シフォンケーキを作ったものの、膨らみすぎたり型から出す時にうまくだせなかったりすることもありますよね。
しかし、そんな失敗をしても大丈夫です。リメイクすればおいしく食べることができるのです。もしかすると、本来の食べ方よりもおいしく感じるかもしれません。
そんな失敗したシフォンケーキのおすすめリメイクレシピをご紹介します。
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失敗したシフォンケーキは【ラスク】にリメイクして食べよう
シフォンケーキの失敗の多くは、膨らみではありませんか?その名の通り薄い織物のようにきめ細かい柔らかさが特徴のケーキです。
しかしその特徴を十分に出すのが難しいですよね。そこできめ細かいふわふわのケーキが出来なかったら、ふわふわを諦めてラスクにリメイクしてしまいましょう。
カラカラにオーブンで水分を飛ばしたラスクになってしまえば、失敗もわかりません。
シフォンケーキには十分な甘みもあるので、普段パンで作るラスクとは一味違ったものが出来上がりますよ。
ちなみに作りたてのシフォンケーキなら、十分に水分があるのでグラニュー糖に押し付けるだけでバターを使わず、グラニュー糖をまぶすことが出来ます。
美味しいだけでなく、カロリーを控えめなラスク!失敗しなくても作りたくなってしまう一品です。
シフォンケーキ作りに失敗した場合のリメイク方法は【デコレーション】
シフォンケーキは型から取り出すときにも注意が必要です。タイミングを間違ってしまうと、取り外した瞬間にしぼんでしまうこともあるからです。
高さがなくなると味は変わらず美味しいのに、食感や見た目が変わってしまって残念です。
しかし少ししぼんでしまった程度でラスクにするのは、もったいなくありませんか?
こんなときはデコレーションでごまかしリメイクです!
高さがないシフォンケーキも生クリームで、外見を覆えばわからなくなりますし、クリームの水分でしっとり感も出て美味しくいただけます。
また空気抜きが甘く、中が空洞になってしまったシフォンケーキなら、カットをした後クリームのせてデコレーションをしても、上手くごまかすことが出来ますよ。
クリームだけでなくいちごなどの果物やミントの葉をのせると、彩りも良くなりぐっと見た目が良くなり、失敗とは思えない仕上がりになること間違いありません!
失敗したシフォンケーキは【ケーキクラム】にリメイクしませんか
ケーキクラムって知っていますか?クラムはクズと言う意味で、ケーキの切れ端などを乾燥させたもの。ケーキのパン粉のようなものを想像してもらえるとわかりやすいのではないでしょうか。
失敗したシフォンケーキも乾燥させてクラムにしてしまえば、膨らみの少なさや中の空洞などの失敗は関係なくなり、また違った感じのケーキを食べることが出来ます。
そこでまずケーキクラムの作り方です。オーブンを使って低温でじっくりと火を入れると、簡単にクラムを作れます。この時シフォンケーキは軽く手で崩しておいてください。
オーブンから取り出した後は、熱がしっかりと取れたことを確認してフードプロセッサーなどを使用し、さらに細かくパン粉のように砕いて出来上がりです。
ケーキクラムはそのままお菓子やヨーグルトなどににふりかけて使っても良し、またタルトの生地にもバターと混ぜ合わせて使用する事ができるので、失敗したときは、ぜひ一度ケーキクラムにリメイクしてみてください。
シフォンケーキが失敗しても【トライフル】で美味しく食べよう
シフォンケーキが失敗してしまったときの応用方法について、いろいろとご紹介してきましたがトライフルも失敗したシフォンケーキを使って作れるケーキの一つです。
トライフルはケーキとクリーム、果物を重ねて作るお菓子ですが、膨らみが悪く食感が良くないケーキもクリームや果物の水分を含んで、美味しく食べることが出来ます。
クリームはカスタードクリームを使用するのが一般的なトライフルですが、生クリームでも問題はありません。
簡単に作る場合には、生クリームの方が手間が省けるのでおすすめです。
作り方は手頃なコップなどに、クリームを入れ、次に1センチ程度の厚さにカットしたシフォンケーキ、果物と重ねていきます。カップに余裕があれば、さらにもう一層重ねてもOK!
とっても簡単なケーキなので、お子さんと一緒に作って楽しめますよ。
次のシフォンケーキ作りで失敗しないためのコツとは
お菓子作りをする方がシフォンケーキが作りやすいのは、材料に特別なものが含まれていない点です。小麦粉、卵、砂糖、サラダ油、牛乳があれば作れるので、思い立ったときに作ることが出来ます。
しかし、ちょっとしたことで失敗をしてしまうので、しっかりとコツを覚えておく必要があります。
まず道具に水分や油分がないこと!洗いたてのボウルやホイッパーには、水分がついていることがありますが、これをしっかりと拭き取らないと卵白や卵黄が泡立ちません。シフォンケーキの膨らみは、卵の泡によって出来るものなので泡立ちが少ないと、高さがない目の詰まってしまうシフォンケーキが出来てしまいます。
また卵白を泡立てるときには油は禁物!こちらも少し加わるだけでも、泡立たせることができなくなってしまうので注意をしましょう。
卵白の泡立ちがシフォンケーキの出来を左右するので、泡立ち加減を見極めることも重要です。卵白に艶があり、持ち上げたときに角がしっかりと立つこと、ボウルを逆さまにしても、泡が落ちてこないくらいのホイップを目指してください。
そして卵白とその他の材料を混ぜ合わせるときですが、このときも混ぜ合わせすぎると、せっかく作った泡が消えてしまいます。最初は卵黄生地にメレンゲを1/3程度入れて、泡立て器で生地になじませて、残りを加えるときにはゴムベラを利用してさっくりと混ぜ合わせてください。ゴムベラを使うときには泡を潰さないことがポイントです。
最大のシフォンケーキの成功のポイントは、失敗にめげずに作り続けることです
お店のようなシフォンケーキを作るために重要なのは、失敗を繰り返しながら何度も作ることです。
お菓子作りは分量の正確さや、作り方の手順、ちょっとしたコツなどが重要となり、完璧に成功させるのはなかなか難しいものです。
そして失敗してしまったときは、材料がムダになってしまって、もったいなく感じ落ち込んでしまいます。
しかし、失敗してしまったシフォンケーキもムダにせずリメイクで、美味しくいただけることがわかったので、安心して挑戦できるのではないでしょうか。いろいろなリメイク方法があるので、練習して失敗をしても飽きずに食べきることも出来て、さらに家族に失敗したことがバレないのも嬉しい点ですよね。
最初は上手く出来なくても、コツを掴めば必ず美味しいシフォンケーキを作ることが出来るようになります。またご自宅のオーブンのクセを知ることでケーキ作りが、ぐんと上達することも!
失敗にめげずにケーキ作りを楽しんでくださいね。