オリーブは乾燥には強いですが、水は欲しがります。水が少ないと葉っぱが黄色くなったり落ちてしまいます。
枯れたオリーブは復活することが出来るのでしょうか。
復活までには時間がかかるといいます。詳しくみてみましょう。
オリーブが枯れる原因や、対処法についてご紹介します。
葉っぱの活用法や、植え替えについても確認してみてください。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
-
窓掃除に便利な道具!高所でも安全に掃除ができるお役立ちグッズ
大掃除など定期的に窓掃除を行っている方が多いと思いますが、戸建てに住んでいらっしゃる方は、2階の窓掃...
-
スノードームに入れる液体にグリセリンを使う方法!基本の作り方
ガラスの中のゆったりとした水の流れに心が癒やされるスノードームですが、実は自分で作ることができます。...
-
スイカの受粉に失敗する原因と人工授粉の方法・つるボケについて
スイカを育てている人の中には、なかなかスイカの実が実らずに頭を悩ませている人もいますよね。スイカの実...
-
口角を上げる意識を!でも、意識だけじゃ上がらない口角について
口角を上げる意識はしていても、それをキープするのって難しいんですよね。 また、単純に口角を上げ...
-
黒ずみ【ひじ・ひざ】手軽に解消できる!簡単ケアと予防法を紹介
ひじやひざには古い角質が溜まりやすく、気がつくと年齢とともに黒ずみになってしまうことがあります。そん...
スポンサーリンク
我が家の枯れたオリーブが復活。時間がかかることも
オリーブの葉が枯れてしまった場合に考えられること
- 水分不足
- 環境の変化
- 寒さなど
いくつかの原因が考えられます。
水分不足については、オリーブは乾燥に強い植物なので水が切れても大丈夫と思っている方がいらっしゃいますが、乾燥に強いだけで水を欲しがる植物なので、水切れを起こすとまず葉っぱが枯れてどんどん落ちていってしまいます。
このような状態になると、木自体が水分不足になっているので葉がついていることにより、水分が蒸散してしまいます。
そこで細い枝は取り除き、木の蒸散を防ぐことをメインに考えましょう。
すぐには元のように葉を付けて復活はしてくれませんが、日常のおこたることなく手入れをしていれば新しい木の芽を付けてくれます。
ちなみに環境の変化によって葉を落としている場合は、普段どおりに手入れをしていても問題はありません。
オリーブの葉が枯れた原因と復活するまで
オリーブの葉が枯れた原因について上記しましたが、その他にも考えられることがいくつかあります。
土が酸性になってしまったり、マグネシウム不足、気を巻いている針金が原因で成長ができなくなっていることも原因であったりするのです。
またオリーブアナアキゾウムシは、オリーブの天敵!すぐに見つけて対処をすると問題ないのですが、幹にまで侵入し木を侵食している場合は、オリーブが枯れてしまうこともあります。
オリーブアナアキゾウムシがいるかどうかは、普段からオリーブの様子を観察しているとすぐに気がつくことが出来ますので、異変に気がついたら害虫退治を行いましょう。
その他には雨によって土がぬかるみ、オリーブの根に支障をきたしている場合も枯れる原因となりますので注意をしてくださいね。
葉が枯れた枝を落とした場合ですが、オリーブは成長が早いと言っても元に戻るまでは約2年程度は見ておくと良いですよ。
オリーブが枯れた。カサカサでも復活するかどうか
オリーブが害虫によって枯れた場合、復活するかどうか気になるところですよね。
害虫の侵食具合によっても復活するかどうかが違ってきます。
基本的な対処方法として害虫の退治、そして侵食された部分や枯れた部分の枝を取り除き様子を見るのですが、枝を切ったときにカサカサで枯れてしまっている部分がどこまで来ているかがポイントとなります。
枝の先がカサカサでも切り落としていくうちに、水分がある生き生きした部分にたどり着いたのなら、まだ木が生きていると思って良いでしょう。
しかし枝を切り落としていっても、どこまでもカサカサで幹まで枯れていったら復活は難しいと考えられます。
害虫対策は早期発見が大切!普段から様子を見て木の根元に木くずが落ちていたり、オリーブの木の表面がカサカサになっていたら、オリーブアナアキゾウムシがいる可能性が高いのでしっかりと確認をしてください。
オリーブの植え替え時期と方法を紹介
土が酸性になるとオリーブの葉が枯れてしまうとお話しましたが、土が酸性になるときはオリーブに栄養が足りていない時、こんなときには植え替えと肥料が必要となります。
目安はこのような状態の他にも、1~2年経ったら植え替えと考えても良いと思います。
そこで植え替えの時期ですが、オリーブの花が咲く時期を避けて春や秋に行うのがおすすめです。
春先は暖かくなったら行い、秋に植え替えをするなら寒くなる前に植え替えを行いましょう。
植え替えをするときの注意点は鉢植えから取り出したらまず、根が絡み合ってる場合はほぐしてあげて、余分な根、黒くなって腐っている部分や伸びすぎた部分はカットします。
そしてポイントとして土を全て落としてしまわないこと。環境の変化に対しても葉を落とすことがあるオリーブですから、軽くほろっても落ちない土はそのままにして植え替えを行います。
オリーブの育て方や活用法について
オリーブは日当たりが良く、風通しの良い場所を好みます。しかし夏場の直射日光は日差しが強すぎるので、レースのカーテン越しの光にするなどの工夫をしてください。
基本的には外で栽培をするのですが、寒冷地でオリーブを鉢植えで育てる場合については、寒さでオリーブが枯れてしまいますので冬場は家の中に入れて、栽培を行います。
この場合も暖房が効いて暑すぎる場所は向いていません。玄関など適度に涼しい場所に置いて育てましょう。
ちなみにオリーブというとオリーブオイルのイメージがありますが、オイルだけではなく葉をお風呂の浴槽に入れて活用するなどの方法もあります。
このように使用する場合は、オリーブアナアキゾウムシ対策として農薬を使っていなかったかどうかに注意をして、必ず確認してから使用するようにしてください。
オリーブは生命力の強い植物!しっかりと対処をして元気を取り戻して上げましょう
オリーブが枯れる原因についてお話してきましたが、枯れてしまう原因は一つではなく、様々な原因によって起こってしまうことがわかったのではないでしょうか。
オリーブは丈夫で乾燥にも強い植物です。しかし乾燥に強いが水を欲する植物なので水切れを起こすと枯れてしまいます。決して乾燥を好む植物ではないということを育てる上で覚えて置かなければいけません。
またオリーブが枯れる要因としては、土が酸性になってしまったり、屋外で育てている場合は根のグラつきが要因の場合もあります。
その他にもオリーブにつく害虫のオリーブアナアキゾウムシが、オリーブを食害してしまうと葉が枯れて、幹まで侵食してしまい木自体が枯れてしまうことも!
しかし枯れる程度によっては、その部分を切り落とすことによって時間はかかりますが復活することも少なくありません。
まずは枯れた原因を知ること、そしてそれにあった対処方法を試してオリーブが元気を取り戻すのを待ちましょう。オリーブは生命力が強い植物ですから、諦めずに育ててあげてくださいね。