布団をベランダに干す時は、下にカバーを敷いてから布団を干しましょう。
下にカバーを敷くだけで、布団の痛みや汚れ防止に繋がります。
つい面倒でそのまま布団を干してしまいますが、これからは下にカバーを敷くことをお忘れなく!
布団干しカバーには布団を干すための工夫がたくさんありますので、あなたが使いやすいタイプを選ぶのもおすすめです。
布団を干す時間帯や頻度も併せてご覧ください。
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布団を外に干す時は、カバーをつけて干すのが正解
布団を外に干すときには、必ずカバーで布団を覆ったり、布団を掛ける位置に布団干しシートを敷いたりしてから干すようにすることが大切です。
理由は、ベランダや物干し竿などについた塵や埃、花粉、砂埃などが布団に付着してしまうのを防ぐため。
汚れが付着した布団をそのまま家内に取り込んでしまうと、アレルギーなどの原因にもなりかねませんし、なによりも安眠を得ることができませんね。
せっかく天日干しでフカフカの布団にしたのに、眠る時間になって咳き込んでしまったり、家の中が埃っぽくなってしまっては、何の意味もありません。
布団干しカバーは、外気の汚れから布団を守ってくれるだけでなく、羽毛布団や真綿布団などのデリケートな素材の布団の傷みを防いでくれる効果もあります。
いろいろなタイプの布団干しカバーがありますので、使っている布団や布団を干す場所に合ったものを選んで、使いこなしましょう。
布団を干す専用カバーにはたくさんの工夫が
布団を干すカバー・シートには、さまざまな工夫がされています。
布団全体を覆うのが特徴の布団干しカバーは、カバーの中に布団を入れれば、そのままベランダや外に出して布団を干すことが出来ます。
特殊なカバーの造りで、カバー内の湿気は外に逃し、花粉やホコリなどのゴミは中に入り込まないようにされる工夫がされています。
黒い色のカバーは、日光の光も集めやすく、短時間で布団を温めるので、ダニ除去にも効果が期待できます。
外気の汚れから布団を守る目的で使用するのであれば、布団干しシートよりもカバーの方が断然おすすめです。
一方布団干しシートは、干した布団の上部を外気の汚れから守ることは難しいものの、ベランダのバーや外壁についた汚れが布団に付着するのを防ぐことができる便利なシートです。布団干しシートが風で飛ばされないように、ボタンでベランダのバーに固定できるような機能や、長さを調整できるものもあります。
布団全体を外気の汚れから守るのには向きませんが、干す前にベランダの拭き掃除をする手間が省ける点では、便利なアイテムです。
布団を干すカバーの選び方
布団を干すカバーには、いろいろなタイプのものがあります。
布団干しカバーを選ぶ時のポイントを紹介しますので、参考にしていただけると嬉しいです。
たいていの布団干しカバーは、不織布でできています。
ビニール製のものは見かけることがあまりないと思いますが、中に湿気が溜まってしまい、布団が汗をかいてしまいますので、おすすめできません。
布団を干すカバーは、明るい色よりも暗い色の方がおすすめです。
特に黒は、光を吸収しやすいので、布団を早く乾燥させることができます。
花粉やホコリをシャットアウトしてくれるタイプの布団カバーは、おすすめです。
特に、小さなお子さんがいる家庭では、この機能がついた布団カバーを購入することをおすすめします。
また、洗濯機で丸洗いできるタイプの布団干しカバーは、布団を取り込んだあとですぐにカバーの洗濯ができるので、家の中に汚れを持ち込む心配もなく、安心して使うことができます。
布団の大きさによっては布団干しカバーが使えない場合もありますが、サイズも豊富なので、ネットなどで一度検索してみると良いでしょう。
布団干しカバーだけでなく、枕干しカバーなどの便利なものも見つかるはずです。
布団干しカバーだけじゃない、布団を干す時に使える便利アイテム
布団干しカバーではなく、布団干しシートの使用を検討している方は、「ブルーシート」で代用することも可能です。
しかし、ブルーシートには、シートのズレ防止や、滑りどめのボタンなどがないので、ブルーシートを使う際には、布団ばさみなどを使用し、布団が落ちてしまわないように固定することが大切です。
ブルーシートであれば、安く手に入れることが出来ますし、古くなった時の買い替えもラクですので、気軽に始めることができますね。
使用の際には、表裏がわかりやすいように、マジックで書き込むか、わかりやすい印を付けておくと、間違って汚れた面に布団を干してしまうことを防ぐことができます。
安く手に入るブルーシートですが、欠点として、
- 重くて扱いづらい
- 子供用布団など、汗を沢山吸収した布団は内側が蒸れる
ということがあげられます。
ベランダのバーや物干し竿をいちいち拭くのが面倒だという方は、布団干しシートやブルーシートを使用して、快適に布団を干しましょう。
布団を干す時間帯と頻度
布団は、干すのに適した時間帯と頻度が物によって異なります。
寝汗を吸収しやすい敷布団は、週に2~3回、最低でも週に1回は干すようにしましょう。特に、綿素材の敷布団は、吸水性はあるものの速乾性がないため、湿気を溜め込みやすいです。ポリエステルや羊毛の布団よりも頻繁に干すようにしましょう。
敷布団に比べて、湿気が溜まりにくい掛け布団ですが、週に1回は干したほうが良いです。素材に応じて、布団を傷めないようにカバーを付けたまま干すようにします。
日光に弱い素材の物は、陰干しをするように注意してくださいね。
布団を干すのに適している時間帯は、11時~16時の湿度が低い時間帯です。
17時を過ぎると、布団が湿気を吸収しはじめてしまうので、それよりも前に取り込むようにしましょう。
布団を干すのはもちろん晴れた日。
お陽さまの光で布団をフカフカに干して、気持ちの良い睡眠をとってくださいね。