チャーハンに入れる具としてネギは欠かせませんが、いろいろある種類の中で何を使うとよりおいしくなるのか気になりますよね。
長ネギでも白い部分と青い部分、どっちを使った方がおいしくなるのでしょうか?やはり玉ねぎを使うよりも長ネギの方がいいのでしょうか?
ネギの種類の中でチャーハンに合うNO.1のネギとは?それぞれの特徴やおすすめレシピをご紹介します。
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青ネギ?それとも白ネギ?チャーハンに入れるネギの種類とは
チャーハンとは
ご飯と色々な具材を一緒に油で炒めて味付けした料理のことです。
家庭でも、あまったご飯と冷蔵庫にある具材でサッと作れるので、得意料理という人も多いのではないでしょうか。
お店で出てくるチャーハンを思い出す
青ネギよりも白ネギが入っていることの方が多い気がしませんか?
これは、ネギの特性に関係していると考えられます。
一般的な長ネギには、葉っぱの部分の青ネギと白い部分の白ネギが一緒になっています。
白ネギは、玉ねぎと同じように加熱することによって野菜の甘みが増し、料理に味わいが出ます。
一方、青ネギは加熱に弱いため、特にチャーハンのように高温で炒める料理では葉っぱがしおれてしまい、食べるころにはクタクタになってしまいます。
青ネギをチャーハンなどの炒めものに使う時には、炒め終わりにサッと混ぜたり、スープの出来上がりで加えるような使い方をすれば、ネギの旨味も感じられ、仕上がりも問題なく使うことが出来ます。
チャーハンには入れるネギの種類は長ネギだけではありません
チャーハンには玉ねぎも合う
みじん切りにした玉ねぎを加えることにより、甘みが出て旨味もアップします。
チャーハンを作る時に大事なことは、水気を飛ばすことです。
お店のようなパラパラチャーハンを作るためには、道具や火力も強くなくてはいけませんが、自宅でも工夫することでパラパラチャーハンを作ることが出来ます。
まず、チャーハンを作る時に残りご飯を使うことが多いと思いますが、その時に冷えたご飯を使うと火が通るまでに時間がかかり、その間に水分が出てしまうので、パラパラには仕上がりません。
パラパラチャーハンは極力短時間で炒め終わることがポイント
残りご飯を使う場合も、レンジでしっかりと温めてほぐしてから使うようにしましょう。
そして、チャーハンに欠かせない溶き卵ですが、卵の他に料理酒を少量加えておくことで、固まるまでに時間がかかるので、ご飯によく絡むようになります。
米粒が油と卵でコーティングされることによって、他のお米ともくっつきにくくなるため、パラパラに仕上がります。
チャーハンを美味しく作れば、入れるネギの種類に決まりはありません
美味しいチャーハンの作り方を抑えておけば、どんな具材であっても美味しいパラパラ炒飯を作ることが出来ます。
家で作ると、ベチャベチャなチャーハンになってしまう方は、作り方を見直してみることで、同じ環境でもパラパラチャーハンを作ることが出来ます。
チャーハンが美味しくなるポイント
- ご飯は温かいものを使う
- 強火で、短時間で作る
- 具材は少なめにする
ベチャベチャなチャーハンになるということは、余計な水分が出ているということです。それは、冷えたご飯に含まれる水分や具材から出る水分です。
具材をたくさん入れてしまうと、それだけ具材の水分が多くなってしまうので、ベチャベチャになりやすいのです。
お店のチャーハンは、卵、なると、チャーシューなどシンプルなものが多いですよね。
まずは、シンプルな具材で、パラパラチャーハンにチャレンジしてみましょう。
ネギとレタスと卵で美味しいチャーハンが作れます
チャーハンにレタスをたっぷり入れた、レタスチャーハンは野菜をたっぷり摂れることや、レタスのシャキシャキとした食感が人気の料理です。
でも、レタスには水分が多く含まれているので、チャーハンには向いていないのではないかと思いますよね。
でも、ちょっとした下ごしらえをすることで、驚くほどシャキシャキのパラパラレタスチャーハンが出来ます。
レタスチャーハンの「レタス」の扱い方
レタスを食べやすい大きさに手でちぎったら、氷水にしっかりと浸けて置きましょう。
こうすることで、レタスのシャキシャキ感がアップします。
そして、次に大切なことは、レタスを入れるタイミングです。
レタスチャーハンで失敗する理由
多くが、レタスを炒めはじめの段階で加えてしまうことです。
レタスは炒める時間が長ければ長いほど、レタスの水分が出て他の食材に影響してしまいます。
レタスは、すべての具材とご飯を炒め合わせて、火を止める直前に入れてサッと混ぜ合わせます。
生で食べられるレタスにわざわざ火を通す必要はないのです。
チャーハンに入れるネギは切り方によっても味が変わります
チャーハンは、自分で作る以外にも冷凍食品としても色々な種類が売っているので、手軽に食べられるようになりました。
冷凍食品のチャーハンは、すでに具材も含まれているので、温めるだけで美味しく食べることが出来ますが、ひとつ不思議なのは、なぜ解凍する時に水分が出てベチャベチャにならないのかということです。
冷凍チャーハンを食べたことがある人はご存知だと思いますが、温めて食べても普通のチャーハン、もっと言えばそれ以上にお米はパラパラしていて、それでいて風味もあり具材もジューシーというお店で食べるようなチャーハンです。
これに関して調べてみると、その理由は製造工程にあるようです。
冷凍チャーハンの中でも人気を誇るメーカーによると、製造工程ではプロが作るのと同じように高温で調理し、何工程もに分けて丁寧に作っているそうです。
約20年前も冷凍チャーハンはありましたが、その時はこの炒めるという工程はなく、味をチャーハンに似せた味付けご飯でしたが、炒める工程を加え、素材にこだわるようになる製造方法に変わってから、味も格段にアップしました。
ネギの切り方によってもチャーハンの味は変わります。
大きめにカットしたネギは食感やネギ本来の味を楽しむことが出来、小さめにカットされたネギは全体の味が統一されたり、調味料のように使うことが出来ます。
冷凍食品メーカーによっても色々な特色や味の違いがありますので、違いを楽しむのも良いのではないでしょうか。
チャーハンはネギが卵の美味しさを引き出す料理
チャーハンはシンプルが一番美味しい?
もっともシンプルなチャーハンは、ご飯と卵、ネギで作るものです。
あとは塩こしょうで味付ければ完成という簡単な工程ながら、その味わいは奥深く、シンプルゆえに、卵の味が引き立ち、いくらでも食べれるくらい美味しく感じられます。
卵の美味しさを引き立たせているのは、シンプルな味付けも理由のひとつですが、ネギの存在も忘れてはいけません。
チャーハンに入れるネギは、加熱することで甘みを際立たせ、油と炒めることにより、香りを引き出すという役割があります。
味を締めてくれるネギは、チャーハンには欠かせない食材と言えるでしょう。
ごま油とも相性が抜群なので、チャーハンにはごま油と白ネギを使うと、より本格的な仕上がりになります。