夏の食材を使って和食のおもてなし料理を作るときにはどのような献立だと喜ばれるのでしょうか。
子供が好きなものなら、わかりやすいけれど義両親が遊びに来るときにおもてなし料理を作るとなると、どんなものにしていいのか考えてしまいますよね。
みんなが食べられるものにするのは大変ですが、義両親が食べやすく、子供も喜ぶような和食レシピを紹介します。
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義理の両親におもてなし料理を作るときのポイント
私は、夫と年が離れているため、義理の両親は二人とも高齢で、年齢で考えれば、私の祖父母と同じ年代に当たります。
そのため、義理の両親に料理を作る時には、自分の両親に作る感覚では失敗することも多く、高齢者向けの料理の献立を考える必要があります。
例えば、私達が普段何の問題もなく美味しく食べている生野菜のサラダが、義両親にとっては固くて食べられなかったり、食べ慣れているナムルが、義両親にとっては初めての味だったりと、私達の感覚では考えられないようなことが起きるので、予め高齢の義両親にとって食べやすい食材をリストアップしておきましょう。
高齢者が食べやすいものといえば、「普段から食べ慣れているもの」です。
高齢者にも喜ばれる夏のおもてなし料理
- 冷奴
- 酢の物
- 揚げ浸し
- 魚の煮付け
- 刺し身
- 卵焼き
- 白和え
以上のようなメニューが良いのではないかと思います。
固く茹でた野菜や、生の野菜、繊維が口に残るものは、高齢者は苦手とするので、気をつけましょう。
ご両親の好き嫌い、得意不得意に合わせた献立作りも必要になってきますね。
夏に和食のおもてなし料理をするならこのご飯
それでは、実際におもてなし料理を作る時の献立を紹介していきます。
まず紹介するのが、主食のご飯!和食の主食といえば炊きたての「白米」ですが、おもてなし料理に白米では質素になってしまいますよね…。
夏の和食のおもてなし料理としておすすめなのは、「混ぜご飯」です。
季節は夏なので、夏が旬の「枝豆」や「とうもろこし」を使った炊き込みご飯が季節にぴったりでおすすめです。
- 枝豆ご飯
炊飯器に分量分の米と水、塩ゆでしてサヤから取り出した枝豆、調理酒少々と塩少々を混ぜて炊飯のスイッチを押すだけで完成です。 - とうもろこしご飯
枝豆ご飯同様、炊飯器に分量分の米と水、生のまま削ぎ落としたとうもろこしの粒、とうもろこしの芯、調理酒少々、塩少々を入れて炊飯スイッチを入れたら完成です。
おもてなし料理にもなる夏にさっぱり食べられる和食な野菜
それぞれレシピを紹介しますね。
おもてなし料理としてもオススメの夏野菜の揚げ浸し
【用意するもの】
- フライパン
- キッチンペーパー
- タッパー
- サラダ油
- 夏野菜(ナス、ピーマン、おくら、ズッキーニ、かぼちゃ等)
- めんつゆ
- 大根おろし
- 大葉
【手順】
- お好みの夏野菜を、食べやすい大きさにカットし、キッチンペーパーでしっかり水気を拭き取ります。
- お好みの夏野菜を、フライパン多めに引いた油で揚げ焼きにするか、たっぷりの油で素揚げにします。しっかり油で火を通したほうが野菜が柔らかくなるので高齢者も食べやすいですよ。
- 野菜についた余分な油をキッチンペーパーで拭き取ります。
- 野菜の入ったフライパンにめんつゆを入れ(ストレートでない場合は、適量の水で割ります。)沸騰させたらすぐに火を止め、タッパーに移し替えて粗熱をとります。
- 冷蔵庫でしっかり冷やし、食べる直前に大根おろしや大葉を盛り付けたら完成です。
冷しゃぶのピーラー梅サラダ
【用意するもの】
- 鍋
- ボウル
- キッチンペーパー
- ピーラー
- きゅうり
- 大根
- 人参
- かいわれ大根
- 大葉
- みょうが
- 梅干し
- 梅ドレッシング
- しゃぶしゃぶ用の豚肉
- 小麦粉
【手順】
- 鍋にお湯を沸かして、小麦粉をまぶしたお肉をしゃぶしゃぶします。
- 1をザルにあげて、そのまま熱を冷ましましょう。
- きゅうり、大根、人参はピーラーで細長くスライスします。
- みょうがと大葉は千切り、かいわれ大根はスポンジから外しておきましょう。
- 2~4の食材を全てボウルに入れてさっくりと混ぜ合わせたら、細かく刻んだ梅の実も入れて混ぜます。
- 食べる直前に梅ドレッシングをかけてざっくり混ぜ合わせたら完成です。
おもてなし料理の和食のメインはお刺身もあり!余裕があるなら揚げ物も◯
和食のメインといえば、やはり魚料理ですね。
魚の調理方法は様々ですが、焼き魚や煮魚は夏の暑い時期には火を使うので大変ですし、義理の両親に提供出来るほどの美味しい仕上がりになるかどうかも自信がありませんよね。
もしも私と同じように、魚料理には抵抗があるという方がいたとしたら、おすすめなのが「刺身」です!
刺身は見た目も豪華ですし、何種類か盛り合わせるだけで一気にご馳走になりますので、おもてなし料理には最適です。
私は盛り付けが下手くそなので、いつも近隣の魚屋さんに電話をして、「お刺身○人前お願いします」と頼むようにしています。買ってきたものをそのままテーブルに用意するだけなので、とっても簡単ですよ。
先程、夏場に火は使いたくないと話したばかりではありますが、和食の定番と言えばサクサクの天ぷらですので、海鮮天ぷらや、かき揚げなどを用意すれば、一気に高級感が増しますね。
おもてなし料理の和食の締めは夏らしさが涼しいデザートがおすすめ
おもてなし料理の締めには、夏らしいひんやりゼリーを用意しましょう。
使うのは、100パーセントのジュースとフルーツ缶、粉寒天と砂糖の4つだけです。
簡単に出来るので、たっぷり作って、涼し気なガラスの器に盛り付けましょう。
果汁寒天ゼリー
【用意するもの】
- りんごジュース(100パーセントのもの)
- 砂糖
- 粉寒天
- フルーツ缶(モモ、さくらんぼ、みかん等)
【手順】
- 鍋に粉寒天大さじ1と砂糖大さじ2、りんごジュース1リットルを入れて火にかけ、しっかり粉寒天を溶かします。
- フルーツを一口サイズにカットして、ゼリーを固める器またはタッパーなどに粗熱を取った1を注いで冷蔵庫で冷やします。
- ゼリーが固まって、キンキンに冷えたら完成です。