背泳ぎのキックをすると沈む原因にはどんなものがあるのでしょうか?背泳ぎの初心者はまずこの練習から始めましょう。
この練習に慣れてきたら、次はキックの練習をしましょう。キックの練習はココを意識しながら行うといいですよ。
浮く感覚をとらえるのにおすすめなアイテムとは?背泳ぎのキックで沈まないようにするコツやポイントをご紹介します。
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背泳ぎのキックで沈むのはコレが原因
水泳初心者はまずクロールの練習をしますよね。
そして、平泳ぎ、背泳ぎと進むことが多いと思います。
背泳ぎはクロールを仰向けで行うような泳ぎ方なので、すぐに出来そうと思う方も多いと思います。
しかし、実際に練習を始めると意外に難しくありませんか?
背泳ぎ初心者がつまずくのは、キックしても体が沈むことではないでしょうか。
背泳ぎで沈んでしまう原因は、以下の3つです。
- 恐怖心
- 体に余計な力が入っている
- キックが上手く打てていない
クロールや平泳ぎとは違い、背泳ぎは仰向けで水に浮かなくてはいけません。そのため、始めは恐怖心があるでしょう。
恐怖心を捨てて、何も考えず力を抜いて浮いてみてください。人間には肺という大きな浮袋がついています。
ですから、力を抜いてまっすぐの姿勢がとれれば、水に浮くことが出来るはずです。
ただし、じっとしていたら、下半身の重みで沈んできてしまいます。そこで、キックが必要になってくるのです。
恐怖心が拭えない人は、足首をプールサイドに乗せた状態で浮く練習をしてみましょう。
手はバランスが取れるように広げると良いです。
少し恥ずかしいかもしれませんが、子供用の浅いプールなら、より恐怖心を取り除けるのではないでしょうか。
上手に浮くことが出来るようになったら、キックの練習をしましょう。
背泳ぎのキックで沈むのは足の使い方が間違っているかも?
背泳ぎで沈むなら、まずは姿勢の見直しをしましょう。
腰から下が沈んでいる人は、体がくの字になっていることが多いです。恐怖心からでしょうか。しっかりと腰を伸ばすと、腰自体も浮きますから沈みにくくなります。
腰をしっかりと伸ばしたら、キックを見ていきましょう。
- 足のかかとやつま先で水を捉えていませんか?
- 足が水面から出ていませんか?
背泳ぎのキックは足の甲で水を押し出すようにキックします。
そうすると、足の裏でも水を捉えることができるようになりますから、推進力を得て腰が沈みにくくなります。
正しい足の動かし方でも、水面から足が出てしまっては意味がありません。
足は水面ギリギリまでにして、それ以上はあげないようにしましょう。
足先や膝が水面から出てしまうと体が沈みやすくなり、結果水を飲んでしまったりするのです。
背泳ぎのキックが沈むときはあのアイテムを使おう!
背泳ぎで沈むけれど、キックはきちんと出来ているなら、「恐怖心」がまだあるのではないでしょうか。
顔が水に沈んで息ができなくなることや、溺れることなどを想像して不安になっていませんか。
この恐怖心があると、どうしても体が力んでしまうので、上手に仰向けで浮くことが出来ません。
背泳ぎでは、この仰向けの体勢がもっとも重要です。
仰向けの練習をするなら、ビート板を使うのもおすすめです。
胸に抱えるようにビート板を持って、仰向けに浮いてみましょう。
不安なら数枚抱えても大丈夫です。
ビート版を使って仰向けの状態に慣れてきたら、次は背浮きの練習をしましょう。
始めは、大きく息を吸ってから行うようにします。
体の浮袋である肺にたくさんの空気を詰め込むのです。
それから仰向けに浮いてみましょう。
腰はくの字にならないように、お腹を突き出す感じにして、顔は天井を見ます。
手や足は力を抜きましょう。大の字のように開いていても良いです。
沈んでいるのは耳だけで、顔の正面が水面から出ていれば成功です。
背泳ぎのキックで沈まないようにするには足首を意識しよう
背泳ぎで沈むなら、キックの時の足首に注目しましょう。
早いキックのためには、足首の柔軟性はとても大切です。
足首に柔軟性がないと、水を蹴った時に足首が曲がってしまって、足の甲や足の裏で水を捉えることができません。
足のかかとやつま先でのキックは駄目なキックの代表的な例です。
柔軟に足首を動かして、足の甲で水を捉える様に意識しましょう。
足首の柔軟性のためには、普段から足首のストレッチを行うとよいでしょう。
練習前なら、正座の姿勢から背中をつけるストレッチを、10秒~20秒かけて行うのがおすすめです。
背泳ぎでは手と足のタイミングを合わせることも大切です。手はキックに合わせるようにします。
手と足が交差するように動かしましょう。右手をかくときは左足、左手でかくときは右足という具合です。
手と足がタイミングよく交差する動きのためには、腰が沈まないキックを習得していることが前提になります。
背泳ぎのキック練習で意識する事とは?
水泳ではストリームラインと呼ばれる姿勢が、最も重要になります。
これは平泳ぎでも同様で、仰向けの正しいストリームラインがとれるように意識しましょう。
顔に水がかかったり、鼻から入ってしまっても慌ててはいけません。
頭の位置は常に安定させるようにしましょう。
始めは溺れてしまうかもという恐怖心から難しいかもしれませんが、慣れてしまえばゴーグルが水に沈んでいても、鼻と口あたりが水面から出ていれば呼吸できるようになります。
初心者の場合には、特にこの体勢になれることに重点をおいて練習しましょう。
仰向け姿勢でバタ足を始め、頭は鼻と口周りだけを残し、ゴーグルなどは水に浸かるくらいまで沈めるようにします。
ゴーグル越しに水面の波が見えるはずです。
この時、お尻は水面近くにあることを感じるようにしましょう。
キックの時には、足以外の場所にも意識を向けてみると、改善点が見つかるはずです。