自宅でケーキを焼いて、生クリームでデコレーションをしても、なかなかお店のような仕上がりにはなりませんよね。
手作りらしさがあって悪くはないのですが、どうせならもっと美味しそうで華やかなケーキにしたいものです。
生クリームをデコレーションする時には、口金選びもポイントになります。
クリームの絞り方のコツや、デコレーションの手順、生クリームの上手な泡立て方などご紹介します。
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ケーキのクリームによく使う口金の種類と絞り方のポイント
ケーキのクリームは仕上げを左右するポイントとなる
土台のスポンジがふわふわに上手に焼けても、ケーキのクリームがボソボソだったりすると見た目が悪いだけでなく、食感も変わってしまいます。
そこでまず絞り方のポイント!クリームがボソボソになってしまうのは泡立てすぎが原因です。
しかしやわらかすぎてもクリームがだれてしまうので、デコレーションに丁度よい硬さを知ることが大切です。
ちなみにケーキのクリームによく使われる口金は星型や丸形です。
星型はクリームを購入する際に絞り袋と一緒にパックについてくる場合もあります。
また丸形はケーキ店のホールケーキによく使われる口金の一つで、ぽってりとした可愛らしい形のクリームを絞ることが出来ます。
シュークリームのタネを絞るときなどにも使用しますので、お菓子作りが好きな方は持っていると便利ですよ。
ケーキをクリームでデコレーション!絞り方のコツは?
ケーキにクリームをデコレーションするときは、まずケーキ全体を塗る下地を施します。
回転台の中央にスポンジをのせて、スポンジの上にたっぷりのクリームを落とします。
このときのクリームは7分立てにしてください。7分立てとは角が立つ前のもったりとした感じで、落とした直後には筋が残り、その後ゆっくりと消えていく柔らかさです。
この柔らかさのクリームで下地を縫っていきます。まずはクリームをヘラで押し付けるようにして回転台を回し、クリームを側面に落としていきます。
次に側面に流れてきたクリームを、回転台を回しながら今度はヘラを側面に当てるように縦にして持ち、塗りつけていきます。
いよいよ絞り袋に口金をセットしてクリームを絞りますが、絞り方のコツはやはり柔らかさ!今度は7分立てではなく、8分立てにしてください。
泡立てすぎると、絞り袋から手の熱が伝わり、さらに硬くボソボソになってしまうのでクリームが扱いにくくなってしまいます。
まずはクリームの柔らかさを覚えることが、上手にクリームを絞るために必要です。
ケーキのクリームの絞り方は力加減の調節が大切
丁度良いクリームが泡立てられたら、星型や丸型の口金を使用してクリームを絞っていきましょう。
星型を使うときはそのまま角を立てる方法の他にも、のの字を書くように絞って、その上にいちごなどをデコレーションする方法もあります。
クリームは押し付けると扁平した形になってしまい、高さが出ず見た目もよくないので押し付けずにケーキに絞り出していきましょう。
また丸型の口金を使用する場合は、絞り袋に力加減によって大きさが変わってしまいます。
もちろん同じ大きさのクリームが並ぶほうが、見た目がキレイなので力の入れ具合に注意をしてデコレーションしていきましょう。
慣れるまではお皿にラップをして、その上で練習をしてみると良いですよ。
練習したクリームはヘラですくって、絞り袋に入れて使用が出来ます。練習も繰り返しすぎるとクリームが触り過ぎと熱でボソボソになってしまうので、注意をしてくださいね。
絞り袋がなくても代用になるもの
いつもケーキを作る方も、使い捨て用の絞り袋を使っている方は、いざデコレーションをしようと思ったら買い置きが底をついていた。ということもありますよね。
しかし絞り袋がなくても慌てないでください。家にあるものを代用することが出来ますよ。
どこのお家にでもあるビニールのポリ袋、これがあれば角を少しカットして口金をセットし絞り袋代わりに使うことが出来ます。しかしポリ袋が薄い場合はクリームの圧に耐えられず、絞り袋に力を入れた途端に口金が袋から飛び出してしまうこともあります。
なるべく厚みのあるものを選んで使用してください。保存用のフリーザーバッグがある方は、そちらのほうが耐久性があり絞り袋の代用に適しています。
またクリームを作る前の液体状の状態ならマヨネーズの空容器に、クリームと砂糖を入れてシェイク!簡単にホイップすることが出来て、すでに星型の口もついているので便利です。
その他にも少量ならラップを絞り袋の代わりに使用することも可能です。
生クリームを上手に泡立てるコツ
生クリームを泡立てるときはよく冷やしておくと、泡立ちやすくなります。
冷蔵庫に入れておいた生クリームを使うこと、また氷水のボウルに浸けながら生クリームを泡立てると、短時間で生クリームを泡立てることが出来ますよ。
さらに時間を短縮させたいのなら、ジャムを砂糖の代わりに使用すると生クリームがすぐに泡立ち急いでいるときにおすすめです。これはジャムには含まれる成分のペクチンが作用していることが理由です。そのためペクチンが入っていないジャムを使用すると、生クリームをすばやく作ることが出来ないので、この点に注意をしてください。
しかし生クリームは先述したように、硬くなりすぎても食感が悪くなってしまい、また見た目もボソボソとした艶のないクリームが出来上がってしまいます。
これは泡立てすぎの他にも、熱が加わることも原因となるので室温や手の温度、絞り袋のもち過ぎなどにも注意すると、キレイな生クリームのデコレーションが出来ますよ。
クリームの出来はケーキの出来を左右する?基本を抑えて美味しいケーキを作りましょう
ケーキを作るときは、どうしてもスポンジの出来栄えに気を取られがちですが、クリームのデコレーションも味や見た目を大きく左右します。
逆に見た目のデコレーションが上手だと、味もつられて美味しく感じてしまうこともあります。
ケーキの成功にはクリームの上手なデコレーションも、鍵を握っているというわけです。
そこで大切なポイントは、クリームの泡立て方です。泡立てが上手く言っていると、絞ったときにきれいな形が出来ます。そして絞り方は力を入れすぎず、均等に力を加えることで同じ大きさのクリームが絞れて、見た目がキレイです。
まずはこの基本のクリームの絞り方を覚えてください。ここをクリアできたら口金を変えても上手にデコレーションが出来るようになります。