れ落としが簡単になるポイント
先ほども紹介したように、上靴の中が汚れてしまうのは皮脂や汗が原因です。
それほど感じていなくても、足の裏は汗腺が多いので汗がかきやすいです。
ジメジメしている状態が続くので、自然と雑菌も繁殖して臭いを放ちます。
汚れた状態が続くと、汚れも臭いもより染み込んでしまい洗っても完全に落とすことが難しくなります。
上靴の汚れを簡単に落とすためには、汚れが頑固になる前に洗うことが一番の方法でしょう。
一週間に一度の頻度で洗うことが出来れば、それほど頑固な汚れや臭いに悩まされずに綺麗に出来そうです。
やはり汚いし、臭いも気になります。どうしても綺麗に出来なかったとき、処分して買い換えることも視野に入れてそれほど価格の高くない上靴を選ぶようにもしています。サイズアウトするまでは使って欲しいのが本音ですが、それ以上に汚れを気にせず伸び伸び元気に過ごしてくれれば親としては嬉しいですね。