ラジエーター液を補充しようと思っても、エンジンルームを開けてとなるとなんとなく難しいと感じてしまいますよね。
しかし、ラジエーター液の補充は誰にでも簡単にできます。さっそく挑戦してみませんか?
今回はラジエーター液の点検や補充方法、そして古い液かどうかの見分け方について詳しく説明します。
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ラジエーター液の補充方法とは?まずは点検から始めよう
ラジエーター液の定期的な点検と補充は、エンジンがオーバーヒートしてしまうリスクを下げる上でも、とても大切なこととなります。
しかし、女性であれば車のことをよく知らない方も多く、点検などは中々しないものだと思いますが、ラジエーター液の点検や補充は意外と簡単にすることができます。
そこで、まずは点検の方法からご紹介します。
ラジエーター液の点検方法
ラジエーター液の水温が低いことを確認
ラジエーター液の点検は、基本的に水温が低い時に行わなければいけません。点検する際は、水温計の指針がC側に振れているか確認しましょう。
リザーバータンクの位置とキャップの表記を確認
ラジエーター液の点検は、リザーバータンクで行うため位置を確認する必要があります。ラジエーターキャップの基部に繋がっているオーバーフローパイプを辿ると、タンクが見えてきますので位置を確認しましょう。
また、リザーバータンクのキャップには、「冷却水」や「COOLANT」と記載されていますので、合わせて確認しましょう。
液量と色の濁度を確認
液量は、FULLとLOWの間に液があれば問題ありません。
色は、透き通った赤か緑以外の色の場合には、交換が必要の可能性があります。
ラジエーター液の補充方法について説明します
ラジエーター液が足りていないと、車が故障してしまう原因となってしまいます。
そこで、ラジエーター液の補充方法についてご紹介します。
補充するラジエーター液について
上記でご紹介したように、液量がLOWよりも下回っている場合には、ラジエーター液を補充しなければいけません。
補充する液は、補充専用のラジエーター液か、濃度を適度まで薄めたラジエーター液を使用します。
また、この際に水道水を使用し補充してしまうと、錆びてしまったり、凍結してしまう恐れがあるため、水道水は使わないようにしましょう。
ラジエーター液の補充方法について
補充する際には、リザーバータンクのキャップを開けて、FULLとLOWの間になるまでラジエーター液を補充します。
また、補充する際には、ラジエーター液がエンジンにかからないように慎重に補充するようにしましょう。
一方で、ラジエーター液の減りが異常に早い場合には、どこかが破損して漏れている可能性が考えられます。
減りが異常に早い場合には、ディーラーや修理工場に持ち込み点検してもらうようにしましょう。
補充する前にチェック!ラジエーター液が古いかどうかを見分ける方法とは
ラジエーター液は以下の場合に対象する場合交換をしなければいけません。
- ラジエーター液の液量が足りていない場合
- ラジエーター液が古い場合
液量が足りているのかは、リザーバータンクにかかれている線を見ることで確認できますよね。
一方で、ラジエーター液が古いのかを確認するためには、専用の道具が必要となりますが、実は専用の道具を使わずに簡単に調べる方法があります。
そこで、その方法についてご紹介します。
ラジエーター液が古いのかを見分ける方法
まずは、以下のものを用意します。
- 空のペットボトル2本
- 新品のラジエーター液
上記のものが用意できたら、以下の手順を参考に進めてみましょう。
- 空のペットボトル1本に新品のラジエーター液を少量入れます。
- もう1本の空のペットボトルにリザーバータンク内のラジエーター液を同量入れます。
- 両方のペットボトルにそれぞれラジエーター液を入れたら、ペットボトルの蓋をしっかりと閉め振ります。
- ペットボトルを振ると、ペットボトル内で泡が発生しますので、以下を参考にラジエーター液の劣化具合を確認しましょう。
- 泡がすぐに消える場合「交換の必要なし」
- 泡が中々消えない場合「交換の必要あり」
新品のラジエーター液を入れたペットボトル内の泡はすぐに消えますので、それと比較すると分かりやすいです。
ラジエーター液の補充や交換の時期の目安とは
ラジエーター液の交換は定期的にするのが良いですが、定期的ってどれくらいか悩みますよね。
一般的には、2年に1回は交換すると言われていますが、可能であれば、半年に1回の交換がオススメです。
また、上記の交換時期は、車を使用する頻度や環境などによっても多少前後しますので、あくまでも目安として参考にしましょう。
ラジエーター液の補充や交換を怠ってしまうと、エンジンがオーバーヒートしてしまい、車が故障する原因にもなりますので、必ず定期的に交換するようにしましょう。
一方で、ラジエーター液を「補充」するか「交換」するかによっても、液を使い分けることをオススメします。
液量が足りず補充したい場合には補充用を使い、液を全量交換する場合には、原液がオススメです。
また、原液を使用する際には、水で薄めて使う必要がありますので、原液のまま使わないように注意しましょう。
ラジエーター液を水道水で代用することはNGです
ラジエーター液を水道水で代用できると耳にしたことはありませんか?
ラジエーター液を水道水で代用してしまうと
錆びやエンジンが故障する原因となり、莫大な修理代を負担することになってしまいます。
また、北海道など地域によっては水道水が凍ってしまい膨張した結果、エンジン内部が故障してしまう可能性もあります。
一方で、水道水には、カリウムやナトリウム、塩素なども含まれているため、こうした成分が錆びを発生させてしまいます。
そのため、ラジエーター液を水道水で代用することは、避けるようにしましょう。
しかし、緊急性がある場合、一時的に水を入れなければいけないこともあるかもしれません。
その際には、後日必ず水抜きを行い、適量のラジエーター液を入れるようにしましょう。